カスタムシャフト選びの世界を知ろう!?part8
固定観念にとらわれないようにして、色々なメーカーの色々な特性を理解してカスタムシャフトを味わってみる。
本当に自分に合ったカスタムシャフトは何なのか?
重い、軽い、硬い、柔らかい、長い、短い、カスタムシャフト。
ありとあらゆるパターンを色々なメーカーのドライバーヘッドに付けてきました。
そんな私が、長年カスタムシャフトで何を求めてきたのか?
○それは打って気持ち良いと感じること
○打つ前にイメージした球筋が、毎回、
思った通りに描けること
1球目の試打で、この条件を満たさないカスタムシャフトは2球目は打ちません。
これはほとんどのプロゴルファーなら理解できることなのですが、自分のスイングがある程度確立している場合、ゴルフクラブの試打というのは最初の1球目で自分に合っているのかがほぼ分かります。
シニアで活躍されている横田真一プロが運営しているYouTubeチャンネルの中で、横田真一プロが試打でクラブを一度打つと、これは合う、これは合わないと一回打っただけで評価しているシーンがよく見受けられますが、自分のスイングが確立していると、このように一度打つだけで合うかどうか分かってしまうのです。
意外と、プロゴルファーやアマチュア上級者の競技ゴルファーでも、ゴルフギアに関心がなくギアに知識が無い人は多くいます。
何故!?ゴルフギアに関心がないかというと、打ちやすいか?打ちにくいか?だけでゴルフクラブを選んできてきいるので、一度打ちやすいゴルフクラブを見つけると他のクラブに全く興味が沸かないからなのです。
もっというと、こういうタイプの人達はクラブよりもスイング技術のほうが大切だから、ある程度打ちやすかったら、他のゴルフクラブに関心があまりない、、
そういうゴルフクラブに関心がないプロゴルファーやアマチュア上級者が、カスタムシャフトを新しく替えるのは本当に大変です。
少しでも違和感があると、絶対に変えない、、、
松山英樹選手や小平智選手が同じシャフトを10年以上使っているのは、慣れた感覚が変わることが嫌だからです。
ある程度、カスタムシャフトにこだわって来た人なら、理解出来ると思うのですが、本当に打ちやすいドライバーをカスタムシャフトを選び抜いて作り上げることは本当に難しい。
正直に言ってしまうと、超一流プロゴルファー達はスイングが出来上がっていますし、そのスイングを維持するためにとてつもない手間と努力をします。
体のコンディション、スタミナが最大限に保たれている中で、一流選手達が選ぶカスタムシャフトは、一般アマチュアの方達にとってはかなりハードです。
なので、第一線で戦っていたプロゴルファー達がスポーツ選手を引退すると、第一線で戦っていたころのゴルフクラブがハード過ぎるので、優しくて打ちやすいカスタムシャフトに変えてしまう人がほとんどです。
ここのプロゴルファーが現役を引退したらどうなるかとう話に、アマチュアゴルファーの皆さんが、カスタムシャフトを上手に選ぶためのヒントが隠されているということが分かると、カスタムシャフトを選ぶ時に大切なことが分かります。
実は私は、3つのテーマに分けて、テーマごとにカスタムシャフトを選んで楽しんでいます。
1つ目は、
スイングも体調も絶好調の時のためのカスタムシャフト。1つの究極の理想を求めてカスタムシャフトを選ぶ。一切の妥協は無し!
2つ目は、
体が疲れていたり、気温が寒くて振れない時のためのカスタムシャフト。この考え方でもカスタムシャフトを選んで持っておかないと、スイングと体調が絶好調でない時にゴルフに行きたくなくなってしまう、、
3つ目は、
自分の好みや感覚は無視して、とにかくデータが良いものを選び抜いていくカスタムシャフト。打っていて何も気持ち良くないし、楽しくもない。でも、何故か試打のデータが自分の意に反してとても良いならとりあえずコースで使ってみる。データ至上主義で、自分の好みは無視。
次回、最後に私が長年カスタムシャフトを試打してきたなかで、この上記の3つのカスタムシャフトの楽しみ方を説明をしてこのテーマを終わりにしたいと思います。
→→つづく←←
2025年12月06日 13:03