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ゴルフ上級者はどのようなことで悩んでいるのか!?part10

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 ゴルフの上級者の人が私のレッスンに始めて来たときに、私が一番大切にしていることは、綿密なカウンセリングです。

例えば

今のあなたの現状と悩みを話してください。

それに対して、あなたはどのように解決しようとしていますか?

普段の練習の内容や、体をどのようにケアしているのか教えてください。

じゃあ、あなたは今よりどれぐらい上手くなりたいですか?または、具体的な結果や、目標はありますか?

練習を結果に繋げるために、日々の生活の中でどれぐらいの努力ができますか?

 といった感じです。

 上級者でもレッスンに来るということは、練習の内容や、ゴルフに対しての考え方が、なにか足りなかったり、ズレてしまっているわけです。

 上級者になるためにずっと拘ってきたことがあるレベルからは足を引っ張る理由になっていたり、努力が空回りしてしまっている。

 ある意味、上級者に成れたということは趣味としては1つのゴールであって、すごいことです。

 でも、レッスンに来た、ほとんどのアマチュア上級者の人達がカウンセリングをして足りてないとことが、体のコンディショニングなのです。

 上級者になって、あるレベルからは筋力よりもリズムのほうが大切になってきます。

 プロゴルファーは筋力も必要ですが、アマチュアゴルファーはそこまで筋力は必要ではありません。
 なぜなら、アマチュア競技ゴルフの極みは、飛距離よりも、同じスイングをリズミカルに振って安定させることのほうが優位に立つからです。
 10ヤード、20ヤード飛ばすことよりも、ミスをしないでアプローチとパターに集中することのほうが、確実にスコアメークできます。

 
 プロゴルファーの世界はバーディを沢山取らなくてはいけないので、あるレベルまでの飛距離は絶対に必要ですが、飛距離を出して安定させるためには、並々ならぬトレーニングが必要となります。そのトレーニングをやるだけの時間は、ゴルフを仕事にするしか確保することはできません。

 でも、ある一定の効果リズムでスイングするために、体のケアという意味ではトレーニングは必要で、疲れを取るため、同じリズムでスイングするためにトレーニングやコンディショニングは練習よりとても大切になります。

 同じリズムで振れる体にコンディショニングされていないのであれば、上級者のレベルを引き上げるための練習は不可能です。

 私も現役の時にいつも大切にしていたことは、練習よりもこのコンディショニングでした。

 試合の前に、練習し過ぎてしまって、試合で体のバランスを壊してしまったり、疲れを残してしまうことをしているようでは、レベルの高い試合では成績を残せません。

 プロゴルファーに対してもこの試合の前の練習やコンディショニングの運びを指導をするのですが、
アマチュア上級者にたいしても同じことになります。

 ただ、毎日朝から晩までゴルフをしているプロゴルファーではありませんので、
限られた時間のなかでなにができるのか?
逆にしてはいけないのか?
をきっちりと説明して、理解してもらって、指導していくのです。

 そこで、ただ週に2回練習して、週に1.2回ラウンドしてます。とにかくクラブとボールを打つことだけは続けてきました。
 と、言う上級者か多いのですが、私からするとそれでは上達は頭打ちになってしまいます。

 逆に、練習を減らしてでも本当に大切なポイントを押さえていれば、上達はできます。
ある程度自分のスタイルが見つかってきた上級者は練習よりも体調管理のほうが、競技成績は良くなっていきます。

 ゴルフの結果が出るように、采配を振るう。

 その人のスイングのタイプに応じて、その人の性格、目的、目標に応じて、練習よりもコンディショニングをレッスンしていくと、頭打ちになっていた結果が伸び始めるのです。

 ただ、ボールを打てば上手くなる!この理論で100万球練習すれば絶対に上達する。
わけではありません。

 体が疲れていて、集中力が切れてしまっているのに、ボールを打てばスイングは悪くなるに決まっています。

 根性論だけでは、計算された練習、コンディショニングをしている選手には勝てるわけない。
でも、なにをしていいのか分からないからとにかくボールを打つ。ひたすらに。

 ただ、ボールを打っていてもあるレベルからは上達はしません。

 上達するための工夫、日々の練習が意味があるのかを考えることを怠って、ただ練習すればいい。
それでは偏った努力になってしまうだけ。
初心者から中級者になるまでは、ボールを沢山打つことは大切ですが、
あるレベルの時期からは、ボールをただ打つことは治さなくてはいけない癖を固めてしまうだけとなってしまいます。


 毎日の生活の中で、本当に早いスピードで上級者として上り詰めるのでしたら40分のコンデショニングトレーニング、
 時間をかけてじっくりと味わいながら上達したのでしたら20分程度のコンデショニングトレーニングが必要です。

40分から20分の時間を生活の中で確保する。

40分から20分の簡単なトレーニングやコンデショニングを毎日するのは難しいですか?

週に2回練習場に行ってるけど、トレーニングやコンデショニングは面倒くさい?

 私からすると、家から練習場に行って家に帰って来る時間のほうが手間がかかっていると思います。

 練習場に行くのに、DOOR TO DOORで2.3時間?

それを週に2回行く?

 練習場に行くよりも、家で40分から20分のトレーニングやコンデショニングをしたほうが時間の節約になるのに、なんで、皆、きちんとやらないのか?

 上手になるということは練習場でボールを打つことだけと決めつけているからです。そして、とりあえず練習場に行くということが習慣になっているから。

 あと、具体的に、どんなトレーニングやコンデショニングがゴルフにいいのか?知らないからなのです。
トレーニングやコンデショニングのほうがゴルフ場で自分のスイングができるようなったり、ゴルフ場で上達する実感ができるようになるのに、その経験、習慣が無いのです。
 いや、そういうことを誰も教えてくれない、、と言ったほうがいいかもしれませんね。

 体が疲れていたり、筋力が減っている場合、関節の可動域が狭くなったり、スイングのリズムが悪くなります。

 そんな時は、プロゴルファーは練習よりも先に、トレーニングやコンデショニングをします。

良く考えみれば当たり前です。

 とりあえず、ボールを打たないといけないと思っている人は、色々上手くなるための方法がある中で、視野が狭くなってしまっているのです。あと、思考が停止して焦って、でも何かをしなくては!じゃあ、練習場に行こう!というパターンができてしまっている。

 そういうことにならないように、あるレベルのゴルファーに対しては、
レッスンの中で、ここの筋肉が大切で、こういうトレーニングをするとスイングが安定する、といったこともレッスンでは同時に説明を進めていきます。
 スイング理論やスイングドリルをレッスンするのとと同じぐらい、その人に必要なトレーニングを教えることも大切なのです。

 もちろん、人によって、目的、目標によって、
体の筋肉の付き方によっても、トレーニングやコンデショニングの方法は変わるのですが、
家で休憩無しで20分程度のトレーニングやコンデショニングをするとなると、4種目から10種目程度の数になります。

 その人にとって、その40分から20分のトレーニングは、練習と、ラウンドと同じぐらい大切なモノとなっていきます。

 ただ、初心者、中級者の人はとりあえずある程度のスイングが確立するまで、ボールは打たなくてはいけません。やはり、基礎練習のほうが大切です。
 何年も練習して、全く上達の変化が無くなってきた時に、練習よりもトレーニングやコンデショニングのほうが大切になってきます。

 ちなみに、私は、まだまだ上達したいと思っているので、練習は普段普通にしています。

 でも、体が疲れていたり、筋力が落ちていたりしていると判断した場合は、
いつも練習できる場所にいて、いつでも練習できるのですが、
ボールを打つ練習はしないで、その場でトレーニングやコンデショニングをします。
 ただ、ボールを打つなんてことはしないで、その時の体調や筋力に応じて、練習するかトレーニングするか決めています。

 そういう私のプロゴルファーとしての考え方を、上達の頭打ちになった上級者達にレクチャーするのです。

スイングのこの部分が改善できれば?
あの何々理論さえマスターできれば??
本当に上手くなる???

何年も、どれだけ練習しても、癖が取れない!

 ある程度のレベルまできてしまうと、練習よりも、コンデショニングのほうが余程大切になってくるのに、スイングだけで悩む癖がついてしまって、頭の思考バターンが凝り固まってしまっている。

体が動かないのに、スイングが良くなるのか?

関節の可動域が変わらないのに、クラブの軌道に変化は起こるのか?

体のコンディションを整えないのは、面倒くさいから?
整えないで練習して何が良くなるの?

 本当に上達するために必要なことを考えるということは、
面倒くさいことや、きついことも、目をそらさずに継続すること。
 でも、上達していくことを実感できるようになれば、それがやりがいになる。面倒くさいではなく、楽しみになる。

その流れ、習慣をつけさせるのが、私の仕事。習