プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?part4
プロゴルファーであれば、試合で60台のスコアを連発しなくては賞金は稼げません。
普段のプライベートゴルフでは66とか67とかのスコアは頻繁に出るのがプロゴルファーの日常ですが、プロゴルファーのための試合のコースセッティングになると、ラフが長くなり、グリーンも硬くなるので、よほどのスイング技術、ショートゲーム技術が無い限りパープレー以上を連発して出すことが難しくなります。
プロゴルファーの世界では、パープレーでは生活はできません。如何に調子がいい時に波に乗って、流れにのって10アンダー以上を出せるのか?
それが、ツアープロしてのプロゴルファーとして求められる大切なことなのは、言うまでもありません。
調子が良ければ3、4日間で10アンダー以上を出すことができるのか?
どうでしょうか?
もしいいスコアを出す流れに乗ることができるだけのことができないのなら、何故出来ないのか?を考え抜かなくてはいけません。
それを考えるのが私の仕事。
アマチュアの方のゴルフの楽しみ方であれば、每日、トレーニングしたり、練習している人は、ほとんどいないのですから、少し練習量を増やしたり、少しコツをつかめばレベルアップして楽しむことができます。
やっていないぶん、やるだけで結果に繫がるのがアマチュアゴルファーのゴルフ。
プロゴルファーの場合は違います。
やることはやってる中で、さらにやることを増やす。何かを犠牲にしながら極限のなかで、没頭してゴルフをやり続けなければ、プロゴルファーのなかで飛び抜けることはありません。
プロゴルファーは皆上手。そのなかで飛び抜けるってどういうことなのか?
例えば、プロゴルファーとして、アマチュアゴルファーの上級者達と普段ラウンドする機会がよくありますよね。
そのアマチュアゴルファーの上級者が、プロゴルファーの世界に来たと仮定します。
何が足りないと思いますか?
スタミナ体力?
技術?
筋力?
関節の柔軟性?
栄養管理?
睡眠時間の不足?
コースマネージメント?
練習量?
どう思いますか?
人によって色々で、様々な意見があると思いますが、上に挙げた要素は全部大切ですよね。
きっと、超一流のプロゴルファー達から見て、結果が出せないプロゴルファー達に対して思っていることは、全く同じだということ。
結果が出ないということは、結果の出ることをやっていないということ。
凄く頑張ってる?いや、結果が出てないなら、それは結果の出ることを頑張れていないだけ。
一流選手がアドバイスを言ってくるなら、「結果を出すためのことをやってないよね。とにかくやらないと何も始まらないよ。
闘わないと!
闘えるためのことを準備しないと!
闘うためにプロゴルファーになったんじゃないの?
何で闘うことから逃げてるの?
とにかく結果を出すために必要な場所に自分から行かないと!
何もしなければ、そのままやっていたら、成績は変わらないよ。」
ということです。
ただ、こう言われたとして、頑張る気持ちができたとして、無闇矢鱈に頑張っても駄目です。
結果の出るように頑張らないといけない。
ノープランで頑張っても意味はありません。
何かをしないと、、何を頑張る?
とにかく走り込みをして、練習をたくさんできるスタミナと、夏の連戦する試合を乗り切るスタミナをつける!、、は、とてもいいこと!
年齢によって、怪我をしてはいけまんので、走り込みの量や強度は変わりますが、走り込みができなくてはプロゴルファーとして1年間闘うことはできません。走れなくなれプロゴルファーとして第一線の戦場から退くのみです。
今平周吾選手が去年のオフに、小さい頃からやっていた、地元の長い階段の走り込みをやり直したという話しは有名ですが、こういうことをできるから成績を出せるわけですね。長い階段をひょいひょい駆け上がれるということは、難しいコースの傾斜をひょいひょい打てる!ということです。だから、今平周吾選手は成績が安定しています。
プロゴルファー目線で今平周吾選手の結果を出せるたのセンスが凄いと思いませんか?結果を出すための感があるということは、彼を見ていると良く分かりますよね。
ただ筋肉つけよう!は絶対に駄目です。これがいけない。
ゴルフに必要な、ゴルフのための筋肉がつくのは良いことですが、ただ筋肉をつけるならスイングは無茶苦茶になってしまいます。
走り込みをしてスタミナをつけながら、体幹トレーニングをしながら、関節をいたわるストレッチを入念にしながら、その後に多少の筋肉をつけるならオッケーです。
プロゴルファーの方なら理解してるはずです。成績を出している人の体は?意味もなく筋肉をつけて成績が出なくなってしまったプロゴルファーは?
