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ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part4

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 どうでしょうか?プロスポーツのプロ、プロゴルファーが成長するために必要なことをあなたなりに考えてみましたか?

 何が必要なのか?

 きっと、10人、人を集めて、プロゴルファーが成長するために必要なことは何か?を議論し合うと色々な意見が出てきます。
あなたの意見は?

 まずは体を整えること?トレーニングとか、食事とか、睡眠をきちんと見直すことが大切だ!!体が整っていなければ、いい練習はできないよ!

 限られた時間のなかで、バランスのいい練習ドリルを、時間区切って、たんたんと練習を続けることが大切なのかな?1つの練習ドリルをしていたって、コースでよくはならないから、総合的に練習しなくては、ゴルフのレベルは衰退していくのは目に見えている!

 自分より技術レベルの高い、自分よりいい経験をしてきている選手の元へ行って、一緒に練習してもらうこと、アドバイスをもらうことが大切に決まってる?
 結局、自分に足りないことが何かを知るためには、実戦を通じて格上の選手と練習しなくては成長は絶対にしない!


自分の良いところ、自分の体格、自分の性格にあったプレースタイルを見つけることが大切だ?頑張ろうにも、自分に合ったことを一生懸命頑張らないと意味はない。
 色々なスタイルがあることを認識して、自分にあっているか、いないかがとても大切だ。


と、人はそれぞれの意見があって、議論は尽きることがないのかもしれません。

では、あなたは何を考えたのでしょうか?

ちゃんと考えましたか?

そのあなたの考えたことは、、、

   全て正解です。

 そして、その考えたことを、あなたがすればいいだけのこと。

いや、それをしなくてはいけません。

もちろん、正解は1つではありません。

 ある意味、正解がたくさんあるからプロや上級者は途方に暮れるのです。
やることが有り過ぎる。

じゃあ、そんなこと私にはできない?
プロじゃないから?
趣味だから?
本気じゃないからそれは、無理?
第一、他にたくさんやることがあって時間が足りない?


 そう思った人は、ゴルフを直ぐに飽きてしまうことでしょう。

 どれだけ時間がかかっても、本当に正しくい、理にかなっている練習をしなくては、頑張る意味は半減します。

 頑張ること自体、意味が無いということはありませんが、間違えたことを頑張るということは、
間違えたことを頑張っても意味がない!
ということを理解するという、意味になってしまいます。

「間違えたこととはどれだけ頑張っても間違えたまま。
正しい努力をすれば、どこまでも成長する。
どうせ努力するなら正しい努力を。」

 私がレッスンをしているとレッスンを受けている皆に、口癖のように言う言葉です。

 間違えた練習を100万球してしまったら、最後は飽きるとは思いませんか?ただノープランで頑張るのは危険です。


 
 よく私はこのブログでも、レッスンの時でも、アマチュアもプロも技術の基本は同じで、基礎練習のやり方も同じです、と皆に話をします。
 どれだけ時間がかかるとしても、その時間がかかることをマイペースで楽しむこと、人は関係なく、趣味として、あなたの世界でやり続けることが大切。

 プロゴルファーも、体のケアも含めて、維持するだけでも、ものすごい手間がかかります。
 だから、ほとんどのプロゴルファーも、やることが有りすぎて、途方に暮れて、試合の成績が悪くなると首が回らなくなるのです。

 でも、これってゴルフだけでないですよね?

 大きな仕事を足し遂げること、難しい試験に合格すること、スポーツの上級者達と互角に競い合えるようになること。
どれも一歩一歩、上達するしかありません。

 それが、うさぎとカメで言うと、カメになれるのかなのです。
 もっと言うと、志の高い、したたかな、聡明な思考を持ったカメになること。

 うさぎになってしまった人は、最後の最後はやっぱり志の高いカメに負けます。

 カメになりたくても、せっかちになってしまった癖が、小手先の結果を直ぐに求めてしまう癖が取れない。気持ちの焦った、猪突猛進のうさぎになってしまう。なにも、計画なくただ練習するだけ、、

 そこで、生き急いで、うさぎになってしまった、迷えるうさぎの上級者達にコーチの私がなにをするのか?それは?

→→つづく←←
2023年04月29日 06:03

この世に特に飛ぶドライバーなんてあるのか!?part13

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 続いて、ホンマ。
 
 ホンマといえば、ツアーワールドというブランドで有名ですが、経営不振による事情で、去年から男子契約プロのほとんどが契約解消を迫られました。この出来事が、日本メーカーがいかに苦しい状況下に置かれていることが理解できるかと思います。

 ホンマは2005年民事再生法により経営破綻。ジャスダックから上場廃止され、暗黒の時期を5年間過ごすことになります。
2010年、中国ファンドのマーライオンホールディングスにホンマが買収されることになり、中国の会社になりました。このときのマーライオンホールディングスの役員がゴルフ好きでホンマのブランドに精通していたことが買収のきっかけと言われています。当時、ツアーワールドのブランドが立ち上げられたのは、経営する会社が変わったからなのです。

 2015年、2016年イ ボミ選手が名器ツアーワールドTW727 により賞金王になることで、一時ホンマは勢いを取り戻すことになりますが、やはりゴルフ界の市場縮小の打撃を受け、ホンマの製品開発に勢いが無くなってしまいました。

 中国の会社になってしまったということを知っている人は少いのではないでしょうか?

 2010年以前、ホンマが倒産する前の山形県酒田市の酒田工場で作られた職人の手作業で作られたシャフトが高価で、1セット70万円というものがあったことが懐かしいものです。買収した中国ファンドもこの工場だけは、ホンマの象徴なので残すことに決定し、今でも酒田工場は存命しています。

 横浜ゴムのゴルフブランド、プロギア。

 プロギアといえば1984年からヘッドスピードを元にクラブのシャフトを決めることを常に提案してきたメーカー。
今では当たり前になっていることですが具体的にヘッドスピードでシャフトを区別することは昔は革新的なことでした。
 分かりやすくいうと、速く振れる人はこれ、速く振れない人はこれといったアバウトな感じで選んでいたのを、ヘッドスピードで選んでもらうということをしていたのはプロギアだけだったのです。ヘッドスピードを数字にすることも昔はしていませんでした。
 小平智選手、谷原秀人選手、矢野東選手がプロギアと契約をして、プロギアの販売促進をしてきたきたことで有名ですが、2020年からやはり、横浜ゴムもゴルフ部門を縮小し、契約選手をサポートすることが困難になり、メジャーな選手達が離れてしまいました。
ですが、2023年から谷原秀人選手がRS JUSTというブランドモデルに惹かれ、また再び戻って来ることになり、少し話題になっています。
 谷原秀人選手は去年、海外のトーナメント機構であるLIVゴルフを優先して、選手会長の立場をないがしろにしてしまい、バッシングを受けてしまいましたが、また成績を上げて名誉挽回をしてほしいものです。彼はいい性格をしているのに、少しぶっきら棒な所があります。第一線にいるうちに日本のゴルフ界のために一花咲かせてくれることを信じています。

