パーオン率を上げるために必要なこと
今回はパーオン率を高める、又はグリーン上のピンを狙えるようにするために必要なことをテーマにしてみます。ちなみにコーチとしてはある程度のレベルまでは過度に方向性をよくしようとすることはあまり良くないと考えています。まずは、リズミカルにのびのびとスイングして、打感や打音を大切にないと練習が楽しくならないからです。ですが、あえてパーオン率を上げるということにはどのような要素があるかを知っていただけたら、結果に繋げるためにはバランス良く練習しなくてはいけないことが分かりますので参考にしてほしいと思います。☝️☝️この目標に対して正確にボールを運ぶためにはある程度のスイングの習熟が必要なのですが、、スイング作りだけしていてもパーオン率はなかなか高まりません。なぜなら実戦には色々な要素があるからです。傾斜、風、風景、体調、そしてメンタルです。練習したこととをコース実戦で発揮するためにはスイング作りのほかに別の要素が必要になります。それは、、スイング中に目標に対しての意識を高めることなのです。このことを史上最強女子プロゴルファーだったアニカ ソレンスタムが一番に大切にしていたことは有名な話です。アニカ ソレンスタムはアメリカツアーで8度賞金女王になっており、ベストスコアが59、平均スコア68.69という女子プロゴルファーでした。あまりにも強かったために、脂の乗っていた頃のタイガーウッズが、「私の尊敬するプロゴルファーは現役選手としてアニカ ソレンスタムだけだ」と発言していることからどれだけ凄い選手だったのかがわかると思います。アニカ ソレンスタムは目標に対しての執着心を「オリエンテッドターゲット」と称してスイングの細部にこだわらず流れるようなスイングを大切にしていました。この目標に対して執着心をもつことと、スイング作りの両立ができている人はなかなかいません。結果に強い選手になるためには必須の要素と言えます。なぜ「オリエンテッドターゲット」の考え方がパーオン率を上げるのかを次回説明してみたいと思います。
2018年04月16日 06:06