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spirit of  fire

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  本当に力を出し切ったのですか?

 

 後悔はしていませんか?

  

  ここから本当のことが分かってくるのに?

  


  やれていないこと
   やってもいないことはたくさんあるのに?

 

   駄目だと思ってから
  そこから踏ん張れてこそ
 人としての価値が深まるのに?

 
 運命は変えられる?

 
 運命に流される?

 
 運命を捻じ曲げて爆発させたらどうですか?

 
 この世界は欠けていることだらけで、退屈だとは思いませんか?
 

 こんな退屈な世の中に
  何かを
   あなたが
    あなたなりの鮮やかな色を
     描いてみてはくれないのですか?

 
  
  あなたが
   あなたの世界を彩ってみてはどうですか?

 

     心を振るわせろ!

 

   
       
       spirit
 of  fire  

  


   あきらめてはいけません


   あなたのできることを
     あなたなりにすればいいだけです



 

2020年12月19日 06:56

2020年全米女子オープンの総評!?

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 2020年全米女子オープンは渋野日向子選手が大健闘の4位ということで終わりました。キム アリム選手が優勝したわけですが、相変わらず韓国選手の層の厚さを実感することとなったメジャー大会でした。


 この全米女子オープンが開催された、チャンピョンズGCは6731ヤードのパー71という本当に長いコースで開催されたのですが、男性の人からすると、7600ヤードのパー71でプレーしていると考えたら難しさの実感が湧くのではないでしょうか?女子プロゴルファーのドライバー飛距離が240ヤードに対して、男子プロゴルファーのドライバー飛距離は300ヤードなので、6731ヤードというのは、女子プロゴルファーには長すぎるわけです。

 また、今回グリーンの硬さが男子プロゴルファーの試合並みのセッティングだったので、ボールが止まらずにグリーからこぼれ落ちるシーンを何度も観ることになりました。

 ここまでグリーンが硬いと、ドローボールではなくフェードボールでないと、ボールを止めることはできません。

 女子プロゴルファーで、フェードボールで高い球筋を打つためには、やはり体格が必要なので、日本人女子プロゴルファーにとっては、質の高いフェードを打てるようにかるということが課題になってくると、私は思っています。質の高いフェードボールというのは、腹筋と背筋の強さがもの凄く必要とされるので、世界の一流選手の体格がないとなかなか打てる球筋ではありません。

 私が女子プロゴルファーをレッスンする際に、フェードをレッスンしていく際には、必ずトレーニングをしながらレッスンしていくことを大切にしているのですが、そのトレーニング内容はとても厳しいものとなります。腹筋が割れてしまうほどの量をこなしながら、フェードをレッスンしないと、試合では使い物にならないからです。

 今回の試合で、グリーンの左に池があったときに、皆右に大きく外していたのは、ドローを打つと池に入るからです。ものすごいロングパットを打たされていた選手達は、フェードをマスターしていないタイプの選手達だったということになります。

 また、渋野日向子選手が優勝できなかった理由として、防寒対策と、スイング改造が上手くいっていないことが挙げられるというのが私の意見です。

 まず、、あの最終日の服装で気温3度のなかでプレーするなんて、ありえません。本人も寒くて飛ばなかったと言っていましたが、渋野日向子選手は、ビームスゴルフさんにコーディネイトを依頼しているので、ビームスゴルフさんはしっかりと今回のことを反省して、暖かくて動きやすい服を開発していただきたいと思います。

 私もビームスゴルフさんのデザインはとても好きなのですが、着心地がゴワゴワしているので、着たいのに着れないというのが個人的な感想です。プロゴルファーとしては、スイングしやすい服装というのが大前提となるのて、ビームスゴルフさんが世界一流の選手達に着てもらうためには、もっと努力が必要です。渋野選手が薄着をしていた理由はそこなのかな?と私は分析しています。

 あと、、、スイング改造が上手くいっていない理由として、渋野選手の今年のスイングはテークバックからトップオブスイングにかけて、フラットにしすぎて、トップが低すぎると私は思います。

 まるで、10年前流行った男性プロゴルファーのスイングのように見えるので、きっとスイングコーチが少し男性目線でスイングを調整しているのではないかと疑ってしまいます。