 ちなみに、最近では、RS JUSTの3番ウッドがプロゴルファーのなかで人気があり、試してみる価値は多いにありそうです。私もコースで今度試してみるつもりです。

つづいて、マルマン。

 マルマンといえば、日本バブルに栄え、あの高級ブランドマジェスティが有名です。フルセットで揃えると100万以上します。
 高ければ高いほど買うタイプの人が、この世の中には少数派として存在していますので、一番高いのが一番いいんじゃない??それくださいな、と売れているブランドです。
 気をつけなくてはいけないのが、本来どこのメーカーも定価で最新モデルで揃えても55万円程で揃います。それに対して、今のご時世、割引は絶対にしますので新品で45万円程。それに対してとにかく一番高いがいいかもしれないから、100万円のマジェスティセットを買おうとする人は少し考えてから買うようにしてください。
もちろん、マジェスティというブランドを好きなら別ですが、私は過去のマジェスティの色々なモデルをたくさん打ったことがありますが、飛び抜けていいと思ったことはありません。
 たくさんのメーカーを説明してきましたが、高ければいいというわけではないことは、今回のテーマで、もう言わずもがなですね。

 マルマンさんに一言。過去にツアーコンダクターとかベリティみたいな、いい製品を作っていたのですからマジェスティだけに絞るのではなく、芹沢信雄プロが契約していたあの頃の情熱をまた取り戻して欲しい!私はそう願います。ツアーコンダクターはいいブランドでした!

 フォーティーン。

 フォーティーンのメーカーイメージは、今ではアイアンとウェッジのメーカーという印象が強くなってきましたね。
 2010年にアイアンの溝に規制が入ってからと、創設者竹林隆光さんがお亡くなりになった時に、売れ行きが少なくなっていきましたが、アイアンウェッジのファンはたくさんいますので、継続して新製品を出し続けるように私は応援します。

 1981年、フォーティーンはクラブデザイナーの故人竹林隆光さんにより立ち上げられました。フォーティーンといえば竹林さん。中空アイアンの設計と、長尺ドライバーは有利だと昔から主張していたのですが、今となっては当たり前になってしまいました。40年も前から中空アイアンと長尺ドライバーの構想を持っていたということは、先見の明があり、穏やかな人柄とは裏腹に、情熱を持ち得ていた人だと分かります。

 私は竹林さんに直接お会いしたことがあるのですが、上品なインテリタイプで、物静かな方でした。その当時、アマチュアエンジョイタイプの人には、ユーティリティより7番ウッドをすすめること、上級者を目指す人はユーティリティーがいいと言っていたことを鮮明に覚えています。素敵な人でした。

最後に、地クラブメーカー。

三浦技研、
エポン、
Jビーム、
Masuda goif、
エミリッドバハマ、
フソウドリーム、
カムイワークス、
ジャスティック、
グランプリ、
など日本各地に拠点を置く、量販店に製品が並ばない小規模メーカーのことを言います。地域に根ざしながら存続しているので、その土地のゴルフクラブということで地クラブと言われています。地酒というのと同じですね。

 量販モデルに対して、拘って作り上げているので、その拘りに共感した人は、その地クラブのファンになっている人もいます。

 今となっては、ドライバーは大手メーカーの研究技術が突出して進歩してしまったので、地クラブメーカーのドライバーは売れなくなってしまいました。でも、モデルによっては名作もあり、飛ぶ地クラブのドライバーはいくつか存在します。
 もともとアイアンの鍛造や研磨の製造技術が高い地クラブメーカーは、アイアンに関しての精度は天下一品なので、大手メーカーから製造委託を受けて作り上げてきたモデルも多数存在します。その技術を知る人にとっては喉から手が出るほど欲しいアイアンモデルもあり、大手メーカーから発売されているものの、製造は委託された地クラブメーカーだったりすると、とても売れます。

 三浦技研と、遠藤製作所のブランドであるエポンは、数々のアイアンの名作を作り上げてきたことで有名ですし、どんなアイアンが三浦技研や遠藤製作所で作られてきたのかを調べてみると面白いですよ。

 私が20年前、テーラーメイドのファイアーソールというブランドを使っていたのですが、それが三浦技研による製造だったことを覚えています。とても素晴らしく、そのアイアンで試合の成績が良くなったことから、三浦技研の技術の凄さを実感しました。そこから三浦技研のアイアンのファンになりました。三浦技研のモデルは5つ以上所有したことがありますが、当たり外れがなく、いいアイアンでした。
 タイトリストの鍛造モデルのアイアンは一時、遠藤製作所が製作していたこともあり、その時のモデルは素晴らしかったとはクラブマニアのなかでは有名です。

 
 はい、これでクラブメーカの説明終わり。長かったですね。
 説明できなかったゴルフクラブメーカーもたくさんありましたが、市場で主要なメーカーを私なりに説明してみました。

 次回、まとめのお話しにて、このテーマは終了です。私の本音の意見を書いて終わりにしたいと思います。

→→つづく←←
2023年03月25日 13:43

この世に特に飛ぶドライバーなんてあるのか!?part12

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 続いて、ミズノについて。

 ミズノといえば野球。鈴木イチローさんの貢献により、野球を通じて世界の隅々まで認知され、色々な意味でスポーツメーカーとしては基礎体力と実績のある老舗メーカーです。

 野球といえば、木のバット。木を扱っていたので、ゴルフが昔のパーシモンという木でドライバーを作っていたころ、ミズノのパーシモンドライバーが良いとなって、ミズノのは当時パーシモンの木を大量に買い付けてストックしました。
そんな時に、パーシモンからメタルにドライバーが移行していくことになってしまい、メタルの時代にパーシモンの在庫だけ残ることに。

