ゴルフスイングはなんで?こんなにも複雑なのかを理解する!?part4

シンプルに上手くなるための3つ目のポイント。
ミスショットを上手にコースで活用して、ナイスショットだけでなくミスショットでもスコアメークができる考え方を養う、ということを説明していきたいと思います。
どれだけ練習したとしても、本番コースで全てがナイスショットできることはありません。
スイングの仕組みをきちんと理解して、スイングを完璧に作り上げていきたい。そのためにはスコアは良くなくてもいい。
そう思ってきちんと練習していくとどうなるのか?
スイングが完璧になるまで、ゴルフ場では気持ちよく、思う通りに打てなくなる。
ということになってしまいます。
それが何ヶ月も続いてしまうことは絶対に良く無いことですし、もしスコアが戻らなければずっと闇の中にいることになることでしょう。
自己流でゴルフを楽しんでいくと、スイングを作り上げていくことに熱心になってしまう人が多い、、
スイングが出来上がってナイスショットが連発できるようになれば、スコアが途端に良くなると信じている、、
しかし、現実としてはそんな急に、全てかナイスショットなんてできませんし、上手くいかないなかでスコアメークをする術を勉強していく必要があります。
なぜなら、、ゴルフ場で打つときは傾斜地で打つことばかり。
そして、どんなにいいスイングを身につけたとしても、アプローチ、パターの距離感、深いラフ、バンカー、ディボットからの対処が求められるので、完璧なスイング作りばかりに気を取られている人は、本番のゴルフ場でスコアメークは出来なくなってしまいます。
、、本当は、アプローチとフルスイングは繋がっているので、正しい順番でゴルフを練習していくとアプローチもショットも上手にはなるのですが、その話しは長くなりますし、今回のテーマとは違うので割愛します、、
なので、私のレッスンに来た初心者の方で本気の人は、少し基本が身に付いてきたら、できるだけ早い段階で本番のゴルフ場へ連れて行くことにしています。
ゴルフを始めてから早い段階でゴルフ場に連れて行くと、傾斜から打てない!アプローチは寄せられない!バターも2パットで入れることができない!
そのことに気がついて、練習場でスイングを綺麗にしたいという気持ちが吹き飛んで、とにかくゴルフ場でなんとかなるようになれなくちゃ!と意識が変わるのです。
きちんと当たらなくてもボールをとにかく前に進ませていく。
ナイスショットなんてコースては打てないから、ミスショットの7割から9割飛ばせられたらスコアメークできるということを理解し、常にそのことを意識して練習するようになっていけば、スイング作りよりもアプローチとパターが上手くなることに意識が向いて、あっと言う間にいいスコアが出るようになります。
競技ゴルフを本気でしている人達には、スイングが完成していなくてもコースマネージメントとである程度のスコアでプレーできなくてはいけないと、私は先にそういことをコーチングしています。
今のスイングでもこれだけのスコアは出せるようになった。
それが出来ていて、そこから始めてスイングを修正する意味が出でくるのです。
スイングがきちんと出来ていていないから、スコアが大きく乱れていると考えている人がいるとしたら、それは結果を出していくためのプロセスが上手くないと言わざるを得ません。
もちろん、私はスイングを修正することはコーチとして自信はありますし、できる限りのことはします。
でも、どんなにいいスイングを修正できたとしても、その人が傾斜地から全てナイスショットを打てるとは思いません。
本番のゴルフコースで、全てのショットで完璧に打てることなんてありません。
レッスンでその人のスイングを治した後に、実践では全て上手くはいかないことを理解し、その上手くいかないことのなかでなにをしなければいけないのか?
その上手くいかないなかで、スコアメークができるように成長させていくのが、本当のゴルフレッスンというものです。
プロゴルファーがバーディをたくさん取るためのレッスンをするためには、普段調子が悪くてもパープレーでプレーできていなければできません。
アマチュアの皆さんも、どれだけ調子が悪くても、これだけのスコアではプレーでるんだと踏みとどまる練習をして、学んでいくことを、スイング作りよりも先にしていくことを大切にしてください。
いいですか?
