日本プロゴルフ協会公認・吉田ゴルフスクール|愛知県春日井市・小牧市

日本プロゴルフ協会ライセンスを取得したスペシャリストが質の高いゴルフ指導を行います

Grn

HOME ≫ ブログページ ≫

ブログページ

ゴルフスイングの複雑な連動性!?part3

クリスコモ
 
 ずっと順調だったのに、突然ゴルフスイングの調子が崩れてしまったとしたら、その時は気をつけなくてはいけません。なぜなら、壊れたスイングのままで練習してしまうと、壊れたスイングが固まってしまうからです。


  スイングが壊れてしまったときに、基礎練習をしっかりと取り入れてきた人は、短期間で調子を戻すことができます。やはり、基礎練習は大切です。基礎練習というのは、調子が悪くなったときに、元に戻る場所を作っておくという意味もあることを、皆さんしっかりと理解しておかなくてはいけません。

 私はどのような人をレッスンするにしても、必ずバランスよく基礎練習と応用練習と、その人の練習量や、体力に応じてレッスンするようにしています。スイングに悩んでいる人が、このようにしてほしいとレッスンに来たとして、その人に合わせてスイングを治したとしても、ある程度、少しでも基礎練習を取り入れないと、またスランプになってしまいます。
  また、実際に私の修正したいポイントと、レッスンを受けている本人が治して欲しいポイントが違うこともあります。このところを治して欲しいと言われたとしても、スイングの連動性がなくなってしまうと、打ちやすいスイングになることはありえません。前回のブログでも、お伝えしたように、スイングは様々な要素で連動しているので、1つのポイントを修正するにしても、
「体幹軸の回転が弱くならないように、ここと、ここの動きを止めないように気を付けながら、修正していく」ということになります。修正していくときに、体幹軸の回転が弱くなると、修正は失敗となります。


 やみくもに、連動性を理解しないで、思いつきでスイングを修正してしまうと、とたんに、連動性がなくなってしまってスランプから脱却できなくなるのです。「あの時の調子に戻りたい!」と戻そうとしても、間違え修正すると、連動性が全くなくなってしまっているので、元に戻らなくなってしまうのです。

 
 スイングの基礎練習というのは、シンプルな回転で、シンプルなゴルフクラブの動きで、リズミカルに練習していきます。渋野日向子選手も、10ヤードの練習を1日600球続けました。基礎練習の大切さを理解すればするほど、応用の練習をしたとしてもスランプになることを防ぐことができます。

  スイングは複雑なので、基礎練習を大切にすることそこが、本当の安心感を手にいれることになるのです。連動性が壊れたときに、元に戻る基礎練習があるということが、1年間休みなく試合に出ているプロゴルファーにとっても、どれほど心強いかどうかは、理解できるはずです。


 練習をしていくなかで、自分の自己判断で、修正ポイントを決める際には、細心の注意を払ってください。連動性を壊してしまうなら、新しいことはしないことのほうがいいこともあるのです。

 プロゴルファーがスイングコーチをつけるのも、複雑な要素でスイングがなりたっていることを、たくさんスランプを経験して、正しく修正ポイントを見つけていくことは難しいと知っているからです。


 ツアープロコーチが、基礎練習を大切にしながら、連動性を損なわないように修正ポイントを見つけようとすることに対して、自分自身で気になったスイングの修正ポイントがどのように違うのかを、分からないなりに、想像してみるのも大事です。
  プロゴルファーでも、自分で気になったとしても、安直に、気になったところを練習で治そうとはしません。なぜなら、修正ポイントが本当に的を射ていないことのほうが多いからです。



 ゴルフスイングを、上手に、連動性を損なわないように改善していくということは、プロゴルファーでも悩んでいるということを知っておいてください。


 タイガーウッズは、6人のコーチをつけてきました。
*ルディ  デュラン
*ジョン  アンセルモ
*ブッチ  ハーモン
*ハンク  ヘイニー
*ショーン  フォーリー
*クリス  コモ

