グリーン周りのアプローチは何で難しいの!?part2

何故?グリーン周りのアプローチを上達することが難しいのでしょうか?
コーチとして色々な人にアプローチのレッスンをしてきた私が、アプローチが上達するのが難しい理由を簡単に説明してみたいと思います。
はい、では皆さんに質問です。
グリーン周りからのアプローチで、寄せてからのワンパットを1ラウンドの中で全て達成したことがありますか?
どうでしょうか?
1度でも達成したことがある人はお見事です。アプローチと向き合って、きちんと追求しないと全て寄せてワンパットはまずできません。
1度もない人は、、まずはスイングより飛距離よりも優先的に、1ラウンド全て寄せて1パットを目指すべきだと、私はコーチとして強く思います。
何故ならそのまま直にスコアに直結するからです。
なのに、何故アプローチを後回しにしてスイングばかりに悩んでいる人が多いのか?
アプローチの寄せてワンパットが出来ない人でスイングばかりに悩んでいる人は、何故にアプローチの上達にもっと努力しようとしないのかを自己分析してみてください。
少しアプローチが上手くなったら、それからスイング作りに徹すればいいじゃないのか?そう考えられませんか?
どれだけスイングが良くなって飛距離がのびたとしても、アプローチが寄せれなかったらパーは取れない。
これをきっかけにアプローチを見直して練習してみませんか?
もちろんパターを練習して3パットしないことも大切ですが、実はこの3パットしないことと、アプローチを寄せて1パットができることは、とても深い関係があります。
グリーン周りのアプローチもパットもインパクトのタッチの感性が必要です。チカラはいらないのでタッチだけ、、
そのタッチの感性を養う練習はアプローチもパターも似ています。
その感性に関することを人に教えるということはかなりのレッスンスキルが必要とされます。
アプローチとパターは感が良いか?良くないか?センスだよ!と言いたくなってしまうのは、人に教えるだけのスキルと経験が無いからで、ある程度は感性を養う練習をすれば誰でも上手くなりますが、かなり手間がかかります。
本当に良いショートゲームレッスンができるコーチは豊富な経験が必要で、本来はプロゴルファーにまでショートゲームをレッスンしているコーチにしか質の高いレッスンはできません。
その証拠に、インターネットでのアプローチ、パターのレッスンを検索して色々見ても本当に上手くなれたというレッスンはなかなか見つけることができません。
既にインターネットレッスンを見漁って、色々試してみた人も、実戦のコースで凄く良くなった、上手くなったということは無かったのではないでしょうか?
アプローチが上手くなるためには距離感という感性を養わなくてはいけません。
アプローチの距離感や振り幅をその場その場で的確に実践していくためには感性を必要とします。
この感性を養うことを人に教えるということは本当にデリケートで、感性に訴える為の経験と言葉の語彙力がなくてはできません。
人に感覚的で繊細なことを教えるということは経験が豊富なことが大前提ですし、感性を表現し説明するための語彙力が必要なことは言うまでもありません。
好きな小説作家はいますか?
好きな小説家の本を読んでいると色々な情景、風景がありありと頭の中、心中に広がりますよね。
そのような表現力がショートゲームのレッスンにはコーチとして求められるのです。
マンツーマンで音楽を教える先生と生徒を想像してみてください。テレビで歌のレッスン、楽器のレッスンを先生が感情豊に教えている風景を見たことはありませんか?
それと全く一緒の話し。
だからアプローチとパターをインターネットでのレッスンで上手に説明できているケースはほとんどいないのです。
感性に訴えるためのレッスンは、人によって違いますし、感覚が研ぎ澄ますためのアドバイスなんていうのは直接伝えなければ、伝えきれません。
アプローチのレッスンはとても繊細で感性を豊になることをしなくては成り立たないのです。
ゴルフ上級者やプロゴルファーにもアプローチのレッスンを受けに来る人がいる。
何故なら、歌のトレーニングを受けるのと同じ目的で感性を養うためなのです。
では、アプローチの本質であるリズムとタッチの感性を養うためにはどうすればいいのでしょうか?
→→つづく←←
2025年03月16日 16:56