 経営としてはかなりのダメージだったのにもかかわらず、きちんとゴルフクラブを切実に作り続けてきたのがミズノなのです。

 ゴルフ界でのミズノといえば、今も活躍するレジェンド中嶋常幸プロと岡本綾子プロ。中嶋常幸プロを知らないのは駄目ですよ。一時代で一世を風靡したプロでもあり、なによりも世界最高峰の大会マスターズでいつも解説している方ですね。
 あと、畑岡奈紗選手、河本力選手を育てて排出している名コーチでもあります。この2人を育てたことは、日本のゴルフ界にどれほどの貢献をしているのか?が理解できるかと思います。私もコーチなので、中島常幸さんに対して多大なるリスペクトをしています。
 岡本綾子さんは世界で一番になったことのある女子プロゴルファーであり、鈴木イチロー選手のバッティングフォームに影響を与えたほどの美しいスイングをしていることで有名です。???鈴木イチローに影響?野球とゴルフ?
実は、鈴木イチロー選手の通っていたバッティングセンターに岡本綾子さんのスイング写真が貼ってあって、鈴木イチローさんはそれを見ていて、鈴木イチローさんに影響を与えていたと言われています。

 ミズノは国内で一番にチタン金属のドライバーを取り入れました。パーシモンからメタルに移り変わったときの失敗があったから、一番に国内で取り入れたのですね。
でも、数年をかけて300Sチタンドライバーが出来上がるまで、評価は全くされませんでした。300Sドライバーも私の青春ドライバーです。当時一緒に練習していたゴルフ部キャプテンから頂いて、ヘッドが割れるまで練習しましたので、今でも打感と音が鮮明に記憶の中に残っています。ゴルフクラブの日本史に残る名器ですね。

 そして、ミズノといえばアイアン。これは何故というと、ミズノのは今の今まで、鉄の鍛造に拘ってきたメーカーです。鍛造というのは鉄に炭素を練り込んで叩くこと。刀ですね。鍛造が分からない人は、刀を匠がハンマーで叩いて作り上げる製法とイメージすると分かりやすいかもしれません。日本人は刀が大好きなので、ミズノといえば鍛造アイアンなのです。

 ミズノの歴代のアイアンについては本当に良いモデルが多く、私もたくさん使用してきましたが、モデル数が多すぎるので今回は割愛します。マニアックなことを言うと、ホーゼルの差し込みが多いのでシャフト選びが難しいのですが、合うシャフトを見つけられたら一生モノのアイアンになること間違いなし。間違えてしまうとカチカチのゲキムズアイアンになってしまうので要注意。買ってみようという人は難しくならないセッティングにしないと後悔します。
 私は過去にミズノアイアンセットを6セットは使いました。本当に打感が素晴らしい。
 ミズノ好きの人は素材の鉄に拘る人。そして、鍛造で関わ  りのある地クラブメーカー遠藤製作所が、有名になったのはミズノとの歴史があるということを知っている人は、本者のゴルフクラブを勉強している人です。

 アイアンの鍛造といえば、遠藤製作所、三浦技研、共栄ゴルフです。全てのメーカーの鍛造アイアンを、そのメーカーから外注作業として設計通りに製造するOEMをしている会社達ですが、鍛造アイアンを語るならこの3つの会社の歴史を勉強しなくては語る資格はないといっても過言ではありません。アイアンが好きな人は調べて勉強すべきです。

 次は、ヤマハ。
ヤマハといえば、音楽楽器メーカーであり、バイクや車のエンジン開発、設計、製作の会社です。
 なので、数年前までヤマハの会社イメージが好きな人に取っては、ヤマハゴルフクラブのファンが多かった時代がありました。また、賞金王にもなった藤田寛之選手、谷口徹選手、今平周吾選手達の活躍により7年前まで、とても売上げが多かったメーカーです。アイアンとドライバーがとても良かった時代がありました、、、
 しかし、前の話しでもした通り、テーラーメイド、キャロウェイ、ピン、タイトリストとのドライバーの性能差が顕著に現れ始めたのも7年前。
 やはり、外国ブランドはゴルフ専門、ヤマハは楽器とバイクとエンジン。ゴルフ人口の現象とともに開発費の差が製品の差として、モロに出てしまったことが、人気の低迷となってしまいました。
 その証拠として、今平周吾選手が7年前の116ドライバーから、118、120、VDと3モデルのドライバーモデルチェンジをしたのに、116ドライバーに戻してしまう。
 その事自体がいい製品を作りきれていないと考えることができてしまう。
 2022年発売された、VDドライバーは久しく本気で開発されたので少し良くなりましたが、自動車のエンジンをも開発しているヤマハには、もっといいゴルフ製品が作れるはずだと、私は応援しています。
 会社そのものの資本の母体が大きいので、またいつかヤマハの時代がくると私は信じています。
ちなみに私はヤマハのエンジン大好きです。だから、ヤマハも大好きです。

ヨネックス。

 ヨネックスといえば、テニスとバトミントン。テニスとバトミントンを樂しんでいる人からするとヨネックスとヤマハは馴染み深いかと思います。

 そして、石川遼選手がジュニアから高校生で初優勝してアメリカに行くまで、使っていたのがヨネックス。
石川遼選手が初優勝したときのアイアン、私、持っています。本当に素晴らしく、名器中の名器です。
 結果論として、どんなメーカーのモデルでも、そのモデルで試合を何勝しているのか?ってその製品の実力であり、とても性能差の評価として一番如実に現れるのがトーナメントでこのクラブが何勝しているのか?だと思っています。勝てる性能があるかどうか?それがそのクラブの実力。
 石川遼選手がアメリカに行くまで本当に人気があって、熱いモデルが発売されたものでした。アメリカに行くときに、トーナメントのサポートなどのが受けられないため、キャロウェイに移籍。そのあとのヨネックスは、、、低迷。
 如何に契約選手が活躍するかしないかによって、会社の業績が左右されるのかということが理解できます。

 ヨネックスのゴルフ部門は冷え込みに冷え込んでしまったので、日本経済全体が大きく回復しなくては、会社経営としてヨネックスはゴルフに、もう一度大きく投資することはないのかもしれません。
 でも、石川遼選手の誕生させた製品を作っていたのですから、いつの日か私はヨネックスが外国ブランドを凌駕するモデルを作り出す日が来て欲しいと願っています。
 石川遼モデルヨネックスアイアンは、私の中では全メーカー中、史上最高のデザイン。初めて見たときの衝撃は今でも忘れません。

 はい!とうとう、このテーマはラストに近づいてきました。ホンマ、プロギア、マルマン、フォーティーン、少し地クラブのお話しして、終わり!