いつまでもスイングで悩んでいては、本番コースでスコアメークができるようにはなれないことを受け入れること。
そのことを理解し、スイング作りばかりしていてはダメだということに気がついてください。
まずは自分にとって良いスイングを作ってから、作りきってから、それからスコアメークをするということは、週に1.2回の練習で月に2.3回のラウンド数でも、なかなかできることではありません。
自分にとっていいスイングだと思っているだけで、本当にそのスイングが本番で打ちやすいスイングだとは限らないのです。
本来、ゴルフが上手くなるということはゴルフコースで実戦的な色々なことを学んでいくことだということに、早く気がついてください。
まずは!自分では納得していない今の現状のスイングでも、ミスをしながら前に進む!そしてアプローチを寄せる!そしてパターを入れる!
それだけ!
そして、ある程度自分のポテンシャルで出せるスコアを出し切れるようになったら、そこから!スイング作りをしていくのです。
ミスしてもきちんと前に進んでいるなら、前に進んでいけるミスはミスではない!
逆に前に進まないような大きなミスは駄目!
自分にとってナイスショット以外は全部ミスと思って練習している人がいるのなら、きっとその人はとても苦しんでゴルフを練習している人でしょう。
なぜなら、ゴルフは絶対にミスをするスポーツだからです。
まずはきちんとスイングを作り上げてから、それからだ!
ではなく、泥臭くミスをしながら、ある程度のスコアメークができるようになってから、それから趣味としてスイングを良くしていくこと。
この順番を間違えてゴルフを頑張ってしまうと、ゴルフの難易度が、とんでもないハードモードになってしまうことでしょう。
皆さん、人生を振り返ってみるとどうでしょうか?
理想的なことばかり、綺麗事ばかり言っては結果にならないということを身に沁みて体験してきてはいませんか?
ある程度の結果、ある程度の形にしていくということは、理屈ではなく、泥臭く行動していくということなんて、人生を生きてきて既に理解できているのではないでしょうか?
結果、スコア、数字に繋がらない練習をずっとしているのなら、それは一体どういうことなのでしょうか?
私は色々な方にゴルフレッスンをしていますが、その人その人によって、しなくてはいけないこと、結果に繋がるための練習は皆違います。
結果に繋がるための練習をするということは、経験とセンスが必要です。
凄く頑張っているのに結果にならないことが、半年は続いている、、のなら、、
今の練習の内容、ゴルフが成長するためのビジョン、コンセプトが絶対に!絶対にズレているということを認めること。
その間違いを認めることの勇気を持てるかどうか?
それが成長するということなのです。
ゴルフだけでなく、どんなスポーツでも、あなたのお仕事でも一緒。
結果にならないということは、結果になることをしていないだけ。
私はゴルフを通じて色々なことを学んできましたが、結果になるように頑張らないと、頑張る意味が無いことを深い理解しました。
結果にするためには、まずはどうする?
ただ頑張る!と思うだけなら誰でもできる。
どう頑張る?
どう結果に繋げる?
ゴルフが上手くなるということは本当に難しい。
結果に繋がるような練習をちゃんと出来ていますか?
ただ、練習場に行ってボールを打っているだけなら、最初の4.5年で上達は止まってしまう。
スコアが良くならないのなら、自分にとって意味のある練習が出来ていないということ。
スコアが良くならないのなら、自分にとって意味のある練習が出来ていないということ。
練習場に行くことだけが上手くなることではないということに早く気がついて、本番コースで上手くなっていくんだ!というマインドを作り上げて行ってください。
ボールをたくさん打てば上手くなる?
違いますね。
じゃあどうする?!
→→おわり←←
2025年09月29日 07:15