目標達成!?
年を重ねても、新しいスイング理論と、日進月歩で進化するゴルフクラブで、自分で飛距離アップを試してみようと思い立って半年。何十回とコンディションを整えて、トライアンドエラーを繰り返して、なんとか目標クリアできました。
練習場のボールで打っているので、5%分補正アップしていますが、私のなかでのルールは、
45.25インチ以内のドライバーで練習場のボールで達成すること。
このルールを守って、ひたすらチャレンジ。
チャレンジする度に、次の日から体が壊れて怪我をする。怪我もするし、スイングも崩壊。
怪我が治ったら、スイングもレッスンの合間に、自分で修整して、またチャレンジ。
達成できて思ったことは、やはり昔のスイングと、今のスイングは全く違っていることを実感したということです。スイングのなかでのパワーの作り方、ボールの捉え方、インパクト以降の振っていく方向が変わってしまったわけです。
ある時期から、320ヤード以上から本当にどうやっても飛距離が伸びなくてしまったのですが、スイングの微調整と、足と背筋の筋力を少しずつ高めて、最後はスイングのリズムとテンポを早めたことで、達成できたのでした。
本来なら、ゴルフというのは方向性と飛距離では、方向性のほうを優先したほうが、ある程度のレベルまでは上達することは間違いないことです。160ヤード以上ドライバーが飛んでいてダブルボギーを打ってしまう人がいたら、それは飛距離がでないからではなく、3打目からのゴルフが出来ていないからです。
ですが、本当に距離が長くて難しいコースで良いスコアを出すためにも、ゴルフの楽しさにマンネリが来ないようにするためにも、飛距離アップの練習は必要になってきます。
今回、343ヤード出せたドライバーはあくまで飛距離重要視の45.25インチのドライバーであって、試合だったら使うことはないと思います。
数日間の連続した試合では、また別のドライバーを選ぶことになります。
よく、当たったときの一発は飛ぶ!、、、というクラブへの評価がありますが、その言葉がこのドライバーには当てはまります。試合の時に使うクラブというのは、また別の観点から選びます。信頼できて、安定していて、割と飛ぶという感じのドライバーになるわけです。
ドラコンを得意とする人が、3日間、4日間の試合をすると、曲がった瞬間にボギーが決定してしまうので、安定している人には勝てないと言えば分かりやすいでしょうか?その安定している人の中で安全に飛距離を出すということは至難のワザなのです。試合のなかで飛ばしにいくときは、ギャンブルのように覚悟して飛ばしにいくことになります。
今後、レッスンをするうえで、飛距離アップをしたいという人がいたとしたら、その人のゴルフのレベルと、目標の高さによって必要な飛距離アップのドリルを見極めてレクチャーしていくことになるのですが、パワーだけでなく、科学的に、物理的に、今の現状の体力でも、飛距離アップができるということを、上手にレッスンしていきたいと思っています。
どれだけ練習しても飛距離が伸びないという人は、本来の人間の自然な動きを、間違った理論で無くしてしまっている可能性が高いのです。
15年前の自分に、本当のスイング中の体の使い方を教えてあげたい。そう思ってしまう程、スイングは進化してしまっているのが、本当のことなのです。
体力と筋力があるものしか飛ばせないと思っている人は、科学的に、物理的に、本当の体の自然な動きを理解すれば、驚くほど飛距離が出るようになるということを知らないのです。
10年前の私より、今の私のほうが飛ばせるようになっているのは、紛れもない事実です。スイングの研究をもっと深く続けていきます。
可能性は無限大です。1ミリより遠く。あきらめはしません。
2020年09月05日 21:17