 去年の渋野日向子選手のスイングのほうが遥かに素晴らしく、いち早くその時のスイングに戻さなければ彼女は輝きを失ってしまうことになるかもしれません。

 女子プロゴルファーにあのようなテークバックをレッスンしてしまうと、フェードを打ちたいときに、右にすっぽ抜けてしまうことになるということに、青木コーチは早く気が付かなくてはいけません。あのスイングは、男性の筋力がないと完成しません。

 もちろん、アプローチとパターはバッチリなので、スイングを下手にイジらないで、彼女の振りやすいスイングに戻してあげなくてはいけないのです。

 あれほどまでに、アプローチが上手なのに、スイングが良く行ってない、、、本当にもったいないことです。

 3日目、4日目の結果が私の実力と彼女が言っていましたが、青木コーチと渋野日向子選手が早くこのことに気が付かないと、取り返しがつかないことになるということを私はゴルフコーチとして提唱します。

 彼女には、ジョン ラーム選手のコンパクトスイングではなく、やっぱりダスティンジョンソン選手のような高いトップのほうが自然なのではないでしょうか?

 渋野日向子選手が躍動感のあるスイングに戻ることを切に願っています。

 青木コーチ!早く気がついてください!!渋野選手の運命は青木コーチにかかっているのですよ!
2020年12月16日 01:15

ゴルフのジレンマシリーズ:「クラブを握るグリップを強く握ってもいい」というプロゴルフコーチが増えてきている!?part3

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 何故、練習をしている時に、グリップの力を入れてもい問題ないのかというと、結局は、脚と股関節を上手に使って、体の回転をしっかりと覚えていかないと、あらゆるゴルフ場でのシーンに対応できないからです。

 脚と股関節を、ちゃんと使って、体の回転をしていれば
、力を入れてグリップしても、ギュッと脇を締めても、大きなミスは出ません。

 ミスをしたからと言って、グリップの力を抜いたところで、脚と股関節の動きが良くなるわけでなく、体の回転は弱いままです。

 「チカラが入ってる」

 だから、、、

 「グリップのチカラを抜かなければ、、、」

どうですか?みなさん。グリップの力を抜いたから、急に脚と股関節の動きが良くなることはあるのでしょうか?


 私のレッスンをしばらく受けたことがある人は、理解できるとか思いますが、脚と股関節の本当の動きを理解するためのレッスンは、とても大変です。

 私が正しい動きをやって見せて、その場で何度でも真似してもらっても、なかなか真似できない。

真似しようと思っても、真似できずに、クネクネした動きになってしまうので、私はなんどでもやってみせて、できるまで訓練していく、、、

体の回転というのは、背骨を回転しなくてはいけません。

背骨を回転するためには、背骨は骨盤に繋がっていますので、骨盤を上手に回さなくてはいけません。その骨盤を回すのは股関節と脚です。

簡単なことです。背骨と骨盤と股関節と脚の骨をイメージしてみてください。

グリップの力を抜いたからと言って、股関節と脚を使って、骨盤を回して、その骨盤についてる背骨が回ることはありません。

能動的に脚と股関節を使う練習をしなければ、結局は手打ちになるワケです。

手打ちなのに、グリップの力を抜く!?というのは可笑しな話だとは思いませんか?

体を回すのは、脚と股関節。体の回転がなくて打ってしまうのが手打ち。手打ちなのに、グリップの力を抜くというのは無理な話しです。


分かりましたか?


 何故、グリップの力を強く握ってもいいという一流コーチが増えてきているのかというと、正しく下半身と股関節と骨盤のスイング中の動きを覚えてしまえば、力を入れようか、抜こうがある程度のショットは打てなくてはいけないということなのです。

 グリップの力を抜いて、体の力を抜いたからといって、何が起こるのでしょうか?

 能動的に下半身の動きを意識的にしなければミスショットは解決しません。


 ミスをしたときに、「チカラが入った!」といってしまう人は、本当に必要な脚と股関節と骨盤の動きの練習を考えなくて、追究することをサボっています!と自分で言ってしまっている、、、のです。

 厳しいようですが、傾斜からのショット、スタートホールのドライバー、疲れてきたときのフェアウェイウッドをミスしてしまうのは、チカラが入ったのではなくて、普段の練習の仕方が間違えてしまっていることが理由だと、自分で認めるられること。そこから考え直さないと、コースで上達することはなかなかありません。



 分かりやすく言うと、アマチュアの皆さんはフェアウェイウッドや、ユーティリティを傾斜からショットするのが苦手な人が多い理由が、

 傾斜からショットする時に、脚と股関節を全く使えないということです。



 鏡に写った自分を見てみてください。


その自分を見ながら、スイングをしてみてください。


  その時に、骨盤と股関節と脚をしっかり観察してスイングしてみる。

どうでしょうか?