マジェスティ、エッグスプーン、フォーティーンウェッジ、三浦、エポン、バルド?なんだそりゃ!?

知らない人も知識として勉強しましませんか?

→→つづく←←
2023年03月21日 06:50

この世に特に飛ぶドライバーなんてあるのか!?part8

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 つづいて、 PING(ピン)について説明していきます。

 日本ゴルファーからしてピンというメーカーといえば!?何?と言われてランキングにすると1位は何かというと、渋野日向子選手が契約しているメーカーという印象が強いメーカーですね。余談ですが、去年の暮から今年の2023年に入って、青木翔コーチと再タッグを組んだことにより、私は渋野日向子選手は昔の強さを取り戻すことになると考えています。2.3年低いトップにスイングをしていたことを辞めることは、私は大賛成です。低いトップと高いトップのスイングのメリット、デメリットはまた別の機会に説明しようと思っています。

 話しを戻します。ピン契約選手として、あとは、鈴木愛選手、チャンキム選手、金谷拓実選手、大槻智春選手、蝉川泰果選手といったところでしょうか?

 でも本当のクラブ好きから言うと、キャメロンチャンプ選手、トニーフィナウ選手が使用しているよねというのが、本当のピンメーカーのファンなのではないでしょうか?

 LIVゴルフのツアー機構に行ってしまった、バッバワトソン選手、ルイ ウーストハイゼン選手もピンの契約で有名で、ピンというメーカーのブランドのイメージを良くした選手達ですが、残念ながらホスト契約選手では無くなりました。
 バッバ ワトソン選手はピンでマスターズを2勝もしましたし、ルイウーストハイゼン選手はピンのドライバーは曲がらない!!ということを世に知らしめたほどの強い選手達です。
 正直に言うと、私はルイウーストハイゼン選手が使用しているから、私もピンを使いたいと思っていたところがあり、本当にLIVゴルフへ行ってしまったことが残念でなりません。
 メジャー大会での、長くて難しいコースのフェアウェイのど真ん中を、誰よりも、異常な程狙い続けていたことに、私は興奮を覚えていた程でした。


 ピンはタイトリストと同じで質実剛健のメーカーであり、いい製品ができなければ発売日を遅らせますよ、それは皆さんご理解ご了承ください、というメーカーです。実際に、発売日が数ヶ月、半年と、延期されたことは実際にたくさんあります。
 なんとなくピンとタイトリストいうメーカーはゴルフメーカーとしての立ち位置やイメージが似ていて、信用信頼のおける老舗というメーカーです。


 ずっとピンのドライバーを使ってきた人からすると、
i15ドライバー
g400 LST ドライバー
g410 ドライバー(全モデル)
が良いと言われています。

この上記のモデルは本当に良くて中古で当たりの個体を見つけたら使ってみて欲しいモデルです。合ってない最新モデルより良かったりします。

 本音でいうとずっと良いんだけど、変わらない。変えられないぐらい、良いものを作り上げてしまっていたということです。

 そして、去年の冬に、、最新モデルのG430シリーズが発売されたのですが、実際にコースで打ってみると、とても素晴らしい性能だと思いました。かなりの作り込みがされていて、チカラを入れて開発したことが分かります。
 
 新作G430ドライバーに関しては、色々な人の全ての要素で評価が高く、悪いことを言っている人はあまりいません。
 ドラコン系のゴルファーからは、少し刺激が足りない、一発の飛びは相変わらず無いよねという人もいたりもしますが、そういう人を除けば、評価は過去最高です。

 私はピンのドライバー全てのモデルを打ったことがあるのですが、個人のG430モデルの評価としまして、慣性モーメントの性質を最大限に、自然に、気持ち良く製品に注げた、コンセプトが明確で素晴らしいドライバーだと思います。

 凄く飛ぶ!!ということではなくて、気張らなくて練習場での90点の球筋がコースで出るという感じといえば分かりやすいかもしれませんね。

 やはり、尖っている他社のメーカーのモデルに対しては超全力で振っていくと最大飛距離は負けるかもしれませんが、100球打ってみるとミスが無い分平均の数字は高いのかもしれません。いわゆる、コアな競技ゴルフ志向向けのドライバーですね。
 絶対にボギーも打たない!!というのでしたら最高のドライバー、たまのロマン砲で他の人より飛ばしたいというのなら物足りない、といった感じです。
 
 今回のg430ドライバーは私は好きなので、試しに数本モデル別でコースで使ってみようと思います。

 ピンの過去のアイアンモデルは可もなく不可もなく、よくまとめられていて全てにおいてハズレなし。i210アイアンは全メーカーの中でも名器中の名器。ずっと変えたくなくて、ちゃんとしたアイアンが欲しい人はi210を買っておけば間違いなし。ただ、精品の個体差があるので試打を必ずすること!!

 ピンのフェアウェイウッドとユーティリティも可もなく不可もなく、とにかく打ちやすいものばかり 。凄く飛ぶとかではなくて、楽に打てて、競技ゴルフに適しているものばかりです。迷ったら楽なシャフトのピンにすべし!です。

 全てにおいて、ピンとタイトリストというメーカーはどことなく似ていて、全ゴルフメーカーのなかでも独特の不動の立ち位置を持っているイメージです。

 もっと書き足したいことはあるのですが、次のメーカーの話しにいかないと、ダラダラの内容になりそうなので、ピンの説明はこれで終わり。

 ピンのパターの話しは、ピンタイプという形を発案したのはピンで、、とめちゃくちゃ長くなってしまうので、今回はしません。私は、ピンの最近のパターは大好きです。

 次は、コブラ、マクレガー、ウィルソンのメーカーで知っている私の中の知識を書いていきますので、もしよければ読んでみてください。

 できるだけペースを上げて書いていきます!

