テーラーメイド、ピン、キャロウェイ、コブラ、2025年新作ドライバー選び 何を買えばいいの?part5

2025年の私の本命はこのDSアダプトになります。
何故なら、私のエースドライバーQi10の飛距離を大きく超えたのはDSアダプトXだけだったからです。
何故楽に私のエースドライバーの距離を越してしまったのか?というと、「フューチャーフィット33」の恩恵でした。
フューチャーフィット33とは、ロフト角やライ角を360度に33パターン調整ができるシステムのこと。
簡単に言うと普段自分の打っている球筋をフューチャーフィット33で簡単に変えられるということ。
実は私がずっと前から望んでいた技術だったのですが、しれーっとコブラ社さんがこのフューチャーフィット33を開発して市場に出してきた。
この性能が凄い、、、
どれぐらい凄いのかというと、製品の個体差問題さえも、いとも簡単に調整できてしまえるし、春夏秋冬気温の違いによるスイングの変化に対しても調整できてしまう。
元々私は、フェースの向きがゴルフクラブメーカーによって違うことに対して疑問を持ってきました。
このメーカーを使っていると、あのメーカーのヘッドは使えないというのが、フェースの向きによって確実に出てくる。
モデルチェンジすると、フェースの向きがガバッと変わってしまっていることがよくある。
だからフェースの向きを自由に変えられる何かの技術がないのか?とずっと思ってクラブを買い続けてきました。だから今回のフューチャーフィット33のシステムに心がときめいているのです。
そして、待ちに待ったDSアダプトの試打と実戦コースのテスト、、
予め自分の期待していたフューチャーフィット33によるロフト、ライ角の調整をいくつかピックアップしておいて、試してみたらイメージ通りの超最適な弾道になった。
買う、、!!絶対に!
何よりも凄かったのが、バックスピン量と弾道の放物線が、長年自分の思い描いていた理想へと近づいて、めちゃくちゃボール飛距離のキャリーが伸びたのです。
色々なグラフ前で試打をしているとだいたいどれも同じ飛距離になって、ほとんど変わらない場合が多いのですが、DSアダプトのフューチャーフィット33システムで調整したら12ヤードキャリーが伸びた、、12ヤードキャリーが伸びるというのはなかなかありません。
本当に私にとっては夢に見てきたシステム、フューチャーフィット33はとんでもないポテンシャルをほこっています。
きっと、各メーカーがこれに見習い似たようなシステムを開発するでしょう、、とは言えず、こんなに素晴らしいシステムを簡単に取り入れられない事情があります。
それは、今までの市場に溢れたシャフト達が使えなくなる問題です。
ヘッドとシャフトをつなぐスリーブが変わってしまうと、自分の持っていたシャフトが使えなくなったり、中古のシャフトを買えなくなり、そういうこと自体で新しいスリーブに変えてしまうこと自体にリスクがあるからです。
なので、今回コブラ社のフューチャーフィット33を取り入れたことは、コブラ社にとっては大きな決断だったのだと思います。
ちなみに、中古市場の今までのコブラ社のシャフトはやっぱり、、値崩れし始めていて、、そういうものを売っている業者さんは慌てて在庫を売りさばこうとしています。
ゴルフ市場は在庫管理が厳しく難しい、、
そういう理由もあって、各メーカーの人達はこのコブラ社さんのフューチャーフィット33のシステムに驚いているのです。
私の持っていたコブラ社のカスタムシャフト達は今作DSアダプトには使えないので、新しくテスト用にいくつかカスタムシャフトを買わなくてはいけない、、
そういう意味では一般の人受けしないのかもしれません。
また、もう一つこのDSアダプトシリーズのフューチャーフィット33システムには問題があります。
それは、自分のスイングがある程度決まっていなくて、自分の打ちたい球筋が固まっていない場合は、、沼にハマって迷走してしまう可能性があるということです。
コブラ社さんの説明からすると、まずはヘッドの種類、ロフト、シャフトを選んで、最後にフューチャーフィット33で調整して欲しいということでした。
もしスイングが固まっていなくて、自分の打ちたい球筋が決まっていないのに、フューチャーフィット33を使ってしまうと、「今の悩み×33通り」となってしまい沼にハマることになりかけない。
逆に、自分のスイングがある程度仕上がっていて、こういう球筋を打ちたいけど、そのを具現化してくれるクラブに出会えなかった人にとっては、絶対に買って試してみる価値は大いにあるといえます。
少し興奮して説明し忘れていましたが、基本性能は前作ダークスピードよりも優しい味付けになっているので、その点は安心してください。
DSアダプトLSモデルの9度はドラコン用に作られていてハードすぎるので、このモデルを除いて、
DSアダプトLS 10.5度
DSアダプト X
DSアダプトMAX-D
だったらどのモデルも打ちやすい。
DSアダプトMAX-Dはフェースが閉じすぎているので、、私は打ちにくかった、、
前作ダークスピードは低スピン性能が尖りすぎていて、プロゴルファーの世界ではコブラ社の看板プロのリッキーファウラー選手でさえ前々作のエアロジェットLSに戻してしまっていましたが、リッキーファウラー選手は今作DSアダプトのXモデル、LSモデルを併用して使用するとのアナウンスが流れていたので、コブラ社も一安心。
