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2024年上半期に発売されるゴルフクラブについてのお話しpart2

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 2024年2月に発売されたテーラーメイドQi10ドライバーには、3モデルがあり

Qi10MAXドライバー、
Qi10ドライバー、
QI10 LSドライバーのラインナップとなっています。

 まずはテーラーメイドのクラブからお話ししていきます。

 既に、インターネットを見たり、試打した人も多くいるでしょうし、詳細な性能は簡単に調べられるので、ここでは省きます。

 あくまでも私が沢山ゴルフクラブを打ってきた経験のなかでの私見を述べていきます。

 Qi10MAXドライバーに関しては、
とにかく簡単でとにかく曲がらないので、きっと今年は沢山売れることになると私は思います。

 今現在のテクノロジーで、できることの全てを詰め込んだといっても過言ではないぐらい、楽に打てます。

 このモデルをコリン・モリカワ選手が使用したことでも分かる通り、このモデルはハードヒッターでも、競技ゴルファーでも、自分に合うカスタムシャフトを刺してみると、コントローラブルなドライバーが出来上がることでしょう。ただ、コリン・モリカワ選手は結局ノーマルのQi10ドライバーに戻したのですが、ノーマルのQi10ドライバーはスピン量が少なく、ロフト選びが難しいと公言しています。

 今年の秋には多くのプロゴルファーがQi10MAXドライバーを使用していることが想像できるぐらいの出来栄えです。

 ただし、、Qi10ドライバーは物凄く安定して飛ぶ代わりに、たまに凄く飛ぶということも無くなるので、本当に安定したくて、曲がらなければ文句は言わないというタイプの人でないと、物足りないという可能性があります。あくまでも、最高の安定が欲しい人はとても満足するはずです。

 それに対して、スイングがきちんと出来ていて、リズミカルに再現性のあるスイングが出来ているのなら、ノーマルのQI10ドライバーか、
Qi10LSドライバーのほうが平均飛距離は少し出るというのが私見です。

 前作に比べて、ノーマルQi10ドライバーは、アスリートプロモデルのQi10LSドライバーに寄ってきてハードなセッティングになっています。ハードになってはいるものの、きちんとバランス良くなっているので競技ゴルフ上級者にとっては打ちやすい!と感じる人が多いはずです。
 

 テーラーメイド社は、安定して楽に飛ばしたい人は、皆、Qi10MAXドライバーに全てまかして、コントローラブルなハードなドライバーを2タイプ用意してきたという感じですね。スイングの基礎が出来ているのなら、意のままにコントロールできます。

 ゴルフ場に行って5ヤード10ヤードが飛ぶ飛ばないと気になるタイプの人、球筋のコントロールをしたい人は、こちらの2モデルが選択肢としてはいります。

 ちなみに私は5ヤード、10ヤードが気になるタイプなので、Qi10LSを注文しました。
 私はプロゴルファーなので、コースに行くと、2打目で何ヤード飛んだのかがハッキリと分かるので、10ヤードがとても気になってしまうのです。
でもそれはあくまでも、私の性格、好みなので、やはり何を選ぶのかは個々人の自由です。

 ノーマルQi10ドライバーと、Qi10LSドライバーの選び方は、、試打してみてみないと決められないというのが本音です。

 私の場合、ノーマルQi10ドライバーは少し右に飛び出してしまうので、イメージ通り飛んでくれたQi10LSドライバーに決めました。正直、ノーマルQi10ドライバーは私には合わなかったので、ゴルフクラブは試打してみないと分からないものですね。

 ここで勘違いしてはいけないのが、ノーマルが良くないとは言っていないことです。ローリー・マキロイ選手とコリン・モリカワ選手はノーマルを選んでますし、人によってどちらがいいのかは、絶対に違います。

 スイングのタイプのスイング軌道パスによって、アウトサイドインぎみなのか?インサイドアウトぎみなのか?によっても、
アタックアングルの角度によっても、
使うシャフトによっても、
この2モデルは人によって好みは必ず分かれます。
 アタックアングルとは、ボールを打つまでの高さ、低さの軌道の入り方の角度のことです。

 なので、今回のテーラーメイドドライバーは試打をしてみないと絶対に決められないというのが本当のところです。

 私の場合、Qi10MAXドライバーはいつも真っ直ぐ飛ぶのですが、会心の当たりでも、思ったより7から10ヤード飛ばなかったので私は選びませんでした。

 でも、これは好み!

 コリン・モリカワ選手が試合で一度使ったドライバーなのですから、好きな人にはとても好きなドライバーになること間違いなし!