→→つづく←←
 
 
2023年03月07日 06:26

この世に特に飛ぶドライバーなんてあるのか!?part7

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 次は、タイトリスト、その後にピンのメーカーの順番に説明をしていきます。

 前回のテーラーメイドの話しが長くて、読み疲れてしまった人のほうが多いでしょうから、あとのメーカーは簡潔に短めに説明していきます。

 タイトリストというのは、本場アメリカツアー選手のなかで使用率がNo.1のメーカーです。アメリカ本土での試合でプロゴルファー達をフルサーポートしますというメーカーなので、アメリカPGAツアー選手で使用している選手がとても多いのです。タイトリストといえば、ジャスティン トーマス選手と、ジョーダン スピース選手です。あと、ギングオブスイング伊澤利光さんです。伊澤利光さんはジャンボ尾崎さんが輩出した一番弟子。ひょっとしたら世界をとれるのか?というときに原因不明の熱の下がらない症状が出てしまった、レジェンドです。美しすぎるスイングから、世界のコーチから称賛されたという史実が残っています。
 
 
 先に説明した、キャロウェイ、テーラーメイドがゴルフ市場での売り上げが飛躍する前は、タイトリストというブランドがキングオブメーカーであり、上級者としての憧れで、少し小難しくて、腕が無いと使いこなせないといったイメージが昔ではありました。
 今ではタイトリストから、色々なレベルのゴルファーに対して打ちやすいクラブが発売されているのにもかかわらず、昔からゴルフをやっている人のなかでは、難しいクラブという印象を持っている人がまだいたりします。今では、難しいクラブメーカーではありません。
 
 去年発売されたTSI3ドライバー、今年発売されたTSR2ドライバーに関しては、ゴルフクラブに見識があるゴルファーからは全てにおいて素晴らしいと称賛の声が上がっています。私も使いましたがとてもクオリティーが高いクラブだと思います。
  逆に言うと、タイトリストを悪く言う人は全くいなくて、とても完成されたクラブなのですが、キャロウェイ、テーラーメイドの製品に対して、タイトリスト製品性能を広く認知されていません。

 何故かといと、タイトリストはとてもプライドが高いメーカーで、キャロウェイ?テーラーメイド?いやいや、ウチの製品はとっくの昔に出来上がっていて、
確かな実績と一流選手達の意見を聞き続けたデータによって間違いの無いクオリティを保ち、そして進化しているから、
そういうことを理解している人だけが使ってくれたらいいよ、テキな雰囲気で市場で構えているので、ゴルフクラブが大好きでミーハーな人以外は、あまりタイトリストに馴染みがなかったりします。
タイトリストは昔から本当にいい製品を作っているのですが、使ってみるきっかけが無いわけですね。
 
 私は、20年程前の学生ゴルファーだったときにはタイトリストを使っていたので、私にとってタイトリストは甘酸っぱい青春の思い出が あるメーカーです。
 タイトリストは、なんというか、真剣に競技ゴルフをする上では、競技ゴルフのために必要な要素を隅々まで考えて作られている感じのメーカーで、タイトリストを使って何年も競技ゴルフをしていると、信頼できる性能だと理解出来ます。飛び抜けたものはないのですが、裏切るところもない、使って間違いのない質実剛健なメーカーです。

 タイトリストの製品が、日本プロゴルファーで使用率が低いのは、日本ツアーで使いたい人はクラブを提供しますが、専属になって契約金とかは払いません。ハイレベルなアメリカPGAツアーに来ていただけたら、専属契約の商談をしましょう。という感じだからです。

 あとは、、世界中のプロゴルファー達がこぞって使用しているボーケイという最強のウェッジがあり、高級感パターであるスコッティキャメロン社を子会社として傘下に置いているのがタイトリストという感じですね。
 上級者になるためには、ボーケイウェッジ、スコッティキャメロンパターのことは知っておいたほうがいいのですが、この説明をすると、また長くなるので割愛しますね。
 タイトリストのアスリートモデルアイアンの打感は全てのメーカーでナンバーワンと評価する人が多く、腕を上げたら使ってみたいという上級者もいるので、一度だけでも試打をしてみることをおすすめします。打感を味わうためには、腕を上げなくてはいけませんが、それも一つの趣味なのかもしれませんね。

 タイトリストのユーティリティは、、隠れファンの人がいる人ほどいいです。他のメーカーで契約しているプロゴルファーでもタイトリストのユーティリティはいいよね!!と言う人は数しれず。

 はい、では、次回ピンについてお話ししています。

 順番に各メーカーを説明していきますが、長いゴルフ人生のなかでそれぞれのメーカーを知識として少し知っておくのは、皆様にとって有意義なことだろうと考えて書いています。
ゴルフの勉強会だと思って頑張って読んでみてください。

 →→つづく←←
 
2023年03月01日 07:03

その先に何があるのか

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       その先に何がある?

 凄く頑張っている
  その先には?

とても楽しい時間を過ごせている
 その先には?

 、、、何もしていない
  その先に何がある?

 じゃあその先の先に何がある?

 その先の先の先には?

先?先に沢山の経験を積んで
  教える人を先生といいます

 先が見えなくて、
  先の為に何をしていいのか
   分からないのなら

先に経験をしている人に教えてもらうこと

 先生に教えてもらう時には
  その先生が本当にいい経験を積んでいるのか
    をしっかりと見極めること
  
 たまたまそこにいる先生じゃなくて
   時間がかかっても
     自分で先生をきちんと選ぶこと

  一度進んでしまうと
     その先生と同じ道を
         歩かなくてはいけないから
          絶対に先生は選ばなくてはダメ

 先が見えない人は先生に
    教えてもらうことで
      先に行ける


 じゃあ
       先が
          見えている人は?

そういう人は
  その先へ歩き続ければいい

   その先にあるものが
      待っているなら
        そこに行けばいいだけ

 人の話しを聞くことが大切?

  いやいや
     先が見えているなら
       人の話しを聞くことより
         まずはその先の場所に行くことが 
            最優先


  先が見えていて
    信念をもって進んでいる人達のことを
  
 リーダー
     アーティスト
       レボリュショナリー
                       と言います

 その先を教えてくれる
  その先へ行くための経験をしてきた
       先生が居ないのなら

    自分の見ている  
        自分には見えている
          場所に
           自分の足で
            自分の意志で
               自分がいけばいい

  独りで頑張るということは
   とても大変だけど

  先が見えているのなら
     頑張りきればいい


じゃあ
 先が見えていないのに
   先生に教えてもらわずに
        頑張ろうとする人は
         どうするれば
             先にいけるのだろうか?

 取りあえず頑張る?
   先が見えていないのに?

     頑張る先を間違えてしまったら
  最初に戻ってイチから頑張る

                     何回も失敗して
                やる気が失せて
             飽きてしまっても
        自分に鞭打って
     奮い立たせる

   自分の時間を
     自分の楽しみを
      自分の全てを犠牲にして
  
   数年、数十年、
    何度も何度も失敗して
     失敗から学んで
       諦めず
        何度も何度も
         何千回も
          何万回も
            失敗から
               立ち上がる

  いつかは経験を積んだ先に
    自分の行くべき先を見つけることが
     できます

 そして先を見つけることができたのなら  
   人から
       先生
        リーダー
          アーティスト
           レボリュショナリー
           と呼ばれることになるでしょう


  先が見えていないのなら
    先を先生に教えてもらう
     もしくは全てを犠牲にして  
       傷だらけになりながら  
        先を自分で見つける


  先が見えているのなら
     その先へいくだけ


  最初から先が見えている?

