意識や行動を変えることからスコアを良くする!?part4
前回の続きとしてレッスンを進めていくなかで、レッスンにより正しく上達して頂くために、タイプ別でどう進めていくのかを、説明していきたいと思います。
タイプAの人は自分の考えをある程度持っていて、自分の中のゴルフを大切に守っている人が多くみられます。
自分の考えをしっかりと持つことはとても大切ですが、その考えでは上手くならないからレッスンに来ているのですから、レッスンに来る以上は、レッスンの内容に沿って練習してもらわなくては上達できません。
ただ、Aさんタイプの人はレッスンの始めの頃は自分のスイングの考えや感覚からなかなか抜け出せないので、焦らずにどうしたいのか?を聞きながら、Aさんのペースに合わせて、受け入れられるまで根気よく話しを聞きつづけるのです。
ここで私がAさんタイプの人に対して大切にしていることは、Aさんタイプの人が、相手の話しを聞くということが、とても嬉しいことなんだと自分自身で分かるまで、とにかくAさんタイプの人から聞き続けること。
聞くことが無くなるまで質問に答え続ける。
私はゴルフに関してはどんなことでも答えれるので、根気よく質問が無くなるまで、教えたいことを我慢して答え続けるのです。
そうすると、時間が経過するに連れて、聞くことができなければ理解できないんだとAさんタイプの方も気がついて、次第に話しを聞く姿勢ができて、いい練習ができるようになっていきます。
Aタイプの人の人を満足させるには、矢継ぎ早にされる質問を即答していくレッスンのスキルと経験が必要になります。
Aタイプの人は思ったことをとりあえず言葉にしていくタイプなので相手が答えられないとその相手に興味が無くなる傾向があり、瞬速で答える人には信頼を寄せるようになります。
そしてAさんタイプから、コミュニケーションを大切にするCさんタイプに変わっていき、理解して、練習して、身につけて、結果にするという上達のプロセスが身につき、上手くならなかった理由が結果を出すためのプロセスがズレていたことを理解するようになります。
Bさんタイプのあまり考えないで何となく練習をしてきて、何となくゴルフをしてきた人にはレッスンをどう進めるのか?
難しい、、
何故なら、何となく楽しんできているので、何となくレッスンに通ってしまうからです。
復習してこない人が多い、、
スポーツが上手くなるためには、努力という情熱が少しは必要です。
スポーツが上手くなるということは練習しかありません。そうですよね?スポーツを楽しむということは練習を楽しむ、練習を頑張るということではありませんか?
ゴルフが上手くなるには練習は絶対に必要です。
その練習の量と質が足りなくて何となくやっても、技術が身についてスコアが良くなることは、まずありません。
もちろんゴルフをのんびりと楽しめていたり、自分のペースで練習することは悪いことではありません。
ただ、上手くなりたくてお金を支払ってレッスンに来るのですから、上達するために必要なことはしてもらわないと、レッスンの回数が増えるたびに何も変わらないということに成っては元も子もありません。
なので、Bさんタイプの人には、どこまで上手く成りたいのか目標を一緒に探すことになります。
目標がないと、その目標を達成するために考えなくなってしまったり、練習量が減ってしまいます。
どこまで頑張れるのか?どれだけ練習量を増やせるのか?その人の生活環境、仕事環境、性格、体力に応じて、練習すれば達成出来うる目標を作ることが、Bさんタイプには特に必要です。
ただ、本当にその人にとって正しい目標を作るというのは、とてもデリケートで経験が必要です。
経験がないから、どこまで上手くなれるのかが分からずに、低すぎる目標、高すぎる目標になって結果に繋げられなくなって、モチベーションが下って、練習が楽しく無くなって、思考が停止してしまう。
経験を積むということは、ゴルフだけでなくどんなことでも大切です。
何故なら、経験を積まなくては、正しく成長するためのプロセスが作れないからです。
レッスンに来るということは、成長するためのプロセスを作るための経験が無いからであって、上達していく経験をすればそこからはある程度自分で考えて練習できるようになります。
忘れないうちに復習することの、本当の大切さが分かるようになればBさんタイプは上達します。
上達するための練習の習慣をつけるようにするというのは、相当な手間がかかります。
いい習慣をつける、、どうでしょうか?簡単に変えられると思いますか?
