ゴルフの練習で一番大切なこと!?part4
何故?上級者に成れた人がレッスンを受けようとするのか?
それは、もっと良いグリップとアドレスを作り直したくてレッスンに来ているのです。
上級者達は、より良いスイングにするためには、今のグリップとアドレスを改善しなければいけないことを、深く知っているのです。
今のグリップとアドレスでは、そのグリップとアドレスなりのスイングにしかならないのは、当たり前。
グリップとアドレスがズレてるのに、スイングで悩むことは意味のないこと。
スイングとグリップアドレスは表裏一体、綿密に網の目のように複雑に絡み合っています。
上級者に成ったとて、今までの経験の試合で、もっと上手い人達が、綺麗なグリップたアドレスをしていることを見ていてるから、、そういうふうに成りたくて上級者に成ってもレッスンを受ける人もいるのです。
上手いんだからレッスンなんて必要あるの?って言ってる人は、何かをやり遂げることができて、やり遂げた先にも上には上がいるという経験をしたことがない人。
プロゴルファーもコーチをつける意味を理解できるのか?
私はゴルフコーチですが、スイング研究家でもあります。
初心者、中級者、上級者、セミプロ、プロゴルファーに対して、グリップ、アドレス、そしてスイングの因果関係を未だに研究しています。
やはり、グリップ、アドレスはスイングと綿密に関係しているので、ゴルフのレベルはグリップ、アドレスで、私はそのゴルファーのレベルをある程度見分けることができます。
そして、プロゴルファーの中でもヒエラルキーランクが有り、頂上にいるプロゴルファー達のグリップとアドレスは別格に美しく、それ対して結果の出ない下の階層のプロゴルファー達はそれなりのグリップとアドレスしかしていないのです。
そういうことも、未だに私は研究しています。
そういうことを知った上級者、プロゴルファーが私のレッスンの門を叩くわけなのです。
実際、どんなにレベルが高いゴルファーがレッスンに来たとしても、私は私なりのレッスンをその人にする自信があります。
レベルの高いゴルファーに対して、より良いグリップとアドレスをレッスンする際に、何を元にレッスンしていくのか?
それは膨大な知識と経験とインスピレーションと感性です。
この人はこういう性格で、こういう球筋が好きということを話し込みをして十分考慮し、骨格、筋力、体力を理解し把握し、プロゴルファーの色々なプレースタイルを数多く思い出し、そこからその人のグリップとアドレスを導き出すのです。
たまに、私にレッスンの生徒さんが、「何でコーチはグリップとアドレスからレッスンしないのですか?」
と質問をしてくるのですが、実はその人のことを深く観察しないとグリップとアドレスを教え切ることは無理だからです。
理解さえすれば、スイングを教えながら、コースマネージメントもレッスンして、メンタルの改善をしながら、少しずつ本人が知らないうちに、グリップとアドレスを変えていくのです。
あまり言うと企業秘密なこともあるので全部は言えませんが、ある程度スイングの治すべき所を治してから、その後にグリップとアドレスのことを悩んでもらうようにするのが、私のレッスンメソッドなのです。
いきなりグリップとアドレスから治してしまうと打てなくなってしまいます。スイングを治してからでないとグリップ、アドレスを治せない場合と、グリップ、アドレスを先に治したほうがいい場合とケースバイケースなのですが、やはり治す人のスイングを深く理解しなくてはどのように治すのかを決められません。
じゃあ、、自分では、自己流では完全な綺麗なグリップとアドレスを作り切ることは無理なのか?
というと、、本当のことをいうと、、それはかなり難しいことだと私は思っています。
グリップ、アドレスからスイングが作られ、
グリップ、スイングを変えるとスイングも変わるのですから、全部のバランスを理解しながらグリップ、アドレスを綺麗にするのは最高難易度の3次元パズルといっても過言ではありません。
ほとんどのプロゴルファーでさえ悩んでいるグリップとアドレスなのですから、そういう意味では難易度はSSクラスなのが、グリップとアドレス。
ですが!!諦めてはいけません。
話しを整理しますよ!
ゴルフをしていく中でゴルフが上達したい!
でもプロゴルファーになる訳では無い!それは無理!(プロゴルファーのレベルを目指すのなら去年2023年のプロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?を見てください。)
でも自分なりに上手くなりたい!
自分の筋力、練習量なりの可能な限りの上達をしたい!
間違えたグリップとアドレスをしてきたら上達の可能性は摘まれてしまう!
なら、自分なりのグリップとアドレスを知りたい!
自分にとって、自分の目指す目標を達成できるためのことをきちんとしていかなくてはいけない。そのためには、自分に合ったグリップとアドレスも絶対に大切です。
ということで、次回はその自分なりのグリップとアドレスを知るためにどうするのか?の続きをお話ししていくことにします。
はぁー、やっぱりグリップとアドレスの話しを書いていくのは大変です、、このテーマもずっと書くことをためらってきたものの、少しは書かなきゃ!と思い立ち書き始めると、どれだけでも書けてしまいそうです。
ゴルフスイングは複雑で難しい、、、
でも、今回はサワリだけにしてグリップとアドレスが如何に大切なのかを知ってもらうことに趣を置くことにします。
気合い入れて書き切るぞ!!
→→つづく←←
2024年06月17日 22:53