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ゴルフのジレンマシリーズ:ダフリのミスをしたらダウンブローに打つ!は考えが浅い!?part2

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 私も、昔、15年前は、ダフったらダウンブローに打たなければと練習していた時期がありました。ダウンブロー、ダウンブローと、世の中が、ダウンブローという言葉で蔓延していたからです。
 初心者の方のために説明すると、ダウンブローというのは、ボールを打つ時にゴルフクラブのヘッドを高い所から鋭角にボールを鋭く捉えるイメージのことを、ダウンブローといいます。

 時代が流れとともに、クラブとスイングが進化していくとダウンブローの反対、シャローに打つことが求められるようになってきました。シャローというのは、ボールを打つ時にゴルフクラブのヘッドを低い所から鈍角にボールを目標に運ぶように捉えるイメージのことを、シャローといいます。

 時にスイープに打つ、と言われることがありますが、ホウキを掃くように打つという意味からスイープと表現されますが、シャローと同じ意味です。今回はシャローの「浅い」という言葉のほうが、ダウンブローと対比できるので、シャローという言葉を使います。


 このダウンブローと、シャローというスイング技術が今のゴルフのレッスン界ではごちゃごちゃになっていて、どのレッスン書を見ても、
「結局どっちの技術で打つの!?」
と、頭の中が整理できていない人が多くなってしまいます。


 本当の本当は、、、プロゴルファーはこのダウンブローと、シャローはゴルフ場のボールのあるところの地面の状況によって使い分けているのですが、、

 ただ、高い球筋、低い球筋、ドロー、フェード、を打ち分けられるからこそ、プロゴルファーはダウンブローと、シャローを使い分けられるのであって、アマチュアの方のほとんどがそのようなことをしていたら、沢山練習しなくてはいけなくなってしまいます。

 限られた練習時間のなかで上達しなくてはいけないアマチュアゴルファーは、ダウンブローかシャローの技術を選ばなくてはいけなくなるのですが、その時の選択でダウンブローを選んでしまうアマチュアゴルファーは、とても苦労することになってしまうのです。


 ライ(ゴルフ場でのボールの下の地面の状況)が悪い時にダフってしまうと大きくボールの飛距離が落ちてしまうので、ダウンブローに打って、直接ゴルフクラブとボールをコンタクトさせてミスを解決しようとしてしまう。直接ボールを打てばダフらなくなる、、

 ダウンブローで解決してしまうことによって、ミスは無くなることになるのですが、そこで大きな代償を払わなくてはいけなくなるのです。

 この大きな代償を払わなくてはいけないというのが、最新の大きなドライバーの性能を使えなくなってしまう悩みです。

 アマチュアの上級者のほとんど、もしくは昔のスイングのプロゴルファーが、アイアンからフェアーウェイウッドまでは得意なのにたいして、最新の大きなヘッドのドライバーだけ悩んでいるというのが、レッスンをしていると、とても多いことが分かります。これは、ダウンブローのデメリットなのです。

 もしくは、フェアウェイウッド、ユーティリティが嫌いになっているアマチュアの方も、ダウンブローに打ちたいという人に多いのが現実です。

 この、シャローと、ダウンブローの技術のなかで、どうしてもシャローの打ち方で徹底できなくて、ダウンブローで解決してしまう。

 ジレンマですね。

ダウンブローで打つと大きなミスは無くなるけど、ドライバーが飛ばなくなる、、、


 いったいどうすればいいのでしょうか?


 ダウンブローで打てるけど、ドライバーの飛距離が何年もどうしても伸びない、最新のスイングを教えて欲しい。私の今までのレッスン依頼の中で、このような上級者、プロゴルファーのレッスン依頼が何十、何百とあったことに、
「昔のゴルフレッスンの闇」が見えてくることになるのです。

 このジレンマを説明できるゴルフコーチが日本のゴルフコーチに少ないと、私は思っています。


 では、説明していきたいと思います。

→→つづく←←





 
2021年02月03日 06:23

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