Cさんタイプの人ならレッスンの初めにこう聞いてきます。
今の環境や状況のなかで、私はこれだけ練習する時間があります。目標はこれぐらいに定めていますが、コーチはこの目標が私にとって高すぎるか?低すぎるか?どう思いますか?
私の体格、体力や練習でどこまで上達できるのか、コーチの経験から導いてもらえますか?
言われたことはできる限りやるようにします。
こう言われると、私はコーチとして燃えます。最初からここまで信頼してもらうなら、最短で上達させなくちゃ!とやる気マンマンになります。
忙しそうだけど、ここまではできるな!体格、筋力は、、フムフムでは、こうレッスンを進めよう!と、経験してきたことをフル稼働して思考を高速にして、一番良いレッスンを最初からしなくちゃ!と燃えてしまうのです。
相手のことを理解してから話そうとするCさんタイプの人は、私がプロゴルファーになる前、成ってから、そしてコーチとしての経験則を買って来てくれるので、レッスンは最速で進むことになります。
遠くからレッスンに通っていただいている方や長くレッスンに通っている方も沢山いるのですが、私を選んでくれて、私のレッスンを信じて頂いているので、私はそういう方達を、何よりも大切に思って、全力で向き合うようにしています。そういう方達はCタイプの方が多い傾向があります。
人は素直になることが一番難しい。自分を守るために、迷わない為に人は頑固になっていきます。それでも、成長するために敢えて素直になるということはなかなかできることではありません。
でも何かを習うのなら、どうせ習うなら素直になるのが一番効率がいいのは、人生を生きてていれば誰もが知りうる事実です。
ただし!素直になる前に、その人を理解して素直になって習っていい人なのか?最新の注意を払わなくては、間違えたことを素直になって覚えたり、素直になって相手の都合のために利用されては危険です。
だから、私はこうしてこういう内容のブログを書いて、レッスンに来る前に、私はこういうコーチですよ!私のレッスンでいいですか?と私のレッスンを見極めてもらうようにしているのです。
そもそも、、私のブログを読むには、、モチベーションが高くなければ読めません、、よね、、
なので、レッスン希望者には私のブログをいくつか読んでからレッスンを受けるかどうか?を決めるようにしてらっているのですが、読んでからレッスンに来る人はスムーズにレッスンを進めることができるので、とてもこのブログは私の日々のレッスンに役に立っています。
スポーツを楽しむ、ゴルフを楽しむことは、自分なりの練習ペースを大切にすることです。
ゴルフを楽しみ続けるには、少しずつでも上達しなくては楽しさを感じ続けることはできません。
いやいやスコアが悪くても凄く楽しいよ!という人は、ゴルフではなくゴルフを通じた人とのコミュニケーションが楽しいということでしょう。
ある意味それは素晴らしいことですが、ゴルフをするからには少しでも上達することをしなければ、それはゴルフの真の醍醐味を味わえているとは言えません。普通は上達しなくなったら飽きてしまいます。
練習していて、長い期間、上達がしなくなった、スコアが良くならないという人は、まずは意識改革から見直さないと、結果のでるような練習メニューを練習できるようにはなりません。
今の練習の結果が今の結果。
その結果が変わらないなら、練習の内容を結果の出るように変えなくてはいけない。
その結果がでる練習ができるようになるためには?どうすればいいのか?
その解決の1つが、、、ある人とコミュニケーションをとること。
じゃあ誰とコミュニケーションを取らなくてはいけないのか?
→→つづく←←
2023年12月28日 08:36