ゴルフの楽しみ方は人それぞれです。
レッスンにお越しいただく時の理由には、
#全く初めてで、どのように練習していけばいいのか分からない。
#運動には自信があってある程度楽しめるようになったが、色々自己流でやってきたために、結局なにが大切なのか見失ってしまった。
#かなりゴルフをやり込んできて、ある程度楽しんでいたが病気や怪我を経験した後に、筋力が落ちてしまったり、怪我した関節や筋肉が動かなくなって、昔のスイングができなくなってしまった。
#競技ゴルフを全身全霊で取り組んできたが、結果が出なくなったり、伸びしろが自分で感じられなくなったので、自分にあった足りないものを、見抜いて欲しい。 等です。
初心者や、自己流だけでやってきた人には、やはり基礎の大切さや、練習をしていくうえでのルールをレッスンしなくては、すぐにスランプになってしまったり、楽しむためのモチベーションを保つことはできません。ゴルフにかぎらず、ものごとを楽しみ続けることは、どんなことでも難しいですよね。何事も最初が肝心です。
それとは別に、ある程度上達していくと、どこまで上手く成れるのか?何が足りないのか?何を間違えて覚えてしまったのか?自分のことなのに、自分を見失って迷子になってしまうのです。
私はコーチとして、迷子になってしまったゴルファーを初めてレッスンし始める時に、
どれぐらい練習してきたのか?
何を重視して練習きたのか?
どれぐらい筋力があるのか?
モチベーションはどれぐらいの温度なのか?
もしくは、どれぐらい練習を今後取り組めるのか?
によって、迷子になる前のところに戻すのか?目的地があるときは、目的地までナビゲートするのか?を決めなくてはいけないと考えています。
もともと、自分に合わない目標、目的地だった人には、一度元の良かった時に戻して、安心させてから、一緒に、どこまでの目的地までいけるのかを相談して、その目的地までの地図を探すのです。
どれだけ努力しても、目的地というものは果てしなく長く、ゴルフの道は続いています。果てしないからこそ、どこの場所が居心地がいいのか?を人とは関係なく自分にあったを見つけなくてはいけません。その落ち着く場所を、道先案内人として、私はコーチとして全ての要素を見抜いて上手にナビゲートしなくてはいけないと考えています。
プロゴルファーでも、プロゴルファーになったあとに、どこまでの成績を出していくのか?どこで引退するのか?は1人1人違います。プロゴルファーとして引退したあとでも、ゴルフの道は続くので、レベルを落として楽しんだり、健康のために続ける訳です。
悩みの一例として、
飛距離が出ていて楽しめていたのに、自分に合わない練習を我慢して続けていたら、なにをしても飛ばなくなってしまう。これは、スイングの連動性や、リズムが無くなってしまっているのに、速く振ることが怖くなってしまうジレンマに陥るからです。
飛距離が出せるけど、コントロールが全くできない。どれだけ練習しても、、安定しない。これは、スイングの仕組みを見失ってしまっているのに、軽く振れなくなってしまって、なぜ安定しないのかを練習でスイングを観察できなくなってしまうからです。速く振って、スイングを観察することはできません。
スイングはそこそこなのに、アプローチが寄せゴルフきれない。試せば試すほど、どんどん、どつぼにはまる。色々なことが混ざってしまって、簡単な所から、簡単に寄せられなくなってしまう。上級者に多い症状です。パターにもいえることで、プロゴルファーでも、アプローチ、パターがおかしくなって引退に追い込まれる人は、たくさんいます。
ゴルフに悩んでいないけど、楽しくなくなってしまう。これは、上達が止まってしまうからなのですが、これが厄介です。ある程度は、満足してしまっているので、新しい目的地を探そうとしても、モチベーションが低く、活力が無くなってしまっているので、練習がめんどくさい、コースもお付き合いでないと行きたくないとなるのです。皆さんも、ゴルフ以外のスポーツを楽しんできた人は分かるはずです。スポーツをしてこなかった人は別のことでも構いません。一生懸命やってきたのに、パタッと止めてしまう。なぜ趣味として続けられないのでしょうか?それと同じことが、ゴルフでおこるのです。やる気をおこすために、あれやこれやとゴルフの魅力や、楽しみ方を、新しく作ってあげなくてはいけないので、この問題は、コーチとしての力量と経験が問われる問題です。
ゴルフの上達が止まってしまったり、楽しめなくなってしまうということが起こらないようにするというのは、とても難しいことですね。
自分の練習量、自分の体力、自分のモチベーション、そして自分のゴルフの環境。それに見合ったことを、的確に理解して、無理なく上達するのには?どうすればいいのでしょうか?
私の仕事は、それを見抜いてナビゲートする仕事です。
あなたが、勉強を人に教える。あなたが、仕事を人に教える。あなたが、スポーツを人に教える。どれぐらいの温度で、どれぐらいのペースでやるのか?理解できる範囲で教えていく、、
その時に、教わる人のやる気、復習、予習する量によって、教えかたを変化させる、、
それを、自分にあてはめて、自分にあった温度で、ペースで練習していく。
本当に今練習していることが、自分にあってあるのか?今一度、よく鑑みてください。道に迷ったら、元に戻ることも大切です。戻れなくなったのなら、勇気を出して、ゴルフの地図をもっているナビゲーターのところへレスキュー要請をしてくださいね。
2019年11月27日 14:12