 タイガーウッズも、体力やコンセプトによってコーチを厳選してきました。私は、このコーチ達がどのような、コンセプトなのかを既に勉強しましたが、どのコーチもスイングのコンセプトが違っています。どのコーチが正しいのか?ではなく、どのコンセプトでスイングを連動させていくのか?なのですね。



 調子がいい時に、どのように練習するか?調子が悪い時にどのように練習するのか?よーく考えてください。自分が思う練習方法が、自分にとって正しいのか?は常に慎重にならなくてはいけません。




 
2019年09月18日 06:34

プロゴルファーへのレッスン、サポート募集のお知らせ

 10月末でグループレッスンを閉校することとなり、よりプロゴルファーのかたへのレッスン、試合のサポートを充実できるようになりました。ご相談いただいていて、スケジュールが合わなかったり、ご要望に対して見合わせていたプロゴルファーのかたは、再度お問い合わせくださいませ。

 また、アマチュアのかたで個人レッスンや、ラウンドレッスンをご検討しているかたも、一度ご相談でも、ご連絡お待ち申し上げております。

  より、満足していただけるようなレッスンを目指して、レッスンへの尽力をつくしてまいります。ゴルフの本当の楽しさと、深さを分かりやすく伝えられるように頑張っていきたいと思っています。

 
2019年09月16日 08:32

ゴルフスイングの複雑な連動性!?part2

i-img600x1200-1558158568zndqml1442354
 なぜ、ゴルフのスイングを上手に作っていくことが難しいのでしょうか?



 ある程度、経験を積んでいって、いいスコアがでるようになったとしても、すぐに調子が崩れてしまうのは何故なのでしょうか?


 プロゴルファーでも、絶好調で優勝したり、常に上位にいくことができていたのに、突然調子が崩れてしまって、テレビで見ることがなくなってしまう。それは、スイングの調整がうまくいかなくなるからです。

 もっと上手になりたい!だから、何かスイングを改善しよう!と練習したとしても、

*スイングの軸の角度と、スイング中の軸の考え方。

*スイング中の骨盤と股関節による体の回転量と、回転自体の強さ。

*スイング中の足首、膝、股関節、背骨、肩、肩甲骨、肘、手首、指、の回旋量、屈伸屈曲量のバランス。(それぞれ網の目のように相互関係があります。)

*筋肉の柔軟性、伸長反射(筋肉がバネのようなる作用)、姿勢を保持する持久力。

*スイングのテンポ、リズム。

*1,4秒(スイングは1,4秒以内で成り立っています。)のなかで、ゴルフクラブのフェースの開閉量の調整。クラブの軌道の調整。

*ゴルフクラブヘッドの重心位置にたいしてスイングしたときに、どのような球筋の影響があるか?ゴルフクラブのシャフトのしなり、と捻れ、がどのように球筋に影響があるか?

*精神状態、モチベーションなどのメンタルの影響

等、まだまだ様々な要素があります。

、、、調子が良いということは、これらの複雑なバランスのなかで成り立っているのです。


 思いつきで1つ、2つスイングを調整してしまうと、たくさんのバランスが壊れてしまうわけです、、。


 一流プロゴルファーでも、一度バランスが壊れてしまうと、どのように調子がよかったのか?見失ってしまうというのは、スイングが複雑だからです。


 私自身、初心者をのぞいて、ある程度のレベルをレッスンするときには、本当に慎重にレッスンを進めるようにしています。(初心者は基礎からレッスンするので、レッスンが進めやすい傾向があります。)


 例えば、スイングを観察したときに、

「今はこの部分は敢えて触らず、こっちから改善しよう。」

「ここを治すと、こっちに影響を受けるから、同時に平行してドリルを作ろう。

「調子がよくなって、スコアも安定することができたので、大きく飛躍するために、少しの間(数ヶ月)調子が悪くなっても我慢してもらって、筋トレも取り入れて、畳み掛けるようにスイングを大手術しよう。」

「調子が悪くなると精神状態が不安定になって、ゴルフ自体が面白くなくなってしまうので、なるべくスイングを維持するだけにして、パターやアプローチのレッスンに意識が行くようにしよう。」