 立体的にプロゴルファーのような動きを真似することはできますか?


 完全に真似することはできないかもしれませんが、それを追究しないのに、「チカラが入った」といってしまっている人はスイングの研究が足りないということを、肝に命じてください。


 クリップの力を入れても、抜いても打てなくては、スイングの本質を知り得ることはないことでしょう。




 もちろん、最終的には、クリップの力を入れるかどうかは、好みの問題だと、私はレッスンの時に言うようにしています。正直、どっちでもいいのです。どちらでも打てるように、レッスンしていかなくては、いいレッスンではありません。



 ゴルフスイングというのは、ジレンマに苛まれやすい、繊細な事象の集合体なのです。


 
2020年12月06日 13:08

ゴルフのジレンマシリーズ:「クラブを握るグリップを強く握ってもいい」というプロゴルフコーチが増えてきている!?part2

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  ゴルフの練習をしていて調子が悪いと、「何が原因で調子が悪い」のか自分では分からなくなる。

 同じようにボールを打っているはずなのに、何故か急に変な感触になってしまう。

 何故!?


 そうして、原因が分からなくなると皆さんお決まりのフレーズを言ってしまうのです。

 チカラが入ったからだ!


 力を抜けばだんだん打てるようになるから、グリップの握りを弱くして、肩の力を抜く。


 私はコーチとして、調子が悪いときにこのように解決することが好きではありません。

 私のレッスンを受けたことがある人は、私に言われたことがある人もいると思いますが、「チカラが入ったと言うことで、解決すると本当に改善しなくてはいけないことがみえなくなるので、安直にチカラが入ったと言わないように!」と、本当に修整しなくてはいけないところをレッスンしていくことになるのです。

 
 正確に言うと、チカラが入っても、チカラが入らなくても、どちらでも問題なくある程度はボールを打てるようになるには!?どうすればいいのかを考えたらいいのです。

 皆さん、私がこの後に、どのように話を進めていくのか想像できますか?


 ラウンドで調子が良かったのに、急に打てなくなった状況で、その後の練習の反省で

 グリップをギュ!

 脇をギュ!

と締めて練習していくとしたら、どうすればいいのですか?

 もちろん、そんなにギュと握らなくても、緩く握っても
、本当ならどちらでもいいのですが、チカラを抜けばいいと直ぐに思ってしまう人は、スイングのことを深く考えられなくなってしまっているのかもしれません。


 →→つづく←←

 
2020年12月01日 16:17

ゴルフのジレンマシリーズ:「クラブを握るグリップを強く握ってもいい」というプロゴルフコーチが増えてきている!?

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 ゴルフの練習をしているときに、ゴルフのグリップをどうすればいいのかを悩み始めると、グリップだけ凄く気になっしまう経験をしたことがある人は多いと思います。

 ゴルフのグリップというのは、深く説明すると本当にデリケートで人それぞれの要素があるので、私はレッスンをするときには、その人の練習量と、モチベーションが高いかどうかで、グリップのレッスンの内容は変えるようにしています。

 なぜなら、安直にグリップを変えてしまうと、スイングの全てに影響してしまうので、初心者でなければ、スイングのレッスンを進めていくのに合わせて、少しずつ改善していくのが、私は理想だと思っています。

 何故、ゴルフのグリップがとてもデリケートなのか?


 それは、スイングアドレスの姿勢によってグリップの握り方も影響を受けるので、アドレスと一緒にグリップも治していかなくては意味はないからです。

 無理やりグリップを治してしまっても、元のスイングアドレスを変えないと、そのアドレスにあったグリップに必ず戻っていくのです。


 今回は、そのゴルフグリップを考えていく上で、グリップをするときに優しく柔らかく握るのか?
 
 強くしっかり握るのか?

 どちらが正解なのかを、説明していきたいと思います。


 昔は、優しく柔らかく握らなくてはいけない!!と、当たり前のように練習しきたのが、海外の一流ゴルフコーチが強く握っても問題ないと言う人が、実際に現れ始めていることに対して、皆さんはどのように頭を整理すればいいのか考えつきますか?