ちなみに、、今現在、私はこのDSアダプトにどのシャフトを付けるのか悩みに悩んでいる最中。
色々なカスタムシャフトを試してみたくても、用意されていない、、辛い、、
そういう意味でも、今回のDSアダプトを購入するのには気合いが必要になりますね。
DSアダプトドライバーが届いた後に、、カスタムシャフト3.4本をテストしなくてはいけない予感が、、
とはいいつつも、実は今作のコブラ社の純正シャフトはとても万人向けに、上手に作られていますので、興味のある人はまずは純正シャフトで購入して、後から、、恐る恐る色々なカスタムシャフトを試していくのもいいかもしれませんね。
一度購入すれば、33パターンに調整できるので長く悩め、、じゃなくて長く楽しめるかもしれません。
私は、、絶対に買います、、というよりもう注文しました、、
今年はDSアダプトで遊びながら、各社メーカーの当たりの個体ヘッドを探しつづけることになる。
テーラーメイドQi35コアモデル
テーラーメイドQi35LSモデル
ピンG440MAX
キャロウェイエリートトリプルダイヤ
が特におすすめ。ロフトをきちんと選べば皆使える難易度。上級者だからとか関係ないので自分のカッコイイと思うものを選んでください。
そうでないと買う意味が半減してしまいます。
見ていてニヤニヤするぐらいのカッコイイものを選ぶ!それが大切で、今の私には我慢してこれにするとかは辞めましょう。
私は去年のノーマルQi10ドライバーが良すぎて変えられない、、だからコブラ社のDSアダプト Xで色々と今年は遊んでみようと思います。
後は、いい個体のモノが見つかれば、、
以上、私の2025年上半期ドライバーに対しての評価でした。
ちなみに、今年のモデルがどれも合わないのでしたら、、タイトリストGTシリーズドライバーがおすすめです。
ヘッドに癖が無く、めちゃくちゃ飛びますので、、かなりおすすめです。
私もGT3ドライバーを近々コースで試してみる予定ですが、、私のエースドライバーのQi10ドライバーを脅かす存在であるぐらい飛びます、、
今回の私のブログの中で出てきた個体差問題。
個体差と言われても、、よくわからない、、という人も多いかもしれません。
でも、よく考えてみてください。
個体差が分かるレベルでないのに、ひょいひょい買い替える人がいるならば、その人をどう思いますか?
絶対に確実に個体差は大きくあり、メーカーはプロゴルファーに対して個体差があることを認識してテストしてもらっていることは紛れもない事実なのです。
じっくりと悩んで検討して、沢山試打して、そして買うかどうかを決めなくては、買ったことに対して満足する確率は低くなることを、私は長年の経験から知っています。
なんとなく新作ドライバーが欲しいんだよねって思っていても、今回私がブログで書いた内容のことを理解していないと買ったことにたいして火傷をしてしまうことになりかねません。
私は本当のことを皆さんの為に、敢えて書きました。
こういうことをきちんと説明する人があまり居ないので、私がゴルフクラブの真実を皆様に対してジャーナリズム活動をしなくてはいけないと思い、思い切って書いてみました。
皆さんにはクラブを購入する費用を無駄にしてほしくありません。
私はゴルフが仕事ですし、こういうブログを書き続けなくていけませんので、敢えてクラブを試し続けます。
でも、本当に本番コースで打ちやすいものを見つけるのには、とんでもない労力を必要とする!それがクラブ選びの真実なのです。
私が各メーカー様にお願いしたいこと。
それは本番コースで試せるためのシステムをもつと充実させて欲しいということ。
試打をして、コースで試して初めて分かる、そのクラブの評価。
本当に本気で自分に合ったものを探すのにはどれほどの費用と労力が必要なのか?今回のテーマで理解していただけたでしょうか?
今のクラブには何も不満がない、、!?でも新しいクラブを買ってみようかな、、って言う人がいるならば、慎重に沢山試打を重ねてから購入を検討してみて欲しいと思います。
2025年上半期の各メーカーのドライバーは、どれもハズレはありません。よく開発が進んでいて確実に良くはなっています。
でも、そのなかで自分に合った、自分に打ちやすいものを探すということなら、今年のモデルだけでなく、4年前までのモデルまで遡って選ぶのも全然アリだと私は思います。
製品の個体差がある中で、いい個体を見つけられたら、、本当はそれを使い続ければいい。
そう考えてるプロゴルファーが多くなってきているので、メーカー契約フリーの選手が増えてきているということをアマチュアの皆さんは知って欲しいと思います。
また、私にゴルフクラブの相談をしたい方は、レッスンに来て頂きましたら、良く話を伺ってアドバイスさせて頂きます。
必要ならヒマラヤゴルフさんでフィッティングも可能ですのでいつでもご相談に来てください。
ヘッド選び、シャフト選び、性能の個体差選び、、
ゴルフクラブの世界は深すぎる世界。
もしその深い世界に入りたいのでしたら、心して覚悟を決めてから入るようにしてください。
中途半端になるのなら、、
→→おわり←←
2025年03月08日 13:11