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プロゴルファーがプロゴルファーとして活躍するために必要なこと!?part2

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 プロゴルファーとしてプロゴルファーの中で活躍するために必要なことは?

 さてプロゴルファーの皆さん、何なのでしょうか?

 分かっているのに、その答えから目をそらしてしまっているのではないでしょうか?

 では、その活躍するために必要なことは何なのかを他のスポーツで例えてみることにします。

 他のスポーツ、、で考えてみるとかなり厳しい答えとなることを、プロゴルファーの皆さんは甘んじて受け入れなくてはいけません。ゴルフもスポーツです。他のスポーツと同じで、プロフェッショナルになると勝ち抜くために必要な要素は同じですよね。

 そして、野球、サッカー、テニス、バスケットボール、バレーボール、陸上競技、競輪、卓球等
全てのスポーツも同じこと。

 それは、気が遠くなるほどの基礎体力トレーニングと、練習です。

 そんなのプロフェッショナルなのですから当たり前ですよね。仕事なんですから。

 どんなスポーツでも活躍するために同じことであって、もっと分かりやすく言うと、オリンピックに出場するための基礎トレーニングと練習。

 オリンピックに出る気持ち!?オリンピックに出るためにはそのスポーツの世界で1.2番の実力が無くてはいけません。

 ゴルフ以外の他のスポーツオリンピックの代表に選ばれるためにはどれほどのことをしなくてはいけないのか!
そのことをゴルフでやる!

 プロゴルファーの皆さん、どうですか?

 本当に他のスポーツ選手と同じだけの、オリンピックに出るられるような基礎トレーニングと練習を日々の日常でやりきれていますか?
 オリンピックに出場する選手達が、限界まで倒れ込むまでトレーニングしている姿をメディアからの情報で見たことはありますよね。

 そんなきついトレーニングを日常でやっていて、日本の男子プロゴルファーで今、オリンピックに出場できそうな実力ある選手は?
 松山英樹選手は当たり前、その他の選手では、中島啓太選手、金谷拓実選手、蟬川泰果選手、今平周吾選手。

 プロゴルファーなら分かってますよね。これらの選手が他の選手よりもトレーニングや練習をしていることを。

 ただ、金谷拓実選手と今平周吾選手は例外。

 金谷拓実選手は本当に信じられないほどの膨大な時間のパター練習をしてきていますし、今平周吾選手は高校生からアメリカで質の高い経験を積んで来ているという特殊なケースですが、忙しいなかでトレーニングの時間はしっかりとつくっています。
 金谷拓実選手がどれほどパターの練習をしたのかを知ると、ほとんどの人が驚くほどの想像を超えるほどの量です。でもこれは例外、、

 これらの選手のフィジカルの強さ、スイング技術、そのためのトレーニング量、練習量はどれぐらいのものなのか?

それに対して自分はどうなのか?

他のスポーツでは、体力や気力が無くなれば即引退。

 それに対して、ゴルフというスポーツは独特で、個人スポーツということと、プロゴルファーであれば出られる試合もあるため、引退するかどうかは自分で決めることができます。

 それに加えて、ゴルフは道具を使うため、テクニカルな要素が強く、ゴルフクラブの変更や調整、アプローチ、パターの技術向上ということも、結果を出すために必要であることから、きつい基礎体力トレーニングや練習を避けて、フィジカル的に楽なテクニカルを磨く練習ばかりをしてしまうようになります。

 アマチュアゴルファーの方達なら仕事がゴルフでないのですし、練習量をも少ないため、テクニカルな練習のほうが結果に直に繋がりますが、プロゴルファーは基礎体力を向上することが、まずは先。

 プロスポーツ選手は基礎体力があることが大前提。

 トーナメントの結果を、現実を目をそらさずに見てみると、基礎体力があって、気力、集中力がある選手が上位に来ています。

 そして、基礎体力が無くなり、気力が無くなると結果が出なくなる。

 だから、プロゴルファーになった後にも年間を通して週に1.2回しっかりとした、基礎体力トレーニングをしていない選手は年齢と共に結果が出なくなるのです。
 
 勘違いしてはいけないのが、筋肉をモリモリにつけるためのトレーニングをするわけではありません。
 柔軟性は損なわず、脚の筋力、体幹の筋力を高めて、心臓や肺を強くするための基礎体力トレーニングと、筋肉モリモリトレーニングは別です。
 どんなスポーツでも、ボディビルダーみたいな筋肉をつけたら選手として終わってしまいますので、練習を沢山できるようになるための基礎体力トレーニングをしなくてはいけないと言っているのです。
 ゴルフは色々な練習をしなくてはいけませんし、メンタルやコンデショニングも大切です。

 間違えた努力をして欲しいと言っているわけではありません。結果に繋がるための意味のあることを、限界までやって欲しいのです。

 根本的に基礎体力が無いのに、メンタルやコンデショニングと言っていてもノーチャンスです。基礎体力が無ければスポーツ選手としては成り立ちません。

 若い時は、、年を取ってきたから、、なんてプロフェッショナルなスポーツ選手が言い訳していたら、試合の賞金なんて稼げるわけありません。

言い訳をするなら引退。

それがプロフェッショナルな世界です。

何が何でも、とにかく結果を出す。

それがプロゴルファー。

 プロゴルファーになれたから、あとは試合に出て結果を出すだけだ、
 プロゴルファーだと皆がチヤホヤしてくれるから皆に甘えてプロゴルファーらしくしていればいい、、
 何て考えていたら、プロゴルファーとして生き残れるわけありません。そんな、甘い考えなら、地に足のついた仕事をして、きちんと生計を立てられることをしたほうが1人の社会人としては立派だとは思いませんか?

 プロゴルファーだから?プロゴルファーに成れたから凄い?
 いやいや試合で賞金を稼げなければ、地に足のついた仕事をして、きちんと稼いでいる人のほうが、私は遥かに立派だと思います。

 私はプロゴルファーに対してはそう思いますし、プロゴルファーだからといって特別扱いは全くしません。結果が出せなかったら引退。引退したくなければ、やることをやる。とにかく結果を出す!!

 他のスポーツなら、プロに成って4.5年結果が残せなかったら引退です。そのなかで、時間と精神の限界までを費やしてトレーニングと練習をしてプロの中で戦っていく。

私が、ゴルフコーチとして思うこと。

 それは、上位にいるプロゴルファーを除いて、ほとんどのプロゴルファーが基礎体力トレーニングが少なさすぎるということ。

 基礎体力トレーニングができていないから、練習量を増やすことができないということ。

 日本選手がアメリカツアーやヨーロッパツアーなどの海外の試合を連戦して思うことは、海外の選手達の練習量の多さです。

 プロゴルファーの皆さんなら、そういう話を聞いたことがあるはずですよね。


 試合会場の移動だけでも疲れるのに、そのなかで基礎体力トレーニングと練習量が日本の選手達より遥かに多い。

 生き残るための必死さ、ハングリー精神のケタが全く違う。

 だから、海外の試合にチャレンジして日本に戻ってくると、日本選手達の日々の過ごし方は甘くて、やることをやっていないことを痛感するわけです。
 そして、、途方に暮れる、、、

 丸山茂樹さんはアメリカで3勝して人生を大成功したレジェンドプロゴルファーですが、アメリカで8年以上戦い抜くために、ふくよかな体型をスリムな体型に絞り上げて限界までやり抜きました。限界までやり抜いたから、今となっては満身創痍の体になりスイングをするのも辛いほどのダメージを蓄積してしまいましたが、それほどまでに自分を追い込んだということになります。

 松山英樹選手は、大学を卒業して、海外に行くまでに日本のトーナメントに1年間居ましたが、その1年目に何をしたのか?

 プロゴルファーの皆さんから知ってますよね?

 トーナメント会場にフィジカルトレーナーを呼んで、試合会場でキツイトレーニングを継続していました。
 彼のなかには、日本トーナメントに心は無く、アメリカツアーを戦うために、日本トーナメントに居る間は基礎体力トレーニングをする期間と考えていた訳です。
 試合をしながら、試合会場でトレーニングをする。それを1年目から、、松山英樹選手の器の大きさがこういうとこから滲み出ています。

 そしてマスターズで優勝。

 丸山茂樹選手、松山英樹選手ぐらいのことをやっている日本の選手はいるのか?
 現状、日本に3500人登録しているプロゴルファーのなかで、中島啓太選手、金谷拓実選手、蟬川泰果選手、今平周吾選手だけです。

 今平周吾選手は海外で戦える体力、知力、気力を持っているのですが、海外で戦うのではなく、日本で稼ぐことを表明していますが、私はそれをもったいないなと思っています。
 スイングのリズムやフィジカルの強さは既に兼ね備えているのですが、日本で戦うこと、それもプロとしての戦略ですし、今平周吾選手の人生設計として決断したことなのですから誰にも言われる筋合いはありません。
 日本で稼ぐ!!それもプロフェッショナルです。海外を1年間連戦すると1億円以上かかると言われています、、稼げなかったら、貯金はゼロどころかマイナスの負債を追う。彼の気持ちはプロゴルファーなら理解できるのです。

 話を戻します。

 結果が出なくて、ただ試合に出ているだけの状態で、72前後のスコアのプロゴルファーなら、生まれ変わるぐらいの気持ちで、限界を超す程の基礎体力トレーニングをやり直すことをしなくては賞金を稼ぐことはできません。

 本当は自分でも分かっていますよね??

 もし、自分で追い込む事ができないのなら、プロコーチやフィジカルトレーナーを雇うとか、厳しいツアートーナメントの試合を生き残っている先輩プロゴルファーにお願いして日々の行動を共にさせてもらうしか生き残るための術はありません。

 戦うことを喜びとする。戦えるのであれば全てを犠牲にする。それがプロスポーツの世界。

 1人でなんとなくプラプラ試合に出続けても、試合の経費でお金を消費していくだけです。

厳しいようですが、これが現実で本当の話し。

 プロゴルファーも他のプロスポーツ選手も同じで、結果が出なくなったら本来は引退。

 はい、ここまでが1つ目の必要な要素です。

 引き続き、プロゴルファーとして活躍していくために必要なことを述べていきます。

 厳しいと思うならツアープロゴルファーの舞台から降りればいいだけの話。やらなくてはいけない、当たり前の話をしているだけなので、逃げないで、目をそらさずに必要なことを見つめ直すきっかけとなることを祈っています。

 なんのためにプロゴルファーに成ったのか?それを忘れないでください。プロゴルファーに成れたからそれで終わり?なのですか?

 アマチュアの皆さん、今回のテーマは見ていて苦しいかもしれませんがあくまでもこれはプロゴルファーの話しです。
 私達は楽しんで趣味としてゴルフをしてるのだからここまでのことなんて関係ないと思って、物見見学として読み進めてください。
 ただ、本気の競技ゴルフをするとなると、少しは関係してくる話しなのて、競技ゴルフの人は身を引き締めて読むようにしてください。

→→つづく←←

 
2023年11月19日 10:00

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