 ゴルフ上級者の方で、「グリップなんて絶対に強く握ってはだめだろう」と言い切ってしまっている人は、要注意です。

 時と、場合によって、グリップの握る強さというのは、人によって違う時代になっていることを知らないということは、井の中の蛙になってしまっているということを、今回のテーマで説明してきます。

→→つづく←←



 
2020年11月25日 05:47

マスターズ2020年最終日!?

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 2020年マスターズ、マスターズレコード更新の20アンダーでダスティン ジョンソン選手が優勝となりました。

 アジア勢としてイム ソンジェ選手が15アンダーで初の2位となり、もともと日本のツアーでもプレーしていたので、日本のプロゴルファー達にとってもマスターズの優勝というものが身近に感じられることとなったのでした。

 ダスティン ジョンソン選手の安定したフェードボール、ドライバーがミスショットしたあとの100ヤード以内からのリカバリー、そしてロングパットを寄せる技術。
 
 大きな体格の人というのは、パワーがあっても、4日間体格が大きいぶん、動きを安定させるのは難しいはずなのに、ダスティン ジョンソン選手は、徹底した食事管理とフィジカルトレーナーを付けてのトレーニングで、信じられない程の節制をしていると言われています。
 
 普通なら1年でも続けるだけで困難なことを、ダスティン ジョンソン選手は何年も続けているので、「求道者」と言われています。賞金よりも、記録を作っていきたいと言っていることじたい、何か超越したものを感じます。

 私も、若いゴルファーをレッスンしているコーチとして、自分と向き合い続けることをどのように楽しむのか?どれだけ時間がかかっても、正しいことを何年も、何十年もコツコツやるメンタリティの大切さを、手間を惜しまずにレクチャーできるように、ダスティン ジョンソン選手からたくさんのことを学びたいと思います。

 人から良く見られたい、お金が欲しい、楽をしたい、ということを超越して、本当にゴルフが好きで、ゴルフができることじたいが何よりも幸せなんだと思えるということは、それなりの哲学を構築しなくては無理です。

 世界で1位になるということは、1位になることをしたということです。

 ゴルフだけてなく、他のスポーツでも、様々な業種の仕事でも、勉学でも、1位になるということは、1位になるために必要なことを考え、努力したということです。皆さんも自分に当てはめて、ダスティンジョンソン選手のように自分を磨くということを見習ってください。
 
 ただ努力するだけでは駄目です。意味のある努力をするためには!?結果に必ず繋がる努力とは!?
 
 とりあえず何も考えずがむしゃらに努力するというのは誰にでもできますが、努力する方向を、努力する前に計画する努力を惜しんでは、努力する意味は無くなってしまいます。

 何も考えずに練習場でひたすらにボールを打つ、ただひたすらにコースをプレーする、むやみやたらにトレーニングをして筋肉をつけてみる。ノープランで頑張っても結果には繋がりません。

 努力する前に、、、計画する努力が本当に大変だということから逃げてはいけません。何も考えず、ただひたすらに努力してしまう人は、努力することを一旦止めて、正しく努力するための努力を惜しまないようにしてください。

 私はマスターズを見るたびに、マスターズにたどり着いた選手を見ると、この「正しい努力」の大切さをいつも知らしめさせられます。

 どんな道々でも、一流を学ぶということは、とても大切なことですね。
2020年11月16日 04:55

マスターズ2020年3日目!?

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 マスターズ3日目。

 ダスティン ジョンソン選手が本領発揮して、独壇場となりました。

 4日間のマスターズレコードがタイガーウッズ選手と、ジョーダンスピース選手の18アンダーだったのが、いとも簡単に更新されそうな流れになってしまいました。

 明日、ダスティン ジョンソン選手に勝てる可能性がある選手は、10アンダー以上の選手と予想されます。1日で6アンダーから8アンダーでプレーできた時に逆転の可能性があるかもしれません。

 ですが、これだけグリーンが柔らかくて、ボールが止まりやすい状況でベストレコードがでたとしても、賛否両論となることが予想されます。

 プロゴルファーの試合というのは、グリーンが硬くなっていないと、たくさんの選手が良いスコアが出てしまうので、今回強引に秋冬に大会を開催したということは本当に良かったのか?大会が終わっでから議論されることでしょう。個人的に、初夏のカチカチの高速グリーンでベストレコードを出して、初めて、マスターズの歴史に名前を刻めるのではないか?と思っています。

 また、今回、63歳のベルンハルト ランガー選手が頑張っています。7475ヤードを身長175センチ、72キロの63歳のジェントルマンが上位に食い込んでいることに驚きを隠せません。

 皆さんどうですが?膝が痛いと言いながら自分より年下の一流選手よりも頑張ってることに対して学ぶことがたくさんあるとは思いませんか?