   よく考えてみると
     最初から進むべき先が見えている人って
       とっても不思議

      心が踊る
       心がワクワクする
        色鮮やかなイメージが見える

     そういうことを素直に受け入れて
      大切にできるセンスを持つ人は
       自分にとっての
        その先が 
          見える
    

       見えていても
          その先へ
            進むまなければ

          意味は無し

             

     その先にあるものを
       人は
         希望と呼びます

    案ずるな
     大丈夫
     必ず希望は
      存在している
       
     確実に希望はこの世に
        ありふれていて
         
   人が先へ行けるのは
          
       希望のチカラによるものだから

    ワクワクするその先へ
     
       進めばいい

    あなたの先は
       あなたが決めればいい





     


 
2023年01月30日 08:06

飛んでいくボールは嘘をつかない!?

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  見出しの「飛んでいくボールは嘘をつかない」
という言葉は、タイガー ウッズ選手が大切にしている格言として有名な言葉です。

 今現在、弾道測定器の普及が進んできて、理想の弾道のために、ボール初速、ボールスピン量、クラブフェースの向き、入射角、飛球線に対しての軌道が測定できるようになってきて、自分にとっての理想のクラブを探すためにとても便利になってきました。

 ところが、最新の弾道測定器で理想のゴルフクラブを測定して、バッチリと選んだはずなのにゴルフ場に持って行くと???何故か弾道測定器とは違う球筋になってしまって、理想の球筋は何処かへ消えていってしまう。

 どうしてこんなことが起こってしまうのでしょうか?

 実は、理想の弾道を求めすぎて、飛距離が最高に出る数値にしてしまうと、1900回転から2300回転辺りの少ないスピン量のクラブを選ぶことになるのですが、その少ないスピン量のクラブをゴルフ場に持っていくことじたいが問題なのです。

 ゴルフ場では、一流のプロゴルファーでない限り、練習のときよりヘッドスピードは落ちてしまいます。なので、少なめのスピン量のドライバーを選んでゴルフ場に持っていくと、ヘッドスピードが落ちている分だけさらにスピンが減ってしまって、全く球が上がらなかったり、左の引っかけの大ミスがでるようになるのです。

 やはり、ゴルフクラブを頻繁に買い替えるようなタイプのゴルファーは、飛距離を求める人のほうが多いので、弾道測定器では凄く結果がいいものだからといって購入して、本番コースでは全く打てず、直ぐに中古ショップやインターネットオークションで売却する人が多いのです。

 新製品が出ると、直ぐに中古ショップやインターネットオークションでその新製品が出品されるのはそのためなのですね。

 実は私は、実際の実物を目で見て、構えてみて、打ってみてでないと、購入しないタイプなので、新製品が出ても、できるだけインターネットでは買わないようにしています。

 去年なんて、同じドライバーのヘッドを3つも買って、その中から選んだのに結局良いものをみつけられなかったこともありました。
 実際、ドライバーのロフトやフェースの上下左右の立体的な向きは0.1度から0.5度は普通に向きが違っているので、同じヘッドのドライバーでも、個体差で違うドライバーということは、意外と知られていません。打感や音も微妙に違います。
飛び出すボールの出玉は絶対に個体差があることは間違いありません。

 だから、プロゴルファーや上級者はいくら弾道測定器で良い結果が出たとしても、本番コースで打ってみないと、本当の良さが分からないので、結局は自分のフィーリングや自分の目でみた飛んでいくボールの弾道で最終決断をしていくのです。

 去年、私もたくさんのドライバーを何十本と、ゴルフ場に持っていったのですが、本当に良いなと思えるドライバーは少しだけでした。

 やっぱり、弾道測定器と本番コースでは、何か少し違っているので、私は「飛んでいくボールは嘘をつかない」ということを大切にして、自分の感覚を大切にするようにしています。

 ある条件を満たすと物凄い飛んでいく。

でも、少しでもクラブ軌道や、タイミングがズレたりしたら、大きく曲がる、距離が落ちる、、、

 弾道測定器の理想の結果で選んでも現実のコースでは、同じスイングで同じタイミングで同じヘッドスピードでは全て振れません。一流選手を除いては、、

 皆さんも、クラブを選ぶ際は、
緊張してヘッドスピードが落ちてしまう1番ホールで打ちやすいこと、
体調が良くなくてもある程度安定していること、
ゴルフ場の後半で足が疲れたなかで打ちやすいことなど、
できるだけコースで気持ちいいと思えるクラブを選ぶようにすることをおすすめします。

 私はプロゴルファーなので4つの観点で、買い分けています。

 1つ目は、競技ゴルフとしてコントロールできて、振っていて気持ちのいいクラブ。これがエースのクラブになります。私のエースのクラブは2本あるのですが、数年前のドライバーのもので、最新モデルではありません。

 2つ目は、ドラコンの一発を求めたクラブ。これは最新モデルになればなるほどスピン量は減りやすいので、一発だけでも飛ばしたい、夢のロマン砲を打ちたいという観点で選ぶクラブです。いわゆる遊びのクラブですね。体調がバッチリの時にしか真っ直ぐ飛びません。

 3つ目は、時代の流れを感じ続けるために、とりあえず新製品を無理やり入手して、とにかく使ってみるという、インプレション用のクラブ。これは、プロゴルファーとしての仕事として無理やり購入するので、一般の人ではなかなかできることではありません。めちゃくちゃお金がかかります。

 4つ目は、過去の打ったことのないモデルの中から、名作を探し出せたクラブ。これは、私の趣味で、打感や打音が気持ちよくて、飛距離が出なくてもコントロール性が高ければ購入します。 芯に当たればけっこうむかしのクラブでも300ヤード飛ぶので、昔の名作クラブは、自分に合わない最新モデルよりも実際、飛びます。


