最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part6
♢次はPINGのドライバーについてです。
このメーカーについては、人によってはとても意見が分かれるメーカーといえます。
何故かと言うと、ピン社のドライバーの飛距離に関しては本当に300ヤード飛ばす飛ばし屋の人からすると、他のメーカーよりも少し飛ばないという意見があるからです。
これは、公にはなっていませんがゴルフクラブメーカーに精通している人には有名な話しなのです。
本当に300ヤード以上飛ばす人達には、インパクトの瞬間にヘッドの上部がグニャッと「たわむ」感覚があるのですが、最近のピンのドライバーはその飛ばし屋の人達からすると、「たわみ」過ぎて、後10から20ヤード飛ばせるはずなのに、飛ばしきれないという感じがあると言う人がたくさんいます。なので、ピンの契約しているハードヒッターの選手はロフトを7度、8度と立てて使っているのですが、インパクトの時にヘッド上部がたわむとインパクトの瞬間にロフトが寝て、ロフトが増える現象を理解してロフトを立てているのです。
ドラゴン大会では、ピンドライバーを使う人はほとんどおらず、テーラーメイド、キャロウェイ、コブラ、そして地クラブメーカーを使用していることから、ピンのドライバーは、スーパーハードヒッターからするとヘッドがたわみ過ぎてしまうことがドラコン大会のクラブメーカー使用率から分かります。
ただ、これはスーパーハードヒッターの話であり、逆に言うと300ヤード前後までなら最高に良いドライバーですよ!ということになるのでスーパーハードヒッター以外には関係のない話しですよね。
2年前の2022年11月に発売された、g430LST、g430MAXドライバー、今年発売されたG430 10K MAXドライバーに関しては、全て良いドライバーだと私は思います。
ただ、打った時の打音が独特であることから、ヘッドの個体の差が激しく、多くのヘッドを試してその中から決めないといけないので、そのことを知らないとピンドライバーに満足することができないかもしれません。
ピンのヘッドは、個体の製品の差によって驚くほど打感と打音が違うので私はg430シリーズのドライバーを3つコースで使ってみましたが、最後の当たりヘッドを見つけるまで、色々な中古ショップで沢山のピンドライバーを試打した経緯があります。
何故、そこまでして当り個体のピンg430LSTドライバーを探したのかというと、楽で安心感があるからです。後、個体当たりヘッドで練習しているとめちゃくちゃ打感が気持ちいい。
実践コースで、練習していない時でも、スイングの調子が良くない時でも、g430シリーズドライバーを使用すると気が楽です。
テーラーメイド、キャロウェイ、コブラのメーカーに比べると、ここ一発のビックドライブロマン砲が出ない代わりに、いつも同じ球が簡単に出るというイメージなのが、ピンドライバーの良い所。
逆に言うと、一発の飛距離が無くて、刺激が足りないと感じる人は物足りないかもしれません。
なので、私は飛距離を楽しむ時は、テーラーメイド、キャロウェイ、コブラで、楽をしたい時はピンドライバー、超本気で試合に望むならタイトリストと言った感じでメーカーによってクラブをえらんでいます。
ちなみにg430 10K MAXドライバーを一度使ってしまうと、これほどまでに曲がらないドライバーは今のところ他にはありませんので、飛距離を求める以外の理由では、他のドライバーに変えられなくなってしまいます。
飛距離が出る出ないは別として、もしこのドライバーで曲がってしまうというのなら、、ご自身のスイングに問題があること決定です、と言わざるおえないほどの直進性を誇っている10K MAX。
エンジョイゴルフで楽をしたい人、競技するで安定を求める人にはうってつけのドライバーです。
ピン社のクラブが好きな人は、ピンドライバー以外のメーカーが少し難しいと感じていて、中々変えられないという人が多い気がします。
個体差が大きい中で大当たりのヘッドを見つけられた人は、打感が気持ち良くて練習が楽しくて仕方ないはずです。
次に発売されるモデルがどんなコンセプトになるのかとても楽しみです。
もし今後、ピン社が飛距離性能へ開発を全振りしたら、末恐ろしいドライバーが出来上がることになる予感がします。
毎年、毎年新製品がどうのこうのと気にするのが好きではない人にとっては、ピン社の製品は2.3年毎にスローペースで発売されるので、そういう点でもおすすめなメーカーです。
→→つづく←←
2024年08月15日 08:51