最新ゴルフクラブに替える時の選び方!?part5
♢今回はキャロウェイ社についてです。キャロウェイ社は、前作パラダイム、今年AIスモークパラダイムによって、ドライバーというものの可能性を深掘りすることが出来たメーカーだと私は思っています。
というよりも、ドライバーとフェアウェイウッドに関しては、何年もずっと完成度が高く、フェアウェイウッドは2013年に発売されたX HOTシリーズ以降のモデルなら、今でも十分使える性能を誇っています。
上田桃子選手はこのX HOTのフェアウェイウッドずっと使っていたことは有名ですね。
ドライバーは、2019年に発売されたエピックフラッシュのモデルから飛距離に関しては今の現行モデルとほぼ飛距離は変わりません。エピックフラッシュのドライバーを私は所持していますが、今年のモデルと同じぐらい物凄く飛びます。飛距離だけに関しては、、です。
フェースの反発係数が規制されてから、どのメーカーも飛距離に関しては、きちんとしたスイングでフェースの芯に当たるとほとんど飛距離は変わりません。これは事実です。
ただ、同じ飛距離でも球筋の違いがあったり、ミスした時のミスの大きさが違っていたりと、確実にミスへの優しさに関しては年々寛容になってきていることは間違いありませんので、クラブを買い替える意味が有るか?無いか?については、余裕のある人は買い替える意味はあるというのが正しい見解なのかもしれません。これが、本当の私の意見です。
キャロウェイ社の現行モデルである、今年発売されたAIスモークパラダイムに関しては、人工知能が計算したAIフェースの方向性の性能がとても高く、2024年の上半期が終わった時点でトーナメントで優勝者を多く輩出しています。
世界中のトーナメント優勝者の結果だけでいうと、AIスモークパラダイムトリプルダイヤが2024上半期優勝者数 No.1ドライバーです。
キャロウェイと契約しているザンダー・シャウフェレ選手が今年、全米プロゴルフ選手権と全英オープンを優勝したことで、性能の高さが凄いということを裏付けすることになりました。
人工知能が作り出したAIフェースは、本気でスコアメークをしているゴルファーにとっては絶対的に有利とも言える性能です。
今まで確実にOBになっていたようなミスショットが、コース内に残ってるという不思議な感じです。風が強い日でも、風の影響をあまり受けなくなるのもこのヘッドの強みといえます。
ただ、アスリートモデルのトリプルダイヤモデルに関しては、アドレスした時のヘッドの座りが個性的でフェースが右を向いているように見えます。それに対して打ち出される球筋に慣れないといけないので、人によっては使いにくいと思うタイプもいることでしょう。
私の予想では、来年以降から他社メーカーでも人工知能を使ったゴルフクラブ製品が数多く発売されると思いますが、キャロウェイ社のようにフェースだけというわけでなく、ヘッド全体の設計に対して人工知能を駆使していくことになるでしょうし、人工知能に与えるデータや目的によっては様々な結果になるでしょうから、各メーカーがどのようにしていくのかが楽しみです。
今年になって、ブリジストン契約の堀川未来夢選手がキャロウェイの昨年モデルのパラダイムトリプルダイヤドライバーを使用していることにはとても驚きました。ドライバーに関してはずっとブリジストンのドライバーから替えなかった選手なので、悩みに悩んでキャロウェイを選んだというのはそれほどまでに良かったということなのでしょう。
興味のある人はクラブの個体差が強い昨年モデルを中古で探してみるのも有りですね。
もっとコスパがよく打ちやすいのが、一昨年モデルのローグstシリーズドライバー。クラブの座りがとても良く、本当にいい顔しています。
AIスモークパラダイムシリーズは、全体的に低スピンで芯を外した時でも距離があまり落ちません。そういう特性が欲しいという人はうってつけのモデルとなります。
→→つづく←←
2024年08月09日 08:13