と、一手先、十手先と先に先にどうなるか、予測しながらレッスンをしなくては、スイングを改善することはできないのです。

時には、レッスンのときに、スイングを治す順番がうまくいかなくて、「どうすればよかったのか?改善する順番をどのように変えなくてはいけなかったのか?」反省することもあります。満足してもらえるようにレッスンの勉強をしなくてはいけません。プロゴルファーをレッスンするためにも、複雑なゴルフスイングを解析し続けなくてはいけません。



 ゴルフスイングというのは単純に1つのところを改善しようとしても、良くなることは稀なのです。



、、ちなみに、見出しの写真のデカルトの「方法序説」は、私の愛読書です、、。複雑に物事を考えていくときの方法論を説いているのですが、時間があるときに何度も読んできました。ゴルフスイングが複雑なことにたいして、どのように考えていくのがよいかを示してくれます。ゴルフスイングは、私にとっては複雑です。難解なパズル、それがゴルフスイングなのです。





ーーつづくーー
 
2019年09月12日 09:30

ゴルフスイングの複雑な連動性!?part1

images
 ゴルフを練習していくうえで、新しいコトを、スイングにとり入れようとすると調子が悪くなることがあります。

 何故なのでしょうか?


 自己流でゴルフを楽しんできた人で、何度も新しいコトをチャレンジして、何度もスランプになってしまうと、、ある程度まとまってくると、新しいコトをチャレンジすることが怖くなってしまったりします。



 スイングというのは、たくさんの要素で成り立っていて、たくさんの動きの「連動性」が壊れてしまうと、1.4秒のスイングは一瞬で壊れてしまいます。「連動性」を損なわず、新しいコトを取り入れるのは、スイングを深く理解していないといけません。ほとんどのゴルファーが、スイングがある程度納得のいくところまで、いくには「連動性」を理解する必要があります。

 プロゴルファーにレッスンする際、アドバイスするにも、この「連動性」が壊れてしまわないようにアドバイスしなくてはいけないので、スイングを修正するには、慎重にアドバイスをしなくてはいけません。プロゴルファーにレッスンするとそれを、理解して、新しい動きに馴染むまで少し辛抱してもらえるので、レッスンがスムーズです。

 ですが、アマチュアの人のなかには、新しいコトを取り入れると、リズムが固くなって、不安になって、前のスイングに戻したくなってしまうケースがたくさんでてきます。

 どのようなことを、気をつけて新しいコトを取り入れなくてはいけないのか?説明していきたいと思います。

ーーつづくーー
2019年09月10日 08:03

グループレッスンを10月末で閉校することになりました

bf7c315efed5984de8986aeeebb63f8d
 10月末をもちまして、グループレッスンを閉校することになりました。尚、個人レッスン、ラウンドレッスンは、平日だけでなく、土曜日、日曜日にも受けられるようになりますので、御希望の際はお問い合わせフォームからお問い合わせください。


 グループレッスンで、レッスンの回数が残っておられます方は、10月末までにグループレッスンにお越しいただけたらと思います。お手数ですが、グループレッスンにお越しになられる際には、お問い合わせフォームから、お見えになるお日にち、時間帯をお知らせください。ご連絡がない場合、グループレッスンを受けられる人がいない場合は、所在していない場合がございます。


 また、グループレッスンの有効期限は最初に受けられから6ヶ月となっております。10月末を過ぎても有効期限6ヶ月が残っておられます場合、個人レッスン、ラウンドレッスンで、残っている回数分、還元させていただきますのでお申し付けください。


 プロゴルファーから、アマチュアゴルファーまで、より充実したレッスンができるように、全身全霊で尽力していきます。

  今後とも、レッスンご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。


 日本プロゴルフ協会所属 吉田 誠吾
                      
2019年09月09日 06:58

自分にあったゴルフクラブを見つけたい!?

