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ツアートーナメント選手とドラコン選手の求めるスイングの違いpart4

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 ツアートーナメント選手とドラコン選手のスイングの違いは何なのか?

 それは、ツアープロトーナメント選手は3日間、4日間絶対に何があってもスコアが安定していること。

何があっても、、

 疲れてスイングの感覚が乱れていても、
体調が良すぎて振りすぎてしまう時も、
每日每日ラウンドしている中で成績が出なくてモチベーションが下がっている時も、
ある一定のスイングをし続けなくてはいけません。

 どんな時も一定のスイングをするためには、体の体調を整えなくてはいけませんし、スイングのリズムとテンポが安定していることが大前提となるのが、ツアープロトーナメント選手のスイングです。

 とにかくパーか、バーディーを取り続ける。パーか、バーディーを取りながら、スイングの修整をしたり、飛距離を伸ばさなくてはいけません。

 テークバック、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュを常にバランス良くチェックして、同じリズムとテンポで練習し続ける。

 そして本番コースでどんな傾斜地でも、微妙な距離の調整もバランスを保ちながら一定のリズムとテンポでこなしていく、それがツアートーナメント選手のスイング。

 そういうことが安定しているなかで、バーディーを取りに行く時に少しドライバーが飛ばせたら理想だなと思いながらも、リキんでスイングが乱れたらそこで試合は終了になってしまうので、試合の中でドライバーの飛距離を出すことはどれほどの難しい所業なのか?は理解していただけるはずです。

 ドラコン選手のスイングはとにかくヘッドスピードを出すことがまずは最優先。

 なので、たくさんのドラコン選手の理論があるなかで、テークバックからインパクトまでを、全身の筋肉のバネを使って、クラブのシャフトのしなりのバネを使って最大のヘッドスピードを出すというのがドラコンスイングの特徴といえます。

 ドラコン選手達の理論のなかで、テークバックからダウンスイングインパクトまでが飛ばす秘訣の全てと提唱している人が多いのは事実です。
 それに対して元祖ドラゴン選手の先駆けとして有名な安楽拓也さんはドラコン選手特有のパワフルスイングでなく、リズムカルでリキみの無い美しいスイングで数々のドラコン大会を優勝してきたので、今でも人気が絶えないスーパードラコン選手です。
 安楽拓也さんは愛知県出身で、ドラコンプロになる前から私は安楽拓也さんのことを知っていたのでとても身近で尊敬する方です。
 岐阜の長良川沿いにある公園ゴルフクラブ練習場で20年以上前に一緒に一度練習したことがるのですが、8番アイアンで250ヤードの看板に当てていた記憶があります。
 ちなみに安楽拓也さんはトレーニングが好きではないことでで有名で、神から与えられた天然のビックナチュラルボディと卓越したスイングセンスでドラコンチャンピオンになったので、他のドラコン選手達とは違う独特の世界を持っています。

 話しをもとに戻しますが、安楽拓也さんの飛ばしの理論は別として、ほとんどのドラコン選手はテークバックからインパクトまでを重視しています。
 もともとツアートーナメント選手達がドラコン競技の打ち方を全て参考にしない理由が求めるスイングの性質が違うからです。

 ツアートーナメント選手達のスイングは一定のリズムとテンポでスイングをいつでも再現できることが大前提で、ピンに対してショットする際に数メーターにつけなくてはいけません。

 そんな精密なスイングに、ドラコン競技のスイングの技術を丸々取り入れてしまうと、スイングの再現性やスイングの強弱のニュアンスか失われてしまいます。

 実は、ローリー マキロイ選手はドラコンの技術を少し取り入れてトーナメントを戦っていると言われていますが、そんなことができるのは超一流選手だけであって、ドラコンとツアートーナメントを融合するなんて夢の話しです。
 ローリー マキロイ選手が皆の憧れのスーパースターであるのは、スイングが綺麗で飛距離も飛ばせるから。
 ローリーマキロイは人知を超えた領域でゴルフをしているということになりますね。多くのファンがいて、プロゴルファーからも憧れている理由は唯一無二だからです。

 ただ、世界のドラコン選手達はローリー マキロイ選手よりも遥かにドライバーを飛ばすわけですが、精密なセカンドショットを打つ必要はなく、アプローチやパターの技術は関係ありません。

 なので、ドラコン選手がヘッドスピードを上げるための練習や、ヘッドスピードを上げるための筋肉トレーニングを、そっくりそのまま、ツアートーナメント選手達がやってしまうと、スイングのテンポやリズムや、アプローチ、パターの繊細さまで失われてしまう可能性が大きくなるのです。

 ツアートーナメント選手達が飛距離アップをするためにスイング改造をして、スイング改造に失敗してツアーで成績が出せなくて戦えなくなってしまったという例が、今までにたくさんあるのは、それほどまでにゴルフスイングの精密さを残しながら飛距離アップをするということが想像を絶するほどに難しいことを物語っているということになります。



→→つづく←←
2023年10月12日 18:26

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