たくさん練習しても思った通りのスイングにならないのは何故!?part5
自分の体力、筋肉、関節の柔軟性、骨格、楽しみ方による練習量によって、スポーツのフォームはある程度決まっています。
それは事実であり、受け入れなくてはいけない現実です。
普通はその決まっている要素のなかで楽しむのが趣味としてのスポーツなのに、ゴルフだけ何故か?プロゴルファーみたいなスイングを目指そうとしてしまう。
本来の趣味としてのスポーツは、体力的に変えられないことを諦めるのではなく、決まってしまっているということを受け入れること。
体力から、関節の可動域から改善していってフォームを変えるのはプロの場合です。
ある程度決まったスイングを変えるということは、とても苦しくて時間がかかるということは当たり前のことだということを理解して、
週に1、2回だけの練習で、趣味としてできることはプロとは違うんだ!ということを受けいれればいいのです。
関節の可動域、筋肉量、筋肉、腱の柔軟性から改善しなければフォームの見た目は変わるわけありません。
そうですよね?
関節の可動域、筋肉量、筋肉、腱の柔軟性を変えるためのトレーニング、そしてそこからスイングを作ること。
そういうことを、私はプロコーチとして、目標が高くて、気力があって、忍耐強い人上級者にはやっています。
でも、それは相当量のトレーニングと練習と時間がかかるので、そういうレッスンを受けられる人は限られてきます。
関節の可動域が変わるまでトレーニングする、
筋肉量が増えるまでトレーニングする、
筋肉、腱が柔らかくなるまでストレッチする、
ことを継続してやってみたことはありますか?
目に見えて効果がでるまでやるとなると、数ヶ月かかります。逆にプロゴルファーやアマチュア上級者達はこれらのことをやらないといけないのですが、かなりのモチベーションと時間を費やすことになります。
それに加えて練習も、、って普通はそこまでできませんよね?
練習しても3年目からスイングフォームが変わらない現実は、関節の可動域、筋肉量、筋肉、腱の柔らかさと綿密に関係性を持っているからです。
どれだけ、自分のスイングの動画を撮ったって、根本から変えないと見た目は変わりません。
だから、私は専門家以外動画を撮ることはあまり推奨はしていないのです。
たまに、撮るぐらいなら、大きくスイングが可怪しくなっていないかどうかのチェックになっていいとは思います。
そして、、私が言いたいこと。
それは、フォームの見た目が大きく変わらなくても、上手くなっていける要素は他にいくらでもあるということです!
なぜ??スイングを綺麗にすることから?目指すの?
スコアメークが先でもいいでしょ?ということです。
スイングか綺麗になることが、スコアメークだと勘違いしているのなら、スコアなんて良くなるわけありません。
受け入れてから、頑張ることこそがゴルフを趣味として楽しむことができるようになるのですが、この現実を受け入れきれてないゴルファーが如何に多いことか、、と私はいつも感じています。
もし、体の骨格体型や柔軟性や基礎体力によって、出来上がるスイングは決まっていると言われて、ショックを受けた人に予め言いたいことがあります。
出来上がるスイングは決まっているのだけども、綺麗なスイングになったからと言って、いいスコアでプレーできるようには成りませんよ!
ということです。自分なりの少し癖のあるスイングでも、スコアは良くすることはできます。
綺麗なスイングを作り上げても、その作り上げたスイングをリズミカルに滑らかにして、実戦に通用するまでに途方もない練習量が必要です。
それなら、ある程度趣味してのスイングと割り切って、癖があってもそれを自分の個性として割り切って、あまりにひどいスイングでなければ、
そのスイングをリズミカルに滑らかにして、練習で打ち込みをするのも、1つの考え方です。
癖のあるスイングでも、そのスイングの中でミート率を上げることはできますし、傾斜から上手く打てるようになる方法はいくらでもあります。
アプローチやパターを練習して上手くなることもできます。
コースマネージメントが上手になって、ミスをしても、ミスが響かないようにプレーすることもできます。
ほとんどスコア70代でプレーできる、アマチュア上級者に達したゴルファーは、意外と個性的なスイングの方は多く、プロゴルファーの様に綺麗なスイングをしている方は、逆に稀です。
実際にそれが現実です。
たまに、あのような個性的な、、スイングでなんで上手い人がいるんですか?と言う人がいますが、綺麗なスイングじゃないと上手くないと思っている事自体が、スコアが良くならない原因ともいえます。
アマチュアゴルファーは個性的なスイングに成ってしまうんだ、でもそれでもいいスコアはでる。スイングの美しさを、スコアメークよりも先に求めてしまうと、、
月例でAクラス、Sクラスでプレーしている上級者の方達なら理解できるはずです。若手の綺麗なスイングをしているプロゴルファーみたいな人は中々いませんよね。
プロゴルファーを目指す学生ゴルファーは別ですが、それは今回のテーマから除外することにします。
そういう学生ゴルファー達はプロゴルファーになるためには、極限までのトレーニングと練習が必要なので、趣味ではなく本業となるからです。
プロを目指す学生ゴルファーがゴルフ場の月例に出場すること自体、大問題なのですが、そのテーマはいつか別の機会にお話しできたら、したいと思っています。
話を戻します。
→→つづく←←
2024年03月26日 06:45