ゴルフのための筋肉トレーニングの難しさ!?part3
ボールを打って飛ばす飛距離を出す為の筋肉と、
強い傾斜地から無理な体勢から安定して打つ筋肉と、
パターや距離の短いアプローチを繊細に打つための柔軟な筋肉と、
全て性質が違うからなのです。
もちろん、他のスポーツでもきっとそれぞれの専門家からすると、その種目の筋肉をつけることは大変だと言うのかもしれません。
ですが、ゴルフコーチの私からすると、他のスポーツをしっかりとやってきて、そこから初心者としてレッスンしていくなかで、他のスポーツに特化した体になっていればいるほど、ゴルフに適した体にしていくことは容易ではないということを、いつも感じてレッスンしているからなのです。
もしくは、運動をあまりしてこなかったインドア派の人をレッスンして筋肉をつけていくのと、
プロゴルファーを目指している子をレッスンして筋肉をつけていくのと、
プロゴルファーになった人にもっと戦えるようになるためのレッスンで筋肉をつけていくのは、
全て内容が違うことは、当たり前です。
ここで理解しなくてはいけないのが、どれだけ筋肉がついているかというこではなくて、
ゴルフのスイングに適した性質の筋肉でなければ、
筋肉がたくさんついていてもゴルフの上達には直結しないということなのです。
具体的にどのような動きに対して、どのような性質の筋肉をつけていくのか?
野球、サッカー、テニス、陸上競技場、バレーボール、バスケ、等の色々なスポーツに対して、ゴルフはどのような筋肉が必要なのか?
どのスポーツも競技として筋肉をつけるのは大変なのですが、特にゴルフは様々な性質の筋肉が求められるので、筋トレが難しいのです。
→→つづく←←
2021年01月10日 11:45