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テーラーメイド、ピン、キャロウェイ、コブラ、2025年新作ドライバー選び 何を買えばいいの?part4

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 つづいてはキャロウェイエリートシリーズについての評価をしていきます。

 このモデルについては賛否両論、、なのが世間の評価。

 何故ならAIフェースの良さを実感できる人が限られてくるからです。

 AIによる開発は、いわばバーチャル世界によって開発ということ。

 仮想空間のシュミレーションでは理想形になったし、実際にプロゴルファー達はその結果、恩恵を受けている。

 でもその性能を理解するためには、今のミスショットならラフに行っていたはずなのに、フェアウェイに残っている、 そう思えるぐらいの経験と実力がないとAIによる開発の実感が沸かない、、

 そういう性能を実感できるレベルの人は、元々ナイスショットを連発できて、コースできちんとボールをコントロールしている人達。

 他社の製品は重心が低くなった、慣性モーメントが大きくなった、というほうが良いとか悪いとかではなく、誰でも試打した時の実感が湧きやすい。

 実際にAIフェースになったパラダイムシリーズから、キャロウェイ契約の多くのプロゴルファーが優勝したことは間違いありません。

 この4年間はジョン ラーム選手とザンダーシャフリー選手がキャロウェイ社を牽引してきてきました。

 シャフリー選手は去年メジャー大会を2つ制覇しているのですから、その時に使用されたAiスモークパラダイムトリプルダイヤは名器ドライバー確定です。それは誰も否定できません。結果を出しているのですから。

 私もそのAiスモークトリプルダイヤを持っていますがとても気に入っています、、

 コネクトスリーブの設定を替えたらとても打ちやすくなることを皆さんはご存知でしょうか?それについては後でお話しします。

 こういうことを全て踏まえたうえで、キャロウェイエリートモデルをきちんとした評価をしてみたいと思います。

 結論としては、私自身も前作のAiスモークトリプルダイヤが良すぎて、何が良くなったのか分からない、、というのが本当の本音です。

 AIによる計算式に当てはめるならば、きっと1年をかけてラウンドの平均スコアを出してみると確率的に少し良くなるだろうとは予想できますが、打感が柔らかくなったぐらいしか実感が沸かないのです。

 試打データをとっても前作と飛距離は同じで、スピン量が少し増えてボールが少し上がりやすくなった感じなのですが、コースでも前作と全く同じ球筋になる、、

 ここで勘違いしてはいけないのが、前作のAiスモークパラダイムトリプルダイヤが良すぎたのです。

 その良さをあまり変えないで、ザンダー シャフリー選手に使ってもらえるように性能面を確実にアップさせてきた。

 マイナーチェンジしたといったほうが分かりやすいでしょうか?

 良くはなっているけど、長く使ってみて後から良さが分かる感じとも言えます。

 敢えて言うと、エリートモデルはパラダイム以前のヘッドのフォルムに戻してきている感じはするのですが、それも微調整程度です。

 そして皆が不思議に思うのに、誰もきちんと話そうとしないことがあります。

 それは、アドレスして構えたときに、クラブフェースがパカっと右を向いているように見える問題です。

 各メーカーで分けると、キャロウェイ社とピン社はフェースか右を向いているように見えて、テーラーメイド社、タイトリスト社、コブラ社は真っ直ぐ飛球線に対してフェースが垂直に真っ直ぐになります。

 実は、どのメーカーのドライバーもフェースのど真ん中の面の向きはきちんと目標方向に向いているのですが、センターからトウ側にかえてえぐるように開いて見えるように設計しているのが、キャロウェイ社とピン社なのです。

 何故かというと、色々な球筋を打ち分ける際に、飛球線に対して右に打ち出してそこからドローで戻す球筋をキャロウェイ社は大切にしているからです。

 昔からキャロウェイはドローが打ちやすいメーカーと言われてきた所以が、他社とのフェースの向きの見え方に違いが生まれてきたとも言えます。

 逆にいうと右に打ち出してドローで左に戻どすイメージが沸かない人には、フェースが開いて見える分だけ、そのまま右にさようなら〜となってしまうのです。

 実際にインターネットでのエリートトリプルダイヤの試打している人を見てみると、一発目が真右に飛び出している人がかなり多くいます。


 だから、スイングのタイプや打つ球筋によっては、メーカーのフェースの見え方で打ちやすい、打ちにくいと分かれてしまうのは仕方のないことなのです。

 例えるならば、テーラーメイド社をずっと使ってきているプロゴルファーは、キャロウェイ社のドライバーに慣れるまで右に飛んでいく感じがして、キャロウェイ社のドライバーを使ってきているプロゴルファーがテーラーメイド社のドライバーを使うと慣れるまで引っ掛ける感じがしてしまうのは、そのメーカーのコンセプトによるものなのです。