 といった感想がテーラーメイド社の新作ドライバーに関しての意見です。

 フェアウェイウッドやユーティリティに関しては、感想を書くとめちゃくちゃ長くなってしまうので今回は割愛します。フェアウェイウッド、ユーティリティ選びはとても奥が深く、気になる人、悩んでいる人は直接お話しさせて頂きます。

 私自身、フェアウェイウッドやユーティリティ選びは本当に骨が折れる所業だと思っているのですが、そのことに関してはいつか別の機会でお話しさせて頂こうと思います。きっとめちゃくちゃ長くなる文章になります。それぐらい話すことがあるのが、フェアウェイウッドとユーティリティなのです。

 テーラーメイド社のカーボンフェースについて、巷では賛否両論ですが、今回のモデルでようやくカーボンフェースのメリットをバランス良く活かせるようになったと私は思います。
 フェードやドローの打ち分ける、微妙な球筋のコントロールもできるようになりましたし、スピン量も凄く適正値に収まるようになっています。そして、飛びます。
 
 正直に言うと、2年前の初代ステルスドライバーは、上級者で完成されたスイングの人しか良さが分からないモデルでした。

 ステルス2のドライバーはきちんと初代ステルスの難しさを解決して作られたので、とても良いドライバーだったのですが、初代ステルスドライバーの難しさに疲れてしまった人が多く、その抵抗から買う意欲が沸かないので少しだけ低迷していました。

 そこで、さらに調整して完成させたのがQi10シリーズ。とても素晴らしいドライバーができあがり、ステルスの前の時の良いときのテーラーメイド社の雰囲気に戻ってきたというのが、私の意見です。


 未だに、クラブ評論をしている人の中では未だにカーボンフェースのことを良くないということを言っていますが、そういう評論をしている人に限って、癖のある独特のスイングをしている傾向があります。そのスイングでこのクラブの評論ができるのか?と、私は物申したい気持ちでいっぱいです。

 カーボンフェースはやはり軽量化できることから、まだまだ可能性を秘めています。これからまだ進化していくことでしょう。

 よーく考えてみると、、カーボンフェースに対抗するために、キャロウェイはAIフェースをぶつけてきているわけです。それぐらいのことをしないと、技術的進歩が置いていかれるぐらいの技術がカーボンフェースなのに、まだ批判している人達がいることが残念でなりません。

 今年の初めの大会で、トミー・フリートウッド選手とローリー・マキロイ選手がカーボンフェースで1、2フィニッシュをしましたよね。
 凄くいい!ということをこれ以上に証明する方法はあるのでしょうか?
 カーボンフェースはとても良くなってきているのは、証明されているのです。結果として出ています。

 ドラコン(ドライビングディスタンスコンテスト)用のスイングであったり、スイング軌道のパスが整ってなければ、カーボンフェースの良さは完全には理解できません。
それなのにテーラーメイドドライバーを酷評している人は、後々後悔することになるでしょう。

 何故なら、インパクト前後でクラブパスのバイアスと、アタックアングルが整っていなければ、カーボンフェースにより軽量化された分、フェースの周りの重量配分を高めた効果が感じられないからです。
 インパクト前後でフェースでボールを押せる、理に適ったスイング軌道だとカーボンフェースは物凄い機能を発揮します。
 ドラコンのスイングなのにそれで酷評するなんて、テーラーメイド社に対して失礼だと思っています。

 ステルスドライバーが発売されて2年もの間で、一流選手の意見やデータをもとに、コントロールできるように、カーボンフェースは技術の昇華を果たしたことを、私はQi10を試打をしてみてしっかりと感じました。

 何よりも、テーラーメイドのドライバーは元々、ヘッドを置いたときの座りの良さ、フェースの向きなど、本当に美しい、、だから、私はテーラーメイドドライバーが個人的に大好きです。
 タイガーウッズが使い続けている!それだけで素晴らしいドライバーといえます。

 ゴルフクラブの座りの良さがないと、フェースの向きが日によって変わるのでとても大切な要素です。

 次回、説明するキャロウェイ社のパラダイムAIスモークの3モデルのライバルになるのが、QI10MAXドライバーであり、最新テクノロジーを分ふんだんに使ってどれだけ楽にミスを補正してくれるのか?をテーラーメイド社とキャロウェイ社がガチンコでぶつかり合っている感じです。

 ノーマルのQi10ドライバーとQi10 LSドライバーは、少し歯ごたえがあって好きな人にはドンピシャでハマるモデル。この2つのモデルは、テーラーメイドがとくに好きな人は絶対に欲しいモデルというぐらい、出来栄えがズバらしい。


 キャロウェイ社のパラダイムAIスモークは人工知能コンピュータを使って如何にミスを補正できるのか?に対して、テーラーメイド社はカーボンフェースという素材を使って今までに出来なかった重量配分の設計を試みてミスを補正できるのか?を別々の道で追求している。

 こう言われても、アマチュアの皆さんからしてみると、どっちが簡単でどっちがいいの?

 となるでしょうから、私なりにできるだけ分かりやすいように説明をしていきたいと思います。

 次回は、キャロウェイのAI スモークシリーズについて私見を述べていきます。

 →→つづく←←
2024年02月15日 16:45

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