「力を抜く」という言葉には要注意?!
ゴルフの練習をしているときにリキみが入ると「力を抜く」ことが大切だと思うことがあると思います。 実はこの「力を抜く」という言葉には気を付けなくてはいけません。そもそもなぜ「リキみ」を感じるようになるのか説明できますか?なにかの原因でスイングの調子が悪くなると「力を抜く」ことで解決するようにすると自分で自分のスイングを理解していくうえで曖昧になってしまう可能性があります。「リキみ」は、*体の回転とクラブが同調(クラブが胸の中心にあり続ける)しなくなったときに起こります。なので体の回転量が少なくなっているので、体の回転量を増やして同調すれば「リキみ」が無くなります。そのときに!?体の回転量が少ないまま腕の「力を抜く」と、、スイングがゆるみ過ぎてしまってさらにスイングの調子が崩壊していくことになります。さらに、スイングのなかで速い回転に振り遅れないようにするために胸の筋肉を寄せるように脇を締めることは大切なことなのですが、「力を抜く」ことで振り遅れてしまうケースも出てきてしまいます。脇を締めてくださいといわれて、肩に力はいると思う人は、実は体の回転量が少ないといえるのです。 整理すると、脇を締めて体とクラブの同調を意識しながら、体の回転量増やすと「リキみ」を感じることは無くなることになり、体の回転量が少ないのに「力を抜く」ということで解決しようとすると、どんどん手打ちを助長していまうことになります。 しかしながら、同調しきれていないなかで手打ち気味のスイングの人が、脇を締めて回転量を増やすことをすると「リキみ」を感じて前のスイングに逆戻りになってしまい、悪循環のスパイラルから抜け出せないのがとても厄介なのです。もともと「力を抜く」ということは、締めるところを締めて、力を抜くところは抜くという緩急をつけるということなのです。なので、全身の力をを抜いてしまうとふにゃふにゃになるだけです。アドレスの時に緊張感があるのにも関わらず、動き出すと柔らかい。そのようなスイングにするのには、、やはり質の高い基礎練習が大切ですね🙇
2018年03月08日 11:51