 だから、プロゴルファーでもメーカーの好みが大きく分かれるわけですね。

 後はここでは詳しく説明はしませんが、フェースの開いているように見えるヘッドと、真っ直ぐ開いていないように見えるヘッドでは、アドレスした時の手とクリップの位置がスタンスに対して少し違います。

 これはスタンスに対して上半身をオープン構えるタイプはキャロウェイ社かピン社。

 スタンスに対して上半身をクローズドに構えるタイプにはテーラーメイド社、タイトリスト社、コブラ社。

 と分かれるのですが、こういうことを巷ではきちんと説明されていないので、なんでキャロウェイ社はアドレスした時に特にフェースが開いてみるように感じるのか?疑問に思っている人が多いのです。

 私はメーカーによって、本能的にアドレスを変えてしまうのですが、そんなこと出来る人なんてそうそういませんよね。

 いつかそのテーマについてもきちんとブログで書いてみるのも面白そうですね。

 そこでどうしてもキャロウェイ社のドライバーを使いたい人にアドバイス。

 フェースが開いて見えるモデルを使いたい場合、超ハードヒッターはロフト8度、そこそこ自身がある人は9度、普通の人は10.5度にして、スリーブでロフトを1度か2度寝かせるのです。そうするとフェースが閉じて見えるようになり打ちやすくなります。

 私は9度のヘッドを10度にして使っているので、フェースは開いて見えません。もともとテーラーメイドのフェースの向きが好きなので、こうやって使わないとキャロウェイ社は私は使えないのです。

 ということで、キャロウェイエリートシリーズは、競技ゴルフをしていて1打をしのいでいるレベルの人、前々作パラダイム、前作Aiスモークを持っていなくてキャロウェイが欲しい人なら即購入を検討しても良いと思います。

 ちなみに私個人の意見として、前々作のパラダイムから女性でも180ヤード以上飛ばせるならトリプルダイヤシリーズを皆に進めてきました。何故ならスリーブでロフトを寝かせて、ヘッドのウエートを変えればなんの問題もなく使えるからです。

 ノーマルシリーズやXシリーズももちろんいいのですが、トリプルダイヤでないといずれは飽きてしまうだけ、、と毎年色々な人を見てきてそう思っています。

 中古ショップに行ってみて、キャロウェイ社の過去のドライバーでトリプルダイヤシリーズ以外キラキラ輝いて見えるシリーズは無い、、と私は私個人としていつも思ってしまいます。

 少し勇気が必要ですが、エリートを買うなら思い切ってトリプルダイヤを買って、スリーブ調整で寝かして使ってみてください。

 テーラーメイド社、ピン社に対して、キャロウェイ社だけ話し長くなってしまったのは、キャロウェイ社がAI開発の凄さをちゃんと説明しきれていないからです。

 間違いなくエリートシリーズは合う人には凄い性能のドライバーなので、スリーブを上手に使って自分に合わせてみてください。

 ちなみに、、石川遼選手は今作エリートはトリプルダイヤではなく、、エリートXを使用しています。

 10.5度を1度寝かせるのではなく、1度立たせて9.5度にして、フェースを開いて使っているのですが、その理由はエリートXだけ元々フェースが閉じてみえるから。

 石川遼選手はドロー大好き人間なので、今回はこういう作戦で勝負。

 ドローが打ちたくて、ヘッドスピードに自身がある人は、石川遼選手の真似をさてみるのも有りですね。

 でも私はトリプルダイヤシリーズが大好き。

 後は好みですね。

 キャロウェイ社の評価だけ長くなってしまい申し訳ございませんでした。

 次回はいよいよコブラ社DSアダプトについての評価をしていきます。

 ちなみに私の本命は、、これです。

→→つづく←←
2025年03月04日 08:17

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