マスターズのすごい世界④
マスターズに限らないことなのですが、 、一流選手が流れにのってバーディーを量産していくときに大切なもの、それはどのようなボールを打つのかというイメージです。中島常幸プロが解説で、このことを「空間プロデュース」という表現をしていましたがいい言葉だなと思いました。狙う目標に対してどのような球筋のボールをイメージしてそれをなんの迷いもなく打っていく。ほとんどの人がそんなのプロゴルファーの話でしょ!と思うかもしれませんが、そうではありません👆やはり、どんなレベルの人でもスイングのことを考えていてばかりでは、本番のゴルフコースで練習の成果は出しきれなくなってきます。イメージ通りにならなくも、イメージはすることの意味が分からなければずっとゴルフの本質にたどり着くことはないでしょう。私が基本を大切にできるだけシンプルなスイングで居続けることを皆さんに提案する本当の目的は、コースでスイング以外の大切なものに意識が向けられるようにするためです。なにも考えずにするスイングで、空間に球筋をプロデュースしていく、、そして、マスターズの選手達は、言わば世界のプロゴルファーの中でも脂の乗った選手達で、スイングの課題はそれぞれの選手が抱えているでしょうが、あえてスイングのことを考えずにイメージだけで攻めることができなければパーのとれない世界、それがマスターズです。4日間マスターズを観戦したあとでは、凄すぎて別世界のことだとは思わずに、自分もシンプルなスイングにして自分なりの球筋をイメージできることを信じて練習するようにしてほしいと思います。
2018年04月08日 12:55