 年のせいにしたり、体格のせいにしたり、コースが長いと言い訳して、スコアが良くなかったと言ってませんか?


 寡黙に結果を出し続けるベルンハルト ランガー選手は、プロゴルファーとしてだけでなく、人格者としての深みがいつも滲み出ています。

 ゴルフ界のクリントイーストウッドと言われているのも納得ですね。

 
 
2020年11月15日 20:28

マスターズ2020年2日目!?

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 1日目が日没でサスペンデッドになり、2日目は27ホールをプレーしなくてはならない選手もいたのですが、2日目もやはり日没でサスペンデッドになってしまいました。

 ダスティン ジョンソン選手がスコアを伸ばしてきたので、今回のマスターズの最有力優勝候補となり、いつもの顔ぶれが上位に来たというシチュエーションになってきました。

 パトロンの観戦もなく、美しい黄緑の芝もなく、硬くて速いグリーンもなく、やはりいつものマスターズではないので、観戦していてもマスターズというよりは、レギュラーツアーの普通のトーナメントのように見えてしまうのは、なんとも悲しいことです。

 普通なら超高速グリーンでボールの狙い場所を間違えるとボールが止まらなくてボギーになってしまうところが、ボールが止まってしまうので皆、良いスコアになってしまっているところが、マスターズらしからぬ所です。

 世界ランキング通りの、ショット力がある人達が、いつも通り結果を出して終わることでしょう。

 デシャンボー選手は結局スイングの調整が上手くいかなかったので、今回は18アンダーというオーガスタの最高スコアを誰が更新するのか?という見方で私は観戦していきたいと思います。

 マニアックな人は、今回はパトロン達が居ないのでコースの形状が分かりやすい為、1ホール、1ホール、コースの景色を覚えるチャンスです。
 毎年同じオーガスタで開催されるので、覚えてしまうと、とても気持ちを入れて観戦することができますよ。
2020年11月14日 14:05

マスターズ2020年初日!?

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 春の時期から秋の時期へと開催日を変更されて開催されたマスターズ。

 日が落ちるのが早いため、アウトスタート、インスタートとツーウェイで2日目まで行われて、アメリカンフットボールの放映時間を考慮して、決勝ラウンドは早い時間のスタートという、なんとも慌ただしい運営方法で開催されました。

 案の定、1日目は日が落ちてしまってすべての選手がプレーを終えることができませんでした。


 コースのコンディションを見ると、今まで見てきたマスターズよりも、フェアウェイが柔らかく、吹く風の向きがいつもと違うので、ベテラン選手も今回は、プレーしにくいという雰囲気でした。

 とりあえず現状として、ポール ケーシー選手が7アンダーで首位。
 ザンダー シャウフェレ選手、ジャスティン トーマス選手が5アンダー、そして4アンダー、3アンダーの選手が団子状態でたくさん。そのなかに、松山英樹選手が見事に入っているので、2日終わって8アンダーまで伸ばせたらひょっとしたら、ひょっとするかもしれません。

 少し雨が降って、グリーンが柔らかくなってしまったので普通ならこぼれ落ちるミスショットも止まってしまう状況が、2日目から固くなったグリーンによって順位の入れ替えが激しくなることが予想されます。

 個人的に物凄く楽しみにしていた、デシャンボー選手の48インチの長尺ドライバーが、結局、調整がうまくいかずに、今まで通りのドライバーになってしまったことが、とても残念でした。また、寒い時期に、筋肉の巨体は、体が温まらないために本領を発揮するのは難しいため、今年のデシャンボー選手からすると、いかに体を冷やさないか!?ということが上位にいくカギとなりそうです。

 2日目、5アンダー以上まで伸ばせる選手はどの選手達なのか!?楽しみです。

 
2020年11月13日 16:48

練習で調子が良い時程ご用心!?

