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最近流行っているミニドライバーってどうなの!?part2

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 世界の1流の男子プロゴルファーの飛距離で例をい言うと、
3番ウッドが270〜280ヤード程、
ドライバーが300〜310ヤード程になります。

 もともと3番ウッドとドライバーは2、30ヤードの違いということを一度再確認してください。

 そしてミニドライバーが280ヤード〜290ヤード。

 もともと、3番ウッドとドライバーの飛距離の差は30ヤードで、ミニドライバーがその間に位置している。

 だから、ミニドライバーとドライバーは10ヤード〜20ヤードしか違わない。

 そもそも、ツアープレーヤー達からするとその20ヤードの差がとても大きな違いになるわけです。

 何故ならバーディを量産しなくてはいけないから。

 調子が良い時に4日間で15個から20個のバーディをとるためには、その20ヤードはとても大きい。

 じゃあアマチュアゴルファーからするとその20ヤードに対してどう考えればいいのか?

 それがミニドライバーを使うか?使わないか?の判断となるわけです。

 アマチュアゴルファーにとって、20ヤード犠牲にして安定をとるのか?20ヤードのリスクを取って攻めのコースマネージメントをとるのか?

 どちらがいいのでしょうか?

 これは、そのアマチュアゴルファーの腕前のレベルにもよります。

 ほとんどのスコアが80を切れるレベルの人ならドライバーでミニドライバーより20ヤード飛ばすことは意味があることでしょう。

 何故なら20ヤードの違いは1つから3つバーディを取ることに関しては大きな意味を持つからです。

 そうでないレベルのゴルファーなら、、大きなミスが減って、曲がらないのなら20ヤード飛ばないミニドライバーのほうが良いスコアになったり、年間を通しての平均スコアは良くなってしまうかもしれません。

 もともと、ドライバーとフェアウェイウッドがあまり得意でないレベルのゴルファーなら、楽に飛ばせる軽くて球が上がりやすいドライバーを使う必要があるので、ミニドライバーは使う必要はありません。

 ちなみに、プロゴルファーが初心者、中級者用の軽くて楽に飛ばせるドライバーと最近のミニドライバーを本気で打ち比べてみるとミニドライバーの方が飛ばすことができます。

 何故かというと、重心深度とシャフトの硬さの兼ね合いでミニドライバーのほうが思い切り振れるからです。

 なので、ミニドライバーを使ってメリットがある人は、元々しかっり目のスペックのドライバーを使っている人で、幾ら練習してもドライバーの曲がりに不安を感じている人。

 もしくは、かなり良いスコアでプレー出来ていて、ドライバーとミニドライバーを使い分けて戦略を広げていける人。

となります。



 私も今までに発売された、ミニドライバーは全て打ってきました。

 データで言うと、やっぱり自分のドライバーと10ヤード〜20ヤード違うだけ。

 でも良く考えてみると、今の最新モデルのドライバーというのは、性能が開発され進化していることは間違いないのですが、ミニドライバーと10ヤード、20ヤードの違いだけで、球筋が曲がってしまったり、難しくなってしまう要素があるわけです。

 ミニドライバーと460ccのドライバーの違いといえば、長さが1.5インチ違って、体積が160cc程違うということ。

 その1.5インチと160ccの差で、10ヤードから20ヤード違うだけと考えていくと、、本当にドライバーに求めるものが見えてくる気がします。

 ドライバーは46インチまでルール上オッケーなのに、プロゴルファーで46インチギリギリでドライバーを使っている人はかなりの少数派です。

 46インチにしないで、43.5インチから45.25インチで試合で戦っているプロゴルファーが多いというのは、一種の長年のツアープレーヤーのデータの事実です。

 人間の体の構造、運動力学、クラブの物理学、化学として、ドライバーの長さは、43.5インチから45.25インチに臨界点があるということになります。

 そして、460ccというドライバーのルール上認めらた体積にも私は疑問に思うのです。

 本当に460ccは有利なのか?

 なんで460ccをルールの上限としたのか?

