日本プロゴルフ協会公認・吉田ゴルフスクール|愛知県春日井市・小牧市

日本プロゴルフ協会ライセンスを取得したスペシャリストが質の高いゴルフ指導を行います

Grn

HOMEブログページ ≫ 最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part7 ≫

最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part7

24gt3_1w_sp1


♢次はタイトリスト社のドライバーについてです。

 ここ最近のタイトリストのドライバーは円熟味を増して、総べての性能面において総合得点が高い素晴らしいドライバーです。

 2022年の9月に発売されたTSR2ドライバーは、色々なクラブ評論者に褒め称えられ、美しいデザインとヘッドの顔、座りの良さ、打感が見事に調和され、完璧なドライバーとして世の中のゴルファーに認定されています。

 でも?何故?タイトリストのドライバーはテーラーメイド社やキャロウェイ社やピン社のように、日本の全てのゴルファーに認知されにくいのでしょうか?

 それは、タイトリスト社のマーケティング戦略によるものなのです。

 ちなみにアメリカ本土のPGAツアー登録選手の中で一番使用率が高いドライバーは?知ってますか?

それは、タイトリスト社なのです。

知らなかった人は意外と多いのではないでしょうか?

 もちろん知っていた人もいるかとは思いますが、競技ゴルフをきちんと楽しんでいたり、ゴルフトーナメントツアーをいつも観戦しているような、本当に、三度の飯よりゴルフが大好きな人達なら分かっていたことかもしれません。

 日本の男子トーナメントでも、タイトリスト社はかなり使用されていているのですが、何故かクローズアップされない。

 こういうことから、クラブメーカー界のある構図がみてとれます。

それは宣伝広告の戦略です。

 テーラーメイド社とキャロウェイ社は新製品に対して、自社の資本金から莫大な宣伝広告費を当てています。

何故か?

 それは、テーラーメイド社とキャロウェイ社は、市場での売り上げナンバー1を目指して競っているからです。

 ここ数年、その競い合いが恒例化し、その競い合いがゴルフ市場を賑わせて経済を回しているので、もしテーラーメイド社とキャロウェイ社が売り上げ競争を辞めてしまったら、ゴルフ市場は見るも無惨に大きく衰退していくことでしょう。

 そしてテーラーメイド社とキャロウェイ社は、大きな売り上げの利益から超一流プロを契約選手を瀑台な契約金で囲って、それにより消費者への自社製品のクオリティを宣伝アピールし、更に売り上げを伸ばしていく、循環型の経営方針を継続しているのです。

 最近は、テーラーメイド社と契約している、マキロイ選手、シェフラー選手、コリン選手に対して、キャロウェイ社はジョン ラーム選手が契約選手として抜けることになり、勢力図の力関係が押されていましたが、ザンダー シャウフェレ選手が年間メジャー2勝を上げることによって盛り返してきています。

 全英オープン最中の爆風の中で正確無比にコントロールしたシャウフェレ選手のおかげで、キャロウェイ社は自社製品の性能の素晴らしさをアピールできました。あの爆風のなかでアンダーパーを出すなんて、、信じられませんね。

 それに対して、タイトリスト社は1935年に創業されてから過酷な競争を強いられるPGA選手達をサポートし続けてきて、その実績と経験によって確かな製品を作ってきました。

 新性能がこうだ!とか新しい素材がどうだ!とかよりも、私達のトーナメントで培われた実績と経験の安心が欲しいゴルファーはお買い求めくださいと、常に謳っているメーカーなのです。

 私のタイトリスト社に対して個人的な意見を言いますと、、

 もし私が現役選手として、試合に望むのならばきっとタイトリスト社を選ぶだろうと思っています。

何故か?

 それは、クラブを選ぶことに時間と労力を使うより、自分の腕を磨くことに時間を使いたいからです。

 ハッキリいいますと、1年毎に新製品がでるテーラーメイド社とキャロウェイ社の製品は、いちゴルファーとして、いち消費者としてはとても楽しく、ワクワクしますし、ゴルフ市場の発展に置いては絶対に必要です。

が、その反面、契約選手側の立場としては辛いものがあります。

 1年かけてようやく馴染んで来たクラブなのに、次の新製品を使わなくてはいけないプレッシャーはかなりのストレスに成り得るのです。

 超一流選手は何億円という契約金を貰えるので、1年毎に替えるのは仕方のないことだと思います。

 もし替えたくなのであれば、契約をどこにもしないでフリーになればいいだけのこと。何故、契約をするのかというと莫大な契約金があるからです。

 でもそれは海外の超1流選手の話しであって、ほとんどの選手は契約金はそんなに大きくなく、クラブ用品の支給のみという契約選手ばかりです。

 慣れたクラブを使い続けて成績に繋げたい。これが選手達の本音。でも、契約メーカーにも貢献なくてはいけない。そのジレンマとの葛藤をどう考えるのかは、それぞれの選手の考え方のによります。

 あまりこのことを詳しく話すのは、色々な規定に反しますので辞めておきますが、最近になってメーカーサイト契約を結ばないフリーの選手が増えているのはこのためです。

 ゴルフクラブ選びの大変さ、そして選んでから馴染むまでの期間のことを考えると、慣れたものを3年から6年は最低でも使いたい。

それが大体の選手としての本音なのかもしれません。

 私のテーラーメイド社とキャロウェイ社に対しての意見として、自動車がマイナーチェンジとフルモデルチェンジするぐらい期間をゆったりと設けて、マイナーチェンジの場合はクラブを置いた時のフェース向きを変えず、デザインと僅かな調整のみにして、フルモデルチェンジの場合は大体的に設計を変えるということを、明確にして欲しいと思っています。

 新モデルの度にクラブの座りとフェースの向きが変わってしまうのだけは、選手としてかなり辛いものがあるということを忘れないで欲しいと願うばかりです。

 そのことを理解して、選手ファーストに向きあっているメーカーが、タイトリスト社。

 選手の感覚や好みを優先して、選手からあまり大きく変えないで欲しいと言う意見を誠実に守っているメーカー。

 クラブのデザインや、フェースの向きがタイトリスト社は独自の拘りがあって、2010年に発売された、910シリーズから今のモデルに至るまで本当にどのモデルも素晴らしい出来栄えです。

 その910シリーズのドライバーを私は今でも保有していて、球にドライビング計測してみるのですが芯に当たると300ヤード以上飛びますし、打感は最高です。芯を外すと今はクラブより20ヤードぐらい距离は落ちますが、それでも性能は十分です。

 ゴルフを始めるにあたってゴルフを本気で取り組みたい人は、あるレベルに到達するまでは2010年以降の中古のタイトリストで揃えるのも、とてもおすすめです。

 エンジョイの方はスコア90、本気の競技の方はスコア80を切るまでは最新クラブの性能とかはあまり関係ありません。たくさん練習して、たくさんゴルフ場に行って経験を積むなかで、10年前までの中古でも、最新モデルでも上達するスピードはそこまで変わりません。あるレベルから、上達しなくなった時に初めて、最新クラブの性能の恩恵を受けることができるのです。

 もし私が選手としてバリバリ活動しているのなら、練習やトレーニング、そして試合などやることが多く、きっとクラブ選びをしている余裕はありませんので、タイトリストを選ぶと思います。

 ここ最近のタイトリストのドライバーの良さはどんなもので、他社とどう違うのか?

 それは、ドライバーに飛距離を求めるのではなく、アイアンやフェアウェイウッドのようにコントロールして、ボールをコースに置きに行くスタイルの人に向いているのがタイトリストのドライバー。

 アイアンを操作するように、イメージ通りの球筋でドライバーを打ちたい人向け。

 タイトリストのドライバーを使っている人は、5ヤード10ヤードの飛距離アップより、如何にアイアンと同じで、自分のイメージ通りに飛んでくれるのかしか興味が無く、コースマネージメントに徹している人達ばかりです。

 こう打ちたい!と思う球筋を具現化してくれるので、タイトリストが好きな人はある程度ボールをコントロールできる人でないと、その良さは深く理解できないかもしれません。

 それに対して、テーラーメイド社、キャロウェイ社、ピン社は、そのドライバー独特の球筋がある程度決まっていて、その決まっている球筋にこちらが合わせるといった感じです。

 良くも悪くも、アイアンとドライバーの球筋の統一性が無く、ドライバー専用の球筋を科学的に追求している感じなので、どれだけデータが良くてもアイアンとは違う技術やスイングが多少なりとも求められます。

 でも、科学的にそれによって5ヤードから10ヤード飛ぶことになる。

 その5ヤードから10ヤードよりもアイアンとの統一性を求めるのなら、タイトリストになる。

 というふうに説明すると、タイトリストの良さが理解できるかもしれませんね。

 ちなみに2024年8月に発売される、タイトリストGTシリーズ。

 やはり、、今までのタイトリストのコンセプトから外れず、構えた感じは大きく変化は無し。フェースの色が白っぽくなり、フェースが見えやすく構えやすくなった感じで、ヘッドのフォルムはすこーし違うだけ。

 大きな変化は無いように見せて、打音、打感をソフトに変化させたり、今の時代に沿ってボールが飛んでいく弾道に対してスピンの最適化されていたりと、前作よりもデータ上は確実に進化させている所がさすがタイトリスト。渋い!
 
 クラブの上部クラウンがポリマー素材になっているため、その分余剰ウエイトを自由にウエイトコントロールできたので、今までと打ち味が大きく変わっています。ポリマー素材とは、いわゆる強化プラスチックのことですね。ポリマー素材というのは斬新な発想で、カーボンではないところがさすがタイトリスト社。

 ちなみに私は発売された3種類の中ではGT3ドライバーの試打計測値がかなりよく、自分の持っているエースドライバーと同じ飛距離がでました。



欲しい、、

→→つづく←←
2024年08月20日 16:49

日本プロゴルフ協会公認 吉田ゴルフスクール

ご予約はお問い合わせホームから

春日井王子ガーデン・東海地区校

奥の深いゴルフのはなし

モバイルサイト

吉田ゴルフスクールスマホサイトQRコード

吉田ゴルフスクールモバイルサイトへはこちらのQRコードからどうぞ!