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 練習場で練習していて、物凄く調子が良い時がありますよね。

 その調子が良い感覚に酔いしれて、気持ちよく打っていると、あっ!分かった!ここが大切なんだ!と自己分析を無意識にして、スイングの本質を見抜いたような気持ちになると、、、
 
 次の日に、調子が良かったのが、フゥっと消えてしまって、アレ?同じことをしているつもりなのに、気持ちよく打てない!とガックリきてしまう。

 ゴルフのスイングというのは、複雑な動きの集合体なので、どれだけ調子が良くても、どこのどの動きが良くて調子が良くなっているのかを分析するのは、プロゴルファーでも難しいのです。

 調子が良い時というのは、無意識にできていなかったことが出来てしまっているので、調子がいいことを維持するのは本当に難しい作業です。

 例えば、プロゴルファーや、パープレーでプレーできるアマチュア上級者のレッスンをしているときに調子がいいと時にどうするのかを、例にたとえて説明してみます。

 試合の直前に調子が良い場合は、2週間前には練習の量を上手に減らして、スイングのバランスを保つようにします。余程のベテラン選手でないと、試合への期待と不安で練習しすぎてしまうことが多く、色々な筋肉の疲労が蓄積して、疲労した筋肉と疲労していない筋肉の差によって、スイングのバランスが壊れてしまうので、試合の前は練習を減らすことのほうが有利になるからです。

 もちろんスイングの基礎ができていて、時間をかけてスイングを作りげてきたからこそ、試合の前に練習を減らすことができるのですが、普段から質の良い練習をしていなければ、練習を減らす余裕はできません。


 また、試合が近くの日程で無い時に、調子が良くなってしまった時は、、、

 本人にこのように言います。

 「調子が良すぎるから、気をつけるようにしてください。敢えて基礎練習に戻って、リズミカルな動作を反復するようにしてください。」

 調子が良い時にヘトヘトになるまで打つと、必ずスイングのバランスが壊れます。時として、壊れてもいいから敢えて疲れきるまで練習をレッスンの時にしてもらうことがあります。そんなレッスンができる人は、普段しっかりとした練習のメニューを自分で持っていて、そのメニューを何度も繰り返しすることが人に限られます。

 その時の練習ドリルのメニューは複数になりますが、レッスンでそのメニューが自分でできるように訓練していくまでに、2年、3年はかかります。難しい仕事を覚えたり、効率良く勉強ができるようになるまで訓練するのと、同じような感覚で訓練していくことになります。

 あくまでこのレベルというのは、パープレーが出せるレベルの人達のためのレッスンなので、そのことを理解して参考にしてください。



 調子が良いときに、間違った自己分析をしてしまうと調子が悪くなるだけでなく、全く打てなくなってしまうこともあるので、本当に自己分析は気をつけなくてはいけません。


 たまたま、体調が良いというだけでスイングの調子が良いという時もありますし、自分がこうだ!と思った所ではない所が理由で調子が良いということもあるということを、アマチュアの皆さんは理解しなくてはいけません。


 私が練習をしていて、新しいスイングを試しているときに、たまたま上手くできている時には、
「ここと、ここと、ここが調子がいい理由かもしれない。また、日を改めて練習してみて、気がついた複数のことを、順番に実験してみよう。」

と、考えるようにして、調子がどれだけ良くても、嬉しいと思うことはプロゴルファーとしてはほとんどありません。本当に大切な時期に、狙ってラウンドで調子が良くすることができるようになるまで、油断はしません。

 プロゴルファーの私でも、練習で気がついたことのほとんどは、本質をつくことができず、間違えて分析していたということばかりです。本当に的を射た分析ができることは毎回できることではないのてす。




 間違って自己分析してしまう。



これを繰り返して練習してしまっている人は、スイングの複雑で奥が深いということを理解できていないのかもしれません。



 スイングというのは、無数の要素で構成されているので、ごちゃごちゃに混ぜられたルービックキューブを戻すことよりも、何倍も難しいということを理解できて、初めて上級者になっていくのです。


 ごちゃごちゃに混ざったルービックキューブを、混ぜた順番を覚えずに、当てずっぽうに戻そうとするのと、

 何も考えないで練習することは、同じことなのです。


 運良く調子が良くなったとしても、またごちゃごちゃになったときに、すぐには調子を戻すことができるようになるためには!?


 練習をどうすればいいのでしょうか?

スイングを1つ解決しても、ルービックキューブの6面あるうちの1面を揃えただけにすぎない、、、
もしくは、ゴルフのスイングというのは、ルービックキューブよりもさらに複雑なパズルなのかもしれない。コーチの私にはそう思えてなりません。



 

 
2020年11月05日 15:17

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