②正しいスイングのテークバックがなぜ、、分からなくなるときがあるのか?!
なぜ、正しいテークバックを正確に理解することが難しいのでしょうか?いくつか理由があるのですが順番に説明していきたいと思います。レッスンの際にテークバックが間違ってしまっている人によく行うドリルで説明してみます。まず、テークバック30センチ~50センチ正しく動かしたところで止めて、そこでクラブを私が固定してグリップとアドレスを外してもらいます。クラブを固定したまま、本人に飛球線後方から確認してもらうとアウトサイドにあがっているように感じていたのが、全然アウトサイドに上がっていないことがわかります。アドレスの時の目線からの視点と、飛球線後方からの視点との錯覚が起こってしまっているのです。ところが、急に正しいテークバックバックにしたとしても、、スイングは様々な要素で構成されているのでスイング全体のバランスのなかではかえって打てなくなってしまいます。なので、ある程度打てている人をレッスンするときにはテークバックバックから治しても直ぐに効果がでないことが多いのでテークバックをレッスンするときはとてもデリケートな作業になるのです。アマチュアどうしで、テークバックの指摘をするのはとてもリスクを伴います。実は、、プロゴルファーでもプロゴルファーどうしでスイングを指摘しあうことはそうそうないのです。スイングを治す順番は人によって違うので、テークバックから改善するという固定概念はもってはいけません。ーー続くーー
2018年05月10日 12:27