 こういうことを、何年もずっと続けているのですが、私は結局は、
こう思います。

 まずは、スイングの基礎を身につけるまでは本当のクラブ選びはできない。スイングの軌道が良くないのに、芯に当たらないのに、クラブの良さなんて分かるわけないのです。

 もちろん、自分の力量にあったスペックのクラブで練習するべきですが、最新モデルである必要はありません。

 10年前、20年前のクラブで、その当時バープレーでプレーする人はいたのですから、やはり、まずは腕を磨くこと。

 ある程度いいスコアでプレーできるようになれば、趣味として、気分転換としてクラブを買い替えることはもちろん楽しんで欲しいと私は思います。

 ドラコン用のドライバーは、スイングも体調も絶好調のときだけしか使わないので弾道測定器で測定して選びますが、
本当にいいクラブを選ぶためには、自分で打感と打音を感じて、自分のイメージした球筋と実際の球筋が重なって、振って素直に気持ちのいいクラブを、私は大切にして選ぶようにしています。

 飛んでいくボールを自分で見て、それを大切にすること。

 弾道測定器に頼りすぎると、本当に大切なことを見失ってしまうこともあるということを知っておかなくてはいけません。

 スピン量が、ボールスピードが、入射角が、クラブパスがどうなっているかを知ったところで、スイングやアドレスやグリップ、そしてスイングのイメージを変えなければ根本的に改善できることは限られています。

 飛んでいくボールは嘘をつかない。

 また、飛んでいくボールに対して、どのように判断して、飛んでいくボールを具体的に変化をつけるためには!?ということを、別のブログのテーマで書いてみようと思います。

 ずっと同じミスの、同じ方向にしか飛んでいかない!?

 そんなの、クラブを変えなくったて、スイングの意識を変えたり、物理的なフェースの向き、スピンのかかり方、ボールの曲がり方に対して、変化をさせれば、改善できるに決まっています。

 改善できるに決まっているからこそ、私はゴルフのコーチとして確実に人のスイングを良い方に修整できるのです。

 飛んでいくボールは嘘をつかない。この言葉は、私にとって、本当に為になった、大切な言葉です。

 ゴルフのスイングを改善するなんてとても簡単。

私はゴルフレッスンにはとても自信を持っています。

何故なら飛んでいくボールは嘘をつかないからです。

 飛んでいくボールに誠実になれば、スイングの真理は確実に見えてくるのです。
 
2023年01月28日 21:46

プロゴルファーが壊れたスイングを治すための工程!?part2

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 間違えた練習をし過ぎて、スイングも体もバランスが壊れてしまった場合どうすればいいのでしょうか?
 
 悪くなってしまったスイングを、何も考えず、とりあえずボールを打ちながら修整することは危険です。
 もっとバランスが悪くなったり、悪い動きが固定されてしまうおそれがあります。

 前回の回でお話しした通り、わざとスイングの調子を崩すために、私はドライバーだけをウォーミングアップもしないで全力で沢山打って、スイングのバランスを壊して、体中も痛くなり最悪の状態になったわけですが、どこからどうやって治していくのか?具体的に書き記していこうと思います。

 では、スイングの調子が悪くなったときはどうすればいいのか?
 私が、まず最初にすることは、どのようにスイングのバランスが壊れているか?、体のどこが疲れているのか?をしっかりと把握することです。
 状況を把握していないのに、とりあえず普通に練習するということは絶対にしません。
 何故なら、練習することでもっとバランスが悪くなったり、体の怪我を悪化することは一番してはいけないからです。
 練習をして悪化するぐらいなら練習しないほうがましです。でもやっぱり練習をしないというわけにはいきません。

 私がスイングの調子が悪くなった時に、自分で大切にしていることは、スイングよりも、まずは体調を整えること。

 疲れや、怪我を治さずにスイングのどこが崩れたのかを分析することはできません。

 体中の骨格筋の数は約400個。

 ゴルフというスポーツが難しいのは、この400個の筋肉を、
飛距離を出すために使い、
柔らかく同じリズムで動くために使い、
パターやアプローチ等の小さな動きを精密に動かすために使うので、
全てのスポーツのなかで最も練習が複雑なのがゴルフなのです。パワフルだけではダメで、繊細な動きのほうが大切、それがゴルフ。

 ゴルフが上達するために練習をしたとしても、怪我をしていたり、体が疲れすぎていたりした中で、練習するとスイングフォームが歪んでしまいます。
 もちろん、ベストコンディションでいつも練習できるわけではないので、少しの怪我や、少しの疲れでも何か簡単な練習はしなくてはいけませんので、怪我をひどくしないような、フォームを崩さない程度の練習はしなくてはいけません。
 体が痛いから、体が疲れているから1週間何もしないというのは、ただの「おさぼりさん」になってしまいます。
 少しクラブを握ったり、アプローチや、パターの練習、ウォーキングなどほ軽い運動ができるのなら、したほうが上達にプラスになることは当たり前です。練習はしなくても、何かはしていなくてはいけません。


 余談ですが、怪我をしたときの練習と同じぐらいスイングを壊してしまうのが、ゴルフに必要のない筋肉をつけることです。
 必要のない筋肉をつけたり、関節の可動域が狭くなるムキムキになるトレーニングをしてしまうと、ゴルフの調子を崩してしまうことになります。
 間違えたトレーニングをして選手生命が途絶えてしまったプロゴルファーは数しれずで、とにかく筋肉をつければいいと思っている人は気をつけてください。
 400個の筋肉の中で、鍛えやすい大きな筋肉を5個、10個の筋肉を肥大させたとしても焼け石に水です。かえって柔らかい動きができなくなったり、アプローチやパターが下手になってしまいます。アプローチやパターが苦手な人は特に、筋肉を訳もなくつけることは悪循環になってしまいます。

 無闇矢鱈にドライバーを振って体が疲れたり、怪我をしてしまったのなら、400個の筋肉の中で、色々な筋肉が疲れていたり、怪我をしてしまっている訳ですが、体を休めることが一番です。
 そしてその休んでいる時の食べ物はもっと大切。

 タンパク質を多めに、バランス良く食事を取る。

体を休めて、バランスのいい食事を2、3日心がける。スポーツにおいて食事はひょっとすると一番大切なのかもしれません。バランスの良い食事をしていないから怪我をすると考えることもできてしまうからです。



そして、先に書いた通り、400個の筋肉のバランスが壊れないような軽い素振りや、アプローチの練習は休めている最中で行わなければいけません。

 私の場合は、時間があったので10キロぐらいの距離を大股で早足で歩いたり、部屋で軽い素振りをしながら、3日間練習はあえてしないようにして、体の回復を待つことにしました。400個の筋肉の中でどこが疲れているのかを全て自分では分かりませんので、ここは回復するしか待つしかありません。

 ある程度回復した後にすること、それは、、、

→→つづく←←
2023年01月16日 06:20

プロゴルファーが壊れたスイングを治すための工程!?part1

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 年末年始に時間が少し空いたので、今回のブログのテーマのために、わざと自分のスイングのバランスを大きく壊してから治してみよう!?と思い、実践してみるこにしました。

 あえてスイングをめちゃくちゃな練習をすることによって、バラバラに壊してみて、スイングを治す過程を皆さんに書いてみるのも面白いと、なんとなく、ふと思いついただけのことですが、年末の夜に練習場に行って2時間休憩なしで全力でドライバーだけで400球以上打ち切って、汗だくになって、スイングと体の調子をメタメタに、、、

 その結果スイングのタイミングもリズムもバラバラ。

 体中が痛くなり、首も腰も歪んで最悪のコンディション。

 その状態からどうやって治すのか?