 何故460ccいっぱいでドライバーを作るのかというと、慣性モーメントが高くなるからです。

 慣性モーメントというのはゴルフクラブで簡単説明すると、フェースの芯に当たらなかった時のヘッドのブレやねじれを抑える物理的な力の数値のことです。

 なのでフェースの芯に絶対に当たるなら、慣性モーメントの数値はいらないことになります。

 じゃあフェースの芯に当たりにくい人には、高慣性モーメントのドライバーは絶大な恩恵を受けるのか?というと、、

 私は絶対的にそう思いません。

 その理由は、そもそもスイング中のヘッドの軌道が正しければ慣性モーメントは有利に働き、正しくなければ邪魔になるからです。


 また、説明しようと思っていますが、そもそもスイングのテークバックとダウンスイングを正しく行えている人はドライバーに悩んでいないわけであって、逆に皆悩んでいるからドライバーに不安を覚えてるわけです。

 これも良く考えてみると、、理に適っていないスイング軌道に慣性モーメントが働いても、、ズレた方向にきちんと飛んでしまう。

 そうです。いくらドライバーが進化したとしても、スイング軌道がきちんとしていなければ、最新テクノロジーは助けてくれないのです。

 1流プロゴルファー達は極限までスイングの精度を高めているので慣性モーメントの恩恵を大きく受け、スイング軌道がきちんと出来上がっていない人にとっては慣性モーメントは絶対的に有利とはならない。

 1流プロゴルファーの中で普通のドライバーを抜いてミニドライバーだけを入れている人がいない理由は、1流選手はスイング軌道が綺麗だから、、

 でもアマチュアゴルファーの場合は?

 その悩みを解決してしまっているのが、ミニドライバー。

 慣性モーメントが少ないミニドライバーの方が、スイング軌道にズレがある場合打ちやすくなってしまうのです。

 だから、ドライバーに悩んでいる人にとってはミニドライバーは慣性モーメントが少ないから打ちやすくなる。

となるのです。


 ミニドライバーが打ちやすい理由が理解していただけでしょうか?

 理想を言うと、ミニドライバーに頼らなくていいぐらい、スイング軌道を基礎練習で綺麗にすればいいだけなのですが、それはそれで、また別の話し。その話しをし始めると違うテーマになってしまうので今回お話しするのを辞めておきます。

 今回のミニドライバーのテーマをまとめると、最近の普通のドライバーとミニドライバーとの違いは1.5インチ、160cc。

 その違いは10ヤードから20ヤードの違いでしかない。

 ドライバーに元々悩んでいない人からすると、10ヤード距離が落ちるだけ。

 ドライバーに悩んでいる人にとっては、大きく曲がっていたりしていた分、ミニドライバーのほうが飛んでしまう可能がある。

 だから、ドライバーに悩んでいない人にっては3番ウッド的な位置づけで使う。

 ドライバーに悩んでいる人は、ドライバーが好きになるまでピンチヒッターとしてミニドライバーで楽しむのもアリ!

 でも、ちゃんとしたスイングの基礎練習をしていけば普通のドライバーの高慣性モーメントを使えて、やっぱり物理的に普通のドライバーのほうが飛ぶのは飛ぶ。

 10ヤード、20ヤードの違いをどう考えるのかはその人の考え次第なので、最近のミニドライバーは、今後の各メーカーのドライバーの開発の方向性に影響を与えることは間違いないことでしょう。

 少しでも飛ばしたいのか?

 それよりも打ちやすくて安心のほうがいいのか?


 ちなみに私は、普段のゴルフをしていて趣味としては10ヤードの違いは大きいと考えてしまうタイプなので、仕事として趣味としては最新テクノロジーの最新モデルは追いかけていくつもりです。

 でも、ミニドライバーの打ちやすさは、、なんというか、、昔のドライバーの良さを思い出させてくれますし、スイングの調子が乱れてスイング軌道がズレてしまった時には確実にミニドライバーのほうが打ちやすくなるのですから、ミニドライバーは普段の練習でも時と場合によって使ってみようと思っています。

 慣性モーメントが絶対的に有利なのか?

 皆さんはどう思いますか?

 ずっと何を使ってもドライバーで悩んでいる人や、ドライバーとミニドライバーを使い分け出来る自信のある人は、一度最近のミニドライバーを使ってみてみることを検討してもいいかもしれませんね。

 →→おわり←←

 
2024年12月14日 13:25

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