7cb5a0651c2ee830d36915e65fa0d7402acc6a8c_large
「ゴルフは腕が上がれば何でも打てる」、いやいや「ゴルフの飛距離はお金で買う」よ、とゴルフの楽しみ方でゴルフクラブにたいしての考え方は、まちまちです。

 私自身、何十セットと試しながら使ってきて、本当に正直に言うと、、まだ自分にあったクラブがあるんじゃないか!?、、、と、こっそりと探しているのが現状です。

 ですが、新しいゴルフクラブを手にしたとしても、急激に飛んだということは、今までありません。実際のところ、「打感が心地よい」とか、「自分の打ちたい球筋に近づいた」とか、本当に僅かな差での違いで、選んで変えるのです。


 最近ではゴルフグラブフィッティングをする場所が増えて、自分にあった服を試着するかのようにワクワクしながら試打をすることができるようになりました。

 が、ゴルフクラブフィッティングというのはとても奥が深いものなので、自分では分からず、試打のデータが出ると、お店の人の言われるがままに購入するしかなくなってしまいます。その場では良かったのに、時間が立つと前のクラブと同じようにミスが出るようになることもしばしば。


 なぜなら、もともとのスイングが基礎から安定していないと、練習していくなかでスイング自体が変化していくからです。打つときの構え、ボールの位置、ヘッドスピード、そして、スイングそのもの。変化したら、またフィッティングする、、お金がたくさん必要になってしまいます。


 一番最初に何を使っていいのか全くわからない、

 あまりにも自分のスイングや、体力に対して、重すぎる、軽すぎるクラブを使っている、

 たくさん練習して、スコアも安定して良くなってきた。気分転換も兼ねて敢えてフィッティングする、

ということであれば、ゴルフクラブフィッティングはとても意味があります。ですが、ある程度ゴルフ練習歴がある人は、スイングが安定していなくて、クラブのヘッドスピードが出せていないのであれば、ゴルフクラブフィッティングよりも、まずは練習です。商売をするわけではないのですが、ゴルフクラブに投資するよりもゴルフレッスンに投資したほうが上達するケースは多いと思います。もちろん、レッスンが進んで、スコアも良くなって、ヘッドスピードが出せるようになれば、ゴルフクラブを気分転換で変えることはモチベーションを上げるという意味では大賛成です。

 ゴルフクラブのウンチクを言う前に、どんなクラブでもある程度は打てなくてはいけません。小さなミスはしょうがないことですが、
大きく曲がったり、大きくダフったり、大きなミスをするのは、やはり基礎ができていないからです。


  30年前には、30年前のゴルフクラブでパープレーでまわる人はいたのです。


 プロゴルファーで試合にでる人でも、新しいものを試すことができるのに、気に入ったものを何年も変えなかったり、クラブを変えたとたんに成績が悪くなったということも、実例はけっこう多いのです。


 私自身もゴルフを仕事にしているので、新しいゴルフクラブはたくさん試します。打ちやすいな、曲がらないな、と思ったとしても、コースにもっていかなければ本当にいいのかはわかりません。室内のフィッティングスタジオでは完全にはわかりません。一流選手でも、何十本とフィッティングして選んでも、コースでどうだったのか?で前のクラブがよければ変えないことも多いのです。ましては、緊張している試合では慣れたクラブのほうが、安心するという要素が強いので、賞金が稼げなくならないように、慎重に試します。



 ゴルフクラブを変えるというのは、ある程度練習してマンネリしたとき気分転換に、自分の力量とかけはなれたものを使っているとき、ほんの少しの違いしかなくてもロマンを求めて変えるということになります。


 私自身20年以上たくさんのゴルフクラブを打って試してきました。女性用、シニア用全てひっくるめてです。もしよければ、新品だけでなく、今まで発売された中古も踏まえて、ゴルフクラブがあっているかフィッティングもできますので、レッスンの際にご相談ください。

 たとえ、ずっと同じゴルフクラブを使っていて、本当に気に入っているのであれば、それはそれで素敵なことです。


 ゴルフクラブは変えなくて、ゴルフのグリップをこまめに変えて、ゴルフウェア、ゴルフシューズにこだわっている人がいたとしたら、それは、、私にとって、尊敬できるゴルフスタイルです。年数のたったクラブに、新品のゴルフグリップでレッスンに来られた時は、教える身として背筋がピシッ!!となってしまいます。




