何故?練習しても上達する実感が感じられない人が多いのか!?part7
ある程度の目標スコアまでは、マイペースにゴルフ場での反省点を上手に反省していくだけで目標のスコアまでいけるのに、インターネットレッスンを見ると上手くなるための順番がぐちゃぐちゃになってしまう。
せっかく自分の反省点が見つかったのに、、色々なことをしてしまうのは勿体ないこと。
正直に言うと、マイペースで達成出来る目標スコアは、大量と筋力と関節の柔軟性によって全く違います。
人によってはスコア100、人によってはスコア85と達成できる目標スコアは違います。
ゴルフはスポーツなのですからそれは当たり前です。ゴルフ以外のスポーツでも同じこと。
趣味として楽しむなら、人と比べないで自分に合った目標と向き合うことが趣味として楽しむための最大のコツです。
スコアだけ良くすることを追求するなら競技ゴルフをしなくてはいけません。
その目標を自分なりに達成してからもっと上手くなりたいのであれば、競技ゴルフに頑張って出るようにして上手い人達とプレーしていくか、ちゃんとしたマンツーマンの個人レッスンを受けることをしないと上達は停滞してしまうことになるでしょう。
ある程度上手くなってから何年も上達しなくなって、練習がマンネリしてきてたという人も沢山レッスンに来ましたが、どの人も自分より上手い人が周りいなかったり、競技ゴルフをしてきていない人ばかりでした。
あるレベルからは身近で上手い人の技術を肌で感じることをしないと上達しようにも上達のしようがありません。スポーツというものはそういうものです。
もちろん、周りに沢山上手い人がいたり、競技ゴルフをしている人もレッスンに来ていますが、こういう人はとても向上心が強い人なので、ある程度は良いスコアでプレーしています。
スコア70台でプレーしていてもまだ上手くなりたい。
ではどうすればいいのか?
それは日々の練習のプログラムを見直して、結果の出るように計算して組み立てていくことになります。
それが私のゴルフコーチとしての仕事の1つなのです。
今は練習場できちんとスイングのここを治す。
治ってきたら、その治ったところのリズムが良くなるまではラウンドを重視する。
ラウンドで振りやすさ、安心感が芽生えてきたら、次の課題へ移る。
こういうことを、数ラウンド、数週間毎に、結果を出すべく計算して練習の内容を組み立ていくのです。
何故?プロスポーツ選手に、オリンピック選手にコーチが必要なのか?
何故?必要なのか?
それは選手独りでは、試合をこなしながら練習の課題を作り上げていくことが困難だからです。
そな例外は?
それは、選手として結果を出し、経験を積んでベテランになった時です。
そう、経験豊富なベテランにならなければ練習計画を緻密に組み立てていくことは難しいのです。
皆さん、いいですか?
楽に上手くなる方法なんて初心者の頃に100を切るのを早める時期にしかありません。
ある程度上達してから、あるレベルからは楽に上手くなる方法なんて無いのです!
今は、ラウンドを重視する時期だ!
今は、ラウンドの反省課題を潰して我慢する時期だ!
そのコツコツ地道な、地に足のついた練習をしていくしか上手くなるわけ無いのです。
インターネットレッスンを見て上手くなった人なんてかなりの少数派です。
インターネットレッスンを見て上手くなる人は身体能力がずば抜けていたり、他のスポーツを何か一生懸命極めて、スポーツが上手くなることの何たるかを知っている人だけ。
ただ、練習場だけででスイングのどこかのポイントを悩んで練習していたって、
スタートホールのティーショット、
傾斜地からのショット、
ショートゲームやバンカー、
深いラフからのトラブルショット、
後半、脚が疲れた時の影響、
など本番コースで意味の無い練習をしていてもスコアが変わることはありません。
スコアがずっと変わらない?
それは、スコアを変えるための練習ができていないから。
どれだけ練習したって結果に繋げられない練習をしていては、数ヶ月後、数年後に練習に費やした時間が何だったのか?と後悔することになります。そういう人がレッスンに訪れるわけですから、私はこういうことと常に向き合って来ています。
人によって反省点、練習の内容は違うに決まっているのです。
そうではないですか?
皆に当てはまるような、皆上手くなるスイングレッスンなど無いのです。スイングレッスンというものは、病院でいうならば診察、処置、お薬を人それぞれに応じて適切に行うことなのです。
絶対に皆が皆上手くなるような話なんてあると思いますか?
あくまでもインターネットレッスンはエンタメとして見るべきで、上手くなるかどうかは、練習の内容を自分なりにきちんと計画すること!
今はゴルフ場に行って課題を模索する時期!
今は課題を練習場で我慢して練習する時期!
練習場で我慢して練習したことをコースで試す時期!
こういうサイクルを自分の練習で作ることができるのか?
練習場でしかできないようなスイング改造をしてはいないか?
練習の頑張り方を間違えないようようにしなくては努力した時間が勿体ないことになります。
もし、自分で上手くなる自信がなければいつでも相談しに来てください。
この吉田ゴルフスクールのホームぺージのサイトのお問い合わせフォームから悩みを書いて送っていただけましたら対応させて頂きます。先ずは相談だけでも構いません。
スイングのレッスンだけではなく、上手くなるために必要なこと全てを診断することになります。
私のレッスンはスイングを教えるだけではなく、上達に必要なことを計画立ててレッスンしていきます。
スイングなのか?
ショートゲームなのか?
練習のプログラムなのか?
人によって内容は違います。
結果が出ないということは、結果の出ることをしていないだけ。
限られた時間の中で、結果の出るように、自分に合った地に足のついた練習をしていくこと。
上達したいのに、上達出来なくなった人は今回のテーマをきちんと見つめ直して見て下さい。
頭の整理ができるまでは、ただ練習する、ただラウンドすることを減らすのも大切かもしれません。
人が成長するということは、どんなことにおいても同じぐらい大変だということを自覚して忘れないように。
ゴルフは本当に奥が深いですね。
→→おわり←←
2024年11月05日 07:47