真の上級者になるために必要なこと!?part5
真の上級者に成れる人は、自分自身のことを深く理解しようと試みた人。
自分に出来ること、出来ないことを見分けることが出来て、出来ないことはしない。
プロゴルファーでもスイングの癖が強くても活躍している一流選手は沢山います。
癖があるけど強いその名だたる選手の1人がシェフラー選手。
シェフラー選手がマキロイ選手のスイングを真似しようとすると思いますか?
そうです、シェフラー選手の骨格と脳神経の使い方だと、今のシェフラー選手のスイングがベストなスイング。
人目を気にした、人にウケるスイングなんてどうでもよくて、機能的で合理的なスイングであればいいわけです。
シェフラー選手の個性的なスイングを機能的だと思えるのか?
そういう観点がなければ、自分のスイングの治していいところと治していけないところを判断することはできません。
私はシェフラー選手のスイングは好きです。もちろん、他の一流選手のスイングもそれぞれの良さがあって好き。
スイングを無理に作り上げなくたって、ある一定の厳選したドリルを順番にしていけば、今の自分の骨格と脳神経の使い方にあった合理的なスイングは簡単に見つかります。
いわゆる自分にとっての自然なスイングはある程度決まっているのです。
私のレッスンを受けている人達なら分かると思いますが、あるレベルの段階まで具体的にクラブをこうしてくださいとか、あまり言いません。
何故ならスイングはある程度決まっているのだから、取り敢えず振りやすいスイングを提案して、早くコースで学んでこれるようにしたいからです。
そして、スコアメークができるようになってから、そこからスイング作りを本格的にしたい人はしていく、癖があっても打ちやければ良い人はショーゲームやコースマネージメントを磨いていくのです。
上達させるには、色々と段取りが必要です。
ずっとスイング作りばかりして、コースで学ばなくてはいけない実戦的なことを後回しにしている人が上級者に成れると思いますか?アマチュアの皆さんのゴルフに費やせる時間は限られています。
ある程度の落とし所でスイング作りを取り敢えず落ち着かせて、そしてそのスイングでスコアメークをする。
そうです。真の上級者に成れた人達はスイング作りはほどほどにして、先にコースで学ぶことを優先に出来た人達。
そして自分のプレースタイルが出来始めたらどうするのか?
それは、自分のプレースタイルをさらに磨いていくのです。
自分のプレースタイルを磨くというのは、スイングを良くしていくことだけではありません。
ゴルフ場でどんな時でも、ある一定のスコアを維持するためには?
何が必要ですか?
その必要なものを真の上級者達は見失わないように心がけ続けるのです。
それが今回のテーマの重要なポイントになります。
→→つづく←←
2025年01月21日 17:23