 と言いながらも、私も、もっといいクラブなのかなぁ?と試している自分がいるわけです。たくさん使って試してきたあげく「ゴルフクラブを変えるのは、ファッションなんだ!」と自分に言い訳をして、ある意味、ゴルフを好きでいるモチベーションにはなっていることは、紛れもない事実、と思い込んでいます。



  数年前、松山英樹選手のドライバーが割れてしまって損傷したとき、新しいドライバー選びでとても困ってしまった時期がありました。企業の複数人のスタッフが全力で同じドライバーを作ろうとしても、製品のほんの僅な誤差や、もともとのクラブのへたり具合によって、同じものが作れないからです。賞金ランキングが4位まで上がったときの出来事でした。馴染んだものには、価値がつけられないという実例ですね。人間の感覚というのは繊細です。

 
  ゴルフクラブのフィッティングはとても奥が深いので、よーく理解してからフィッティングに行ってくださいね。ある程度気に入っているものから、より良いものを見つけるときは、しっかりと予算を覚悟してからです。全てのプロゴルファーは、皆、それぞれのセッティングをしているということを理解して、無償で新しいものが使えるのに、変えないというプロゴルファーは以外と多いということも知っておいてください。
 
2019年09月03日 06:29

ボールを見れない?ボールを見たら回転できない?!

AS20190804001405_commL
 今回は、前にブログでも書いたテーマをもう一度説明してみたいと思います。レッスンをしていると、このテーマを勘違いしてしまっている人が多いので敢えてもう一度述べてみます。


 ミスをすると、「ボールを見ていなかった」と早合点してしまうことはありませんか?


 確かに「ボールを見る」ということは、スイングのなかで、背骨を軸にするということが分かりやすくなります。ですが、ボールを見すぎることによってインパクトの後の回転が弱くなることもあるのです。


 本番のコースでは、傾斜から飛距離を出すときに、ダフっても飛ばさなくてはいけないシチュエーションが多く、ラウンドレッスンをしているときに、ボールを見すぎてしまうことにより、結果オーライさえもでないぐらい弱々しいスイングなってしまうと、困ってしまうことが多々あります。


 ダフってしまった時に、インパクトの後の回転が弱いと全くボールは飛びません。上級者になる前に、ダフっても、トップしても、とにかくボールを前に飛ばさなくてはいけません。上級者になるとミスをしないように、もっとたくさんの要素を覚えなくてはいけませんが、あるレベルまではミスと上手に付き合っていかなくては、いいスコアは出ないのかもしれません。


 「ボールを見る」ということが、絶対ではない理由を説明するにあたっては、目をつぶって往復クラブを素振りしてみると分かります。目をつぶって素振りをすると、ボールを見ていなくても軸は感じられます。背骨が軸になるということが理解できたなら、ボールを見るということは絶対ではなくなるのです。


  もちろん、時と場合によっては「ボールを見て」とレッスンで言うときはあります。ですが、ボールを見ても、回転が弱くならないように、腹筋と下半身をしっかりと使って!!という、ストイックなドリルだったりと、ボールを見ながら練習するというのは初心者か、上級者かによって意味は違うのです。


 練習の時にミスの原因がわからなくて、「ボールを見なくては!」と直ぐに考えてはいけません。ボールを見て、回数のが弱くなって、ずっとボールが飛ばなくなる、悪循環になってしまうことが、アマチュアの人達には多過ぎると、私は感じています。



  ボールを見て打つけれども、力強い回転で顔が押し出させるようの目標を見てしまうなら理想です。



 練習のなかで独りよがりなこだわりが、上達のたまたげになってしまうことも、ゴルフではよくあることです。


  ミスをした時に、ボールを見てなかった!ヘッドアップした!と言ってしまう人は、よーくゴルフのスイングを考え直してみてくださいね。
 
2019年08月30日 22:01

本当のハーフスイングのすごさ!?part2

https___media.gettyimages
 ある程度経験を積んで、色々なことが理解できてくると、自信がついてくるとともに、ゴルフスイングを作っていくことの難しさも理解するようになってきます。