プロゴルファーとして結果を出せる体作りは本当に難しい、、見た目が柔らかく見えて、お尻、太もも、肩にボリュームがあって、そしてスタミナがある体。
私はプロコーチとして、プロゴルファーのあるべき体を研究してますが、本当にプロゴルファーの理想な体を作るには手間がかかるなと思います。
プロゴルファーが本当に手間をかけなくてはいけないのは、プロゴルファーとしての理想的な体作り。そして、その後に理にかなったスイング作り。
動ける体を作らなくては、プロゴルファーとして活躍できるスイングを作り上げることなどできません。
後は、栄養管理。食事はとても大切です。食べたもので体は出来ています。一流は栄養管理も一流です。
スイングだけでなく、こういうコンデショニングのことでも相談したいことがあるなら、いつでも私にご連絡ください。
話を戻します。
そして、スイングやショートゲームに関してどのようにプロゴルファーとして展開していくのか?
この問題にほとんどのプロゴルファーが迷っていることだと思います。
ここで私が言いたいのは、自分の良い所を見失うほどスイング改造をしてはいけないということです。
一番やってはいけないこと、それは、流行りのスイング理論を試すことです。
これが一番いけない!
身近なプロゴルファー仲間達、一流選手達良く周りを見渡して見て下さい。
流行りのスイングを試しているのは、結果の出ないプロゴルファー達ばかり。
結果を出し続けているプロゴルファーは、自分の味を出せていて、人は関係なく、自分にあったことを磨いています。
流行りのスイングに目が向くのは、結果を出せていないから。
ほんの少しは試すことはあるかもしれませんが、自分のスイングのリズムやタイミングが変わるなら、すぐに辞める!!こと。試してやり続けることは、選手生命に関わります。
分かりますよね?
骨格や、筋力や、性格や、コースマネージメントによって、スイングのタイプは無数に存在します。
私は、ゴルフのコーチングを日々しているなかで、人によってスイングのアドバイスは全然違うなと思っていて、もっと効率よく振りやすくするアドバイスをするためには、骨格や、筋力や、性格によって、アドバイスが違うのは当たり前なのだから、よく観察して、先を見通して、言葉を慎重に選んでレッスンを進めるようにしています。
だから、ゴルフスイングレッスンは難しいのです。
プロゴルファーとして、誰かにアドバイスするのって難しくないですか?
本音の本音を言うと、いっぱい話してコミュニケーションをとって、結果を見ながら、半年、1年を通してアドバイスしないと、本当は上手くなるようなアドバイスは出来ない、ということはプロゴルファーの方達なら良く知っていると思います。
もちろん、スイングが完成することはないので、スイングの改善は一生しなくてはいけません。
でも、結果が出なくなってしまうほどスイングを変えてはいけませんし、振りにくい状態が2週間続いたらすぐに試していることをやめること。
打ちにくくても我慢して数ヶ月やらないと!は過去の話し。打ちにくいことはやらないこと!
それよりも、今回の最初からの話しをしっかりと理解して、スイングだけでないことを見直してみること。
スイングを修正するのなら慎重に!自分の良い所を見失わないように!
以外と、基礎体力のスタミナが足りない!だけで、トレーニングがやりきれていないくて楽な方へ逃げてしまっているだけの場合が多いのです。
個人スポーツで、自分で自分を追い込みきることは、とても難しい。
もし、アドバイスや簡単な相談をしたいのでしたら、いつでもご連絡下さい。
スイングを治すこと!だけではなく、何が?足りないのか?
そのことを、よくお話しして、冷静に鋭く分析をさせて頂くきます。
結果を出す。
結果を出すということは、どんな道々の世界でも簡単ではありません。
結果の出ることすること!それだけです。
プロフェッショナルというのは、人生をかけて、命を燃やしている人のことを言うのです。
→→おわり←←
2023年11月29日 07:18