 普段、アマチュアゴルファーの皆さんが試行錯誤で練習しているなかで、やってはいけない無意味な間違えた練習だったり、怪我や慢性的な体の痛みを持っていたりする人が怪我を酷くしてしまう練習をしてしまっていたりをしないようにして欲しいと、
私の体を使って、そのことを実験してみました。

実は、今現在、10日程経過して、既にスイングも体も治し終わりました。
 やっぱり治すための修整の工程は少なくないというのが本当の話、です。
 少しプロゴルファー目線でスイングを修整しているので、
レベルが高くて難しい話しも含まれることになりますが、実際のスイング修整の過程を皆さんに説明していきます。

どうやって治したのか?興味のある人は読み進めてみてください。
2023年01月12日 17:57

ゴルフが上達するための計画を立てることができていますか!?part3

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 ゴルフの上達の過程を、サッカー少年がプロサッカー選手になるまでの過程に例えてみます。

 公園で一人でサッカーボールを蹴っていても上手に上達はできないので、
少年サッカーチームに入って、コーチの練習メニューをチームメイトと楽しく取り組むことになります。

 そして、簡単な練習試合のような練習ができるまでにどれぐらいの期間が必要なのか?
 もちろん、その子供のやる気や練習量によって違ってきます。
コーチのコーチングの力量もあるでしょうし、親の送り迎えの手間をどれぐらいかけるかにもよります。

 そのサッカー少年のやる気と上達しているかが噛み合っているかどうかは、サッカー部や、サッカークラブにはいって、大きなサッカーの大会を経験してきたコーチにしか分かりません。

 だからこそコーチ選びはとても重要です。本当に実のある練習を継続しなくてはいけないですし、コーチの経験則こそが全てになります。

 サッカーが上達していくと、レベルの高い少年選手がいるクラブチームに編入しなくてはいけません。

何故なら、より頑張って練習していている選手が周りにいて、自分の所属する選手のレベルが高くなければ、成長のしようが無いからです。周りのレベルで上達スピードが決まるということは、スポーツの世界では当たり前です。

ここで問題なのが、本人のやる気と考え方です。

 楽しくて、気の合う友達がいれば強くないチームでもいい。だから、強いチームには行きたくない。
 この考え方は趣味として、人生を楽しむためとしては、大切な1つの考え方です。

 プロサッカー選手になりたくて夢を見ているのなら、強いチームに入らないとプロサッカー選手になるための可能性は限りなく無くなってしまう。
 この考え方は競争の原理でなので、勝ち負けをこだわるなら逃げることができない、向き合わなくてはいけない考え方です。

 いい練習をするためには、いいチームを指導するいいコーチにつかなくてはいけません。

どんどん成長していくうえで、どんどんレベルの高いチームに編入していく。
より質の高い練習、実力をつけていくということは、強い選手に揉まれて、いいコーチの練習メニューを毎日こなしていかなくてはいけません。
基礎体力?ドリブル?シュート?フリーキック?戦術を覚える?

そして、どれぐらいの練習をして、どれぐらい練習試合をすれば、
何年間でプロサッカー選手になれるのでしょうか?

 このことをゴルフの上達のプロセスに当てはめてみるとどうでしょうか?

 例えばの話なので、少し自分に当てはめて考えてみてください。

 私はサッカーは素人ですが、ゴルフに関してはプロなので、サッカーが上達するためにどれほどの手間がかかるのかは容易に想像はできます。
サッカーではなく、野球、テニス、陸上競技、バスケットボール、バレーボール、卓球など全てのスポーツで上達する過程がなんとなく想像できるのです。
なぜなら、ゴルフレッスンの仕事をしているうえで、他のスポーツでも同じだと思いながら、日々レッスンしているからです。

 あなたのゴルフの練習は、このプロサッカー選手を目指している小学生の例え話しでしたように、上達するためのプロセスが組めていますか?

練習試合をするために、練習のプログラムを組む。
練習試合が終わる。
練習試合の反省をする。
練習のプログラムを組み直す。
また、練習試合をする。
そして大きな大会に出る、、

私は選手として、コーチとして多くの経験をしてきました。
何百万球とボールを打って、たくさん試合も出て、トライアンドエラーを繰り返しました。

コーチになってからも、色々なプロゴルファーを観察、研究して、普通の選手と一流の選手の違いを細かく理解してきました。

そして、ようやく色々なゴルファーに対して、そのゴルファーの資質や目的に応じて、適切に練習を指導できるようになりました。

 本当に人それぞれの練習を決めて指導していくのは、信じられないほど色々な要素を考えながら指導していかなくては、成長させることはできません。

その人のやる気、練習量、ラウンド数、筋力、ゴルフに使える費用、そしてその人の忍耐力。
一番大切なのはどれぐらいスポーツを経験してきたのか?ゴルフはどのように取り組んできたのか?
すべてを考慮して、その人にあった練習のプログラムを組んでいかなくてはいけません。


 この練習をこの期間してもらって、その後にこの練習を併用して練習してもらう。身についてきたら、コースで3ラウンドから5ラウンドしてもらって、練習でしたことができているのか判断して、また別の練習を指示する。
 ある程度の実力がついてきたら、その人の目標によっては、トレーニングを入れる。どれだけ練習しても、慌てやすくて落ち込みやすい人にはメンタルコントロールも指導する。

 時には食事の栄養の取り方も替えてもらわないと、いけない場合もある。
プロゴルファーを目指す子供は食事が一番大切だし、エンジョイゴルファーになりたい大人の初心者なら、無駄なく的確に週一の練習でできることを指導する。

 どうでしょうか?

→→つづく←←

 



 
2022年12月24日 23:37

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