ゴルフのための筋肉トレーニングの難しさ!?part4
例えば、あなたがゴルフのための筋肉トレーニングを週に何回か、一生懸命にやる!!頑張る!!ゴルフの為なら、何でもする!!
と、心に決めたとしますね。例えばの話です、、
はい、では、ご自由に好きなだけトレーニングしてください。
どうでしょうか?どうします?
人によっては家で腕立て伏せや、腹筋運動などの自重トレーニングをする人もいるかもしれません。
また、トレーニングジムと契約してトレーニングジムに通うことになるのではないでしょうか?
一生懸命に、自分なりに頑張ったら、、、
実は、何も考えないでトレーニングしてしまうと、ゴルフのスイングフォームが壊れてしまうのです。
よく考えてみてください。ゴルフの練習で微妙な体の使い方や、リズムを悩みながら体で覚えたということは、必要な筋肉の動きや、そのための僅かな筋肉が練習によって、ついているということになります。
それを、かき消すように筋肉をつけてしまうと、せっかく覚えたスイングフォームを壊すだけになってしまうのです。
私も若かりし頃、なんでもして頑張る!と一生懸命筋肉トレーニングをむやみにして、スイングを見失ったことが沢山あります。
レッスンにお越しいただく方で、モチベーションがとても高くて、筋肉トレーニングをたくさんする!!と相談もなく筋肉トレーニングをしてきてしまうと、やっているレッスンが頓挫してしまうことが沢山あるのです。
やれていたことが、突然できなくなる。私もコーチとして、それに気が付かなくて、体が疲れているのかな?お仕事がとても忙しくて、そいう時は一時的に励まして乗り切ろう!とレッスンを進めていくと、スイングのフォームが乱れていく。ひょっとして、、トレーニングをしていませんか?と尋ねると、とてもトレーニングを頑張っていると、、知ると、やっぱりな、、となってしまうのです。
けしてトレーニングをしていけないということではありません。元々、健康のためにルーティンになっていトレーニングはやめてはいけません。トレーニングの内容がとても大切だということです。
ちなみに、プロゴルファーがプロテストに受かってからも、このような筋肉トレーニングの悪循環がよく起こってしまうのです。
それほど、ゴルフのスイングというのはデリケートで、複雑なのです。
覚えているスイングフォームに関係のある動きの、筋トレをしないと、スイングの動きが固くなってしまう。最悪、飛距離も落ちていくことになります。まして、パターや、アプローチのような超繊細な筋肉の動きを損なわずに、筋肉をつけていくことがどれほど難しいことなのか?
私も本当に悩みました。
でも、筋肉を付けていかなくては試合で戦えない。
ある意味、練習とトレーニングのジレンマですね。
どうすればいいのでしょうか?
ゴルフ以外のスポーツは何でもできるし、筋肉も人並み以上。そんな人が初めてゴルフのレッスンに来たときに、途方に暮れてしまう。全然打てない。他のスポーツができるのに、、なぜ、止まっているボールが打てないのか?と悔しくなる。
でも、ボールが止まっているからこそ、ゼロの状態から自分で動きを作って、エネルギーを生み出さなくてはいけない。その時に、他のスポーツで身につけた筋肉が、ゴルフの為の筋肉ではなく、他のスポーツの為の筋肉なので、ゴルフスイングのフォームを邪魔してしまう。
でも、一流プロゴルファーはトレーニングを沢山しているのです。そのトレーニングがどれほど計算されているのか?想像できますか?
→→つづく←←
2021年01月12日 16:37