 これも大事、でも、別の打ち方もできる、、と、どのようにスイングを作っていけばいいのか分からなくなるのは、スイングには色々な要素でできているとともに、色々なタイプのスイングシステムがあるからです。プロゴルファーでもコーチをつけるのは、プロゴルファーでも1人ではどのようなスイングにしていこうか?決断できなくなるからなのです。プロゴルファーになっても、更に改善していかなくてはいけない。でも、何をしていいのかわからない、、

  今年復活メジャー優勝を果たしたタイガーウッズも、今ままでに、何人ものコーチをつけましたが、怪我をして、体力も低下してきて、そんな自分を理解してくれて、新しいスイングコンセプトを提供してくれるコーチを探さすことが最優先でした。1人では結果が出せなくなるのです。例えていうと、歌は上手いけど、自分で作詞、作曲ができなくなったから、作詞、作曲はプロデュースしてもらう、という感じです。

  そんなプロゴルファーでも自分のスイングスタイルを見つけるのが難しいのに、アマチュアの人達がゴルフに悩むのは、ごく自然なことだといえます。

 そんな悩みやすいスイングに必要な基礎練習の1つが、「ハーフスイング」の練習です。「ハーフスイング」といっても、ゆったり振ってミート率を上げるためだったり、ハーフスイングでもビュンと速く振ったりして、目的によって意味が変わる「ハーフスイング」。とても、大切な基礎練習なのが「ハーフスイング」です。


 レッスンでは、人によって、何から修正して、どのように自信をつけていくのかは違います。ですが、ある程度修正が進んでいくと、この「ハーフスイング」によって基礎の大切さを確認しながらレッスンを進めていかないと、シンプルにゴルフクラブが振れなくなってしまうのです。


 ほとんどの人が、本当のハーフスイングが理解できると、「なんで?これだけの簡単なスイングで、今まで以上に飛距離ができるの?」と不思議なほどに楽に、ゴルフを楽しむことができます。今までスイングに悩んでいたのが逆に馬鹿らしく思える状態になります。

 レッスンのなかで、ベストスコアを更新したり、シングルプレーヤーを達成するときは、「ハーフスイング」のなかでレッスンしている時が多いということを、私自身、レッスンのなかで強く感じている事実です。

 スイングで悩んでいるということは、スイングの効率が悪いということです。どのように効率が悪のかを分析するために、基礎のハーフスイングでスイングを見つけていくことは、一流のプロゴルファーでも必ず練習のなかで取り入れています。

 *体幹の軸がぶれていないか?

 *腕やクラブの動きをチェックする前に、前傾した体幹の軸に対して、癖のない自然な効率のいい体の回転ができているかどうか?

 *綺麗な体幹の回転がチェックできたら、しっかりと脇を締めて、正しい体の回転だけでシンプルにボールを打つことができるか?

 と、フルスイングで悩むのなら、このようにハーフスイングでもフルスイングの9割~9.5割の飛距離がでるかどうか?を確認する練習はとても大切です。スランプを防ぐことができるし、スランプになっても直ぐに、スイングから脱却できるからです。

 そのなかでも、「右肘を曲げたまま」「骨盤の前傾」「骨盤と股関節の正しい使い方」「フットワーク」「重心移動」等、ハーフスイングのなかでも大切なポイントがありますが、それについてはこれからのブログで説明することにします。レッスンに来ている人達は、私のレッスンを受けていれば否応なしに、必ず「ハーフスイング」で調整することはプログラムのなかに入っています。


 どんな上級者、プロゴルファーでも基礎を磨き直して効率を良くすると、ハーフスイングでとても飛距離がでるようになります。意味もなく、なんとなく受け売りの練習ドリルを試すのではなく、「些細な基礎の動きでもまだまだ磨くことができる」という意識が、伸び悩んでいる人にとっては大切だということを忘れてはいけません。


 ゴルフのスイングだけでなく、どのようなスポーツでも、スポーツでない世界でも、基礎の大切さ、基礎を磨きあげることで一流の仕事ができるということは、皆さんの生活のなかで実感しているはずです。

 基礎練習を大切にしない人は、その道の本質を完全に理解することはできないのです。


 基礎練習の1つである「ハーフスイング」の破壊力を、もし理解することができたなら「どこまでも上手になれる」という気持ちになれます。


 ゴルフに飽きてしまっている上級者、これからゴルフを楽しもうとする人、結果のでないプロゴルファー。みんな基本を大切にしない人は、ゴルフを楽しみ続けることはできません。


 正しいハーフスイングができないのに、フルスイングでどうのこうのと悩んでいる人は、今一度基礎に立ち返ってみるべきではないでしょうか?2連覇した石川遼選手もハーフスイングで試合中にスイングチェックしていたということは、まぎれもない事実です。

 

 
2019年08月26日 04:54

本当のハーフスイングのすごさ!?

59243a1513d54bbb4889d7b61161567eef92e6dc.59.2.9.2
 日々レッスンをしているなかで、様々なレベルの人が目標を達成するときに、必ず必要な「ハーフスイング」での練習、を再確認しておきたいので、「ハーフスイング」をテーマにしてお話をしてみたいと思います。

 今までも、ブログではハーフスイングというのはとても大切で、ハーフスイングだけでもいいスコアを出すことはできると述べてきました。とても頑張って練習してきた人が、スイングに悩みすぎて楽に振れなくなることが、ゴルフの難しさと、スイングの複雑な多様性を物語っています。


 もちろん、時には全力で振ることも必要ですし、アプローチとパターのショートゲームの練習は上達には必要不可欠です。ですが、本当の「ハーフスイング」のすごさをレッスンで実感するとどのようなことが起こるのか!?逆にアマチュアの方たちが実感すると、全力フルスイングと変わらない!?飛距離に皆さんが戸惑います。


 これから、スイングの複雑な多様性をブログに載せていく前に、今一度「ハーフスイング」の大切さを確認しておきたいと思います。

ーーつづくーー
2019年08月23日 06:05

スポーツの中で、メンタルが強くなるということ?!

28d1e141
 もう、お盆も終わりを迎えて、「仕事したくないなぁ」とか、「学校に行きたくないなぁ」そして、「暑くてなにもしたくないなぁ」と、思っている人がいるとしたら、そう思ってしまう人達に対して、、
「もっと上手に、生活のなかで、メンタルをコントロールして欲しい!」と、応援の気持ちを込めてメンタルコントロールのお話をしてみたいと思います。ゴルフのメンタルコントロールと、日常生活のメンタルコントロールは繋がっています。是非とも参考にしてみてください。

   以前にも書いたことがありますが、「大きなミスをしてダブルボギー以上を打ってしまうのは、メンタルが弱いわけではなく、基礎ができていないだけ。」です。練習で慣れてもいないのに、ミスをするのは当たり前で、ミスをする度にメンタルが弱いと嘆いてしまう人は、考え方が上手ではありません。逆に、「こういう大きなミスは、どれぐらいの期間の練習で減るのかなぁ。もっと慣れるまで楽しくゴルフを楽しもう!」と思えることが、メンタルが強いといえるのです。

 経験が無いことを、できてしまうのはメンタルが強いわけではなく、考えかたが上手で心に余裕があるからなのです。

 ですが、逆に、この「考え方が上手で心に余裕がある。」ことをメンタルが強いというのであれば、普段の生活のなかでどのように考えて、過ごせばよいのでしょうか?


  私自身、ゴルフが上手なだけで、メンタルが強いなと思うことは、なかなかありません。もちろん、プロゴルファーの試合のなかで安定して上位にいる選手に対しては、メンタルが強いなとは思います。たまにいいスコアで回るだけなら、いい練習をして、ラウンドをこなしていたら必ず出るものです。たまにいいスコアが出るだけなのは、メンタルが強くなることではなく、あくまでも、いい練習をしていればが前提です。

  本当に、私がメンタルが強いなと思う人は、

*自分を後回しにして、他の人に気を使える人。

*つらいことや、体が疲れていても笑顔でいられる人。

*ミスが続いて上手くいかなくても、楽しむ気持ちを見失わない人。

*ミスをしたあとに、自分がなにをしてきたのか?今、なにをすべきなのか?を気持ちを切り替えて、試行することができる人。

です。

 ゴルフを通じて私が学んだことは、「上手くいかないときは、駄目なものは駄目!あきらめる!あきらめても、今なにができるのか?」と焦らずに、すべきことを楽しんでじっくり取り組むことでした。

 結果を求めて闇雲に頑張っても、急いで結果をだしたとしても、最後の最後はじっくり「いい練習をして、じっくりいい時間を過ごして来た人」にはかなうことはありません。様々なプロゴルファーを見てきて、第一線で結果を出しているプロゴルファーは、時間をかけて、腰を据えて、バランスよく練習をしてきた人なんだと確信しています。

 もし、プロゴルファーでなく、趣味のゴルフとしてメンタルを強くしたいのであれば、つらいトレーニングや、練習をすることをするのではなく、
普段の生活のなかで普通に生活できていることに感謝して、そんななかでゴルフがでこるということは、とても贅沢なことだということを忘れないこと、
上手くいっていても、上手くいかないことも、全てひっくるめて楽しむ気持ちを忘れないことです。平常心とは、「泰然自若」な心で何事にも動じない様子がにじみ出ていなくてはいけないのです。


 ジュニアゴルファーを養成するときに、私がジュニアの皆に必ず言うことは、「プロゴルファーになるかどうかだけではなく、どんなに辛いことが起こっても、その中で楽しめることがないのか探せるぐらい心が強くなるようになれた人のほうが、先生は凄いことだと思う。」と、1人1人に伝えます。

 厳しくすることだけしても、メンタルは強くなりません。人を育てるときには、心に余裕ができるように、上手に時間をかけて環境を作ってあげなくてはいけません。

 ジュニアゴルファーの親で、むやみやたらに厳しくしている人がいたとしたら、その分だけ心のアフターケアーをしなくては、心は痩せ干そってしまうことを肝に命じてください。生活のなかで厳しくするまえに、温かく接することが先です。本当にメンタルが強くするということは、強くしてあげる側の人にも、センスが問われるわけです。
  まず人にとやかく言う前に、自分が社会のなかで上手に楽しく、心穏やかに生活できていなくては、成長させることはできないのです。



 
「喉が乾いたときに水を飲んだら美味しいと思えて、お腹がすいた時に白米おにぎりを食べたら美味しいと感じ、暑い時に爽やかな風が吹くだけで生きる喜びを思い出し、寒くて震えるときには温かい缶ジュースでぬくもりを感じる」と思える素朴な気持ちを忘れずに、どんなことにも興味をもって、どんなにも楽しもうとする心を、常に忘れずにいたい!

 と、私は毎日自分に言い聞かせています。

 人生の最後に、「あー、楽しい人生だった。よかったなぁ」と思えるように、心を磨いて、楽しんで過ごせるようになりたいものです。そう思えた人は、メンタルが強かった人と、言えるのではないでしょうか?

 そんな人に私はなりたい、、、です。どんなことにも、楽しめる要素は必ず見つけることはできるはずです。考え方しだいで、人生は豊かになるということを、マイペースで少しずつ理解するのも、楽しいことなのかもしれませんね。


仕事や学校、そしてプライベートに、楽しさを見つけられる余裕を見つけられるように、メンタルを強くしてみてはどうですか?



 

 
2019年08月15日 07:58

日本プロゴルフ協会公認 吉田ゴルフスクール

ご予約はお問い合わせホームから

春日井王子ガーデン・東海地区校

奥の深いゴルフのはなし

モバイルサイト

吉田ゴルフスクールスマホサイトQRコード

吉田ゴルフスクールモバイルサイトへはこちらのQRコードからどうぞ!