ゴルフの練習で一番大切なこと!?part7
果たして、自分で練習していく中でどうやって練習していけば、自分にあったスイング、グリップ、アドレスを「探す」ことができるのでしょうか?
ある程度練習して、ある程度自分のスタイル、感覚を探せた人は自然とやってきているかもしれません。
その方法は至ってシンプル。
それは、プロゴルファーのスイングを真似してみること。
もし自分で練習して上手く成るには、真似する以外方法はありません。逆に真似ができなければ上手くなるわけありません。
打つ前にこういう感じなのか!と理解していないのに、理解しないまま打っても癖を固めるだけです。
ただボールを打てば上手くなると思っている方は要注意。
調子が良い時、したいことのイメージがしっかりとなければ、ボールをどれだけ打っても今現状のスイングを固めていくだけ。
子供が赤ちゃんから成人になるまで、どうやって成長するのか?
それは真似をして学んで、真似をしていくうえで成長をしていくわけです。
そして、色々学んだ挙げ句にオリジナルを探し出だしたい!と思えるようになるのです。
最初は、どんなプロゴルファーでも構いません。自分の好きなプロゴルファーを探して真似をしてみてください。
そして、なるべく鏡を使って、鏡を見ながら真似をするのです。
鏡がないのなら、スマホなどの機材で動画を撮ってもいいのですが出来たら鏡のほうが理想です。リアルタイムで自分のスイングを見てみるほうが、脳は活性化して感性が生まれます。
機材で動画を取ると、見直すまでに自分のスイングに戻ってしまうので、余程のレベルでなければ鏡のほうがのほうがおすすめです。夜でしたら、家の窓ガラスでも構いません。
はい、ではプロゴルファーのスイングを真似してみるとどうでしょうか?
全然、違う、、最初は、真似どころの話しではなく、鏡を見た自分の姿が何かの新種のダンスなのか?と思えるほどゴルフのスイングを真似することは難しいのです。
そこで、どうするのか?
それは、諦めないで何度も何度も真似をし直すこと。
それしか方法はありません。
トライアンドエラー、繰り返し真似をするのです。
ここで、本当の現実を、私の多くのレッスンの経験から話します。
ある程度プロゴルファーのスイングの真似ができないのに、ボールを打ってはいけません!
ゴルフをしたこともない初心者が、練習している風景を想像してみてください。
自分がある程度どうやってスイングするのがイメージできなくて、ただクラブを渡されてボールを打つとどうなるのか?
スイングの軸はなく、見るも無残な格好で、地面をボコンと打ち付けたり、空振りしてしまうだけで、綺麗に打てることはまずありません。
そして、その練習フォームが固まってしまうわけです。
そして、ゴルフを嫌いになってしまう、、
だから、本当にゴルフをしたいけど、自分で練習していく自信が無い人は絶対に最初だけでもレッスンを受けなくてはいけない!と言われている理由は最初が肝心、最初が全てだからです。
野球やソフトボールやテニスをしていれば、ゴルフの基本と似ているので、打てる人もいますが、綺麗なスイングって何?と99.9%の人が途方に暮れることでしょう。
でも、ボールを打つ前に鏡を見てスイングのイメージトレーニングを1ヶ月していたらどうでしょうか?
最初は打てることはほとんどありませんが、スイングのフォームは少しは良いはずです。
そして、ここで「あいうえお」を覚えるの同じことで、最初の癖がずっと自分の癖となって残ります。
良くも悪くもこれが現実です。
「あいうえお」と同じなのです。
でも、ここで鏡をみてどんどん真似が上手く成れる人は、綺麗なスイングになることができるのです。
どんなことにおいても、真似ができるっていうことは、感性が無くては真似はできません。
もし、自己流で綺麗なスイングを身に着けたい人はプロゴルファーの真似をするしか方法はありません。
石川遼選手は、高校1年生でプロゴルファーのトーナメントで優勝しましたが、タイガーウッズ選手のスイングをひたすらに真似をしていたという逸話があります。石川遼選手は5年に1度現れる天才ですね。
話しを戻します。
そして、数ヶ月、半年が過ぎた頃には、自分のスイングはある程度そこで決まります。
体が硬い人は硬いなりに、筋力が無い人は無いなりのスイング成りますが、自分なりにプロゴルファーの真似をした人はある程度のスイングで打てるようになっているはずです。
そしてここからがポイントです。
ここまで努力できた人は、なるべく素振りを多くして、ここからの練習ではなるべく自分のスイングを動画で撮らないようにします。
え!なんで?動画でスイングを撮らないと良いかどうか分からないでしょ?
と思った人。
そういう人はきっと、気持ちの良いスイングで、気持ちの良い練習が出来ていないはず。
何故?
それは、前にも言った通りで、余程計算をされてフォームを作らないかぎり、ここからは骨格なりの自分のスイングにしかならないからです。
動画をいくら撮ったって、骨格なり、関節の可動域なりのスイングにしかなりません。
そうではないですか?ある時期からスイングは変わりませんよね?
じゃあどうすれば良いの?
それは、パチンと良いインパクトをひたすらに練習で「探す」のです。
そう!ゴルフクラブのスイートスポットを「探す」ことができれば、練習はとても楽しくなるはずです。
周りの人で、スイングの癖が強いけど、パチン!っていいインパクト音をさせられる人いませんか?
なんでそんなスイングで上手いんだろ?って思ってはいけません。
自分の癖を良く知り、その癖を受け入れて、自分なりのパチンができている人は、スイング動画ばかり撮って気持ちの良いパチンができてない人より、ゴルフのレベルは上だということを、今までの私の話を聞いていれば分かってきたのではないでしょうか?
プロゴルファーの世界では、とにかく癖があっても、インパクトの音を綺麗にパチンと出せることを、「当て感」といいます。
この「当て感」を全力で探そうとする中で、初めて本当の意味のあるグリップとアドレスを身につけられるようになるのです。
たくさん練習ているのに、パチンって音がしなければ良いグリップ、アドレスが出来ている訳ありませんよね。
この「当て感」の世界はとても深く、未だに私も磨いてるのですが、色々なクラブでパチンと、そのクラブの音色を奏でてあげるようになるには、余程の練習が必要です。
私のレッスンを受けていただいている方達は、私の「当て感」の話は重々承知していることでしょう。
そして、私があまりスイング動画を撮らない理由も言わずもがなですね。
パチンを大切にすれば、そこからあなたの世界は広がり、諦めていたゴルフの腕前をレベルアップすることが可能になるのです。
このテーマの話はここまでで終わりになります。
グリップとアドレスそして、スイングは癖を理解しながら、パチンと「当て感」を大切にしなくては、探し出すことはできないということが理解できましたか?
自己流で自分でやるのも良し!インパクトの「パチン」を見失った人、分からない人は、一度私のレッスンに来て、本来のインパクトを理解してみることをおすすめします。
ただ、きちんと習う気持ちを作った人でないとレッスンは意味がありません。
あとレッスンを受けた後に出来たら復習すること。
復習し無い人は上手くなる訳ありませんよね。復習して初めて理解出来るようになるなです。
練習場でなくても、お家でイメージするだけでも復習になります。
上手くなりたい、きちんとしたことを理解したいという気持ちの人が来てほしいと、私は思っています。
あるレベルまで、目的まで、落としどころを見据えて、きちんと計算してレッスンを進めていくので、自己流より何倍も早く上達させることは、プロコーチとして自信は大きく持っています。
できる練習量、体格、筋力によりレッスンのプログラムは人それぞれです。
ただ、、ゴルフの楽しみ方は人それぞれ。楽しければそれでいいのです。
楽しい人はそのまま頑張って、自分のパチンを楽しんでください。
パチンがいつまで経ってもできない人は、、そのままではいけません。
このブログのテーマを良く理解して、間違えた練習をしないように気をつけてください。
間違えたことをどれだけ練習しても間違えたままです。
はい、このテーマはこれで終わり、、
あー、やっぱり、グリップとアドレスの話しになると途方もなく書き続けられることができます。
グリップとアドレスは難しいテーマです。
また、いつか上級者、プロゴルファーに対してのグリップ、アドレスのことも書いてみたいとは思いますが、とても深く長い文章になってしまうことでしょう。
ゴルフって本当に奥が深いですね。
→→おわり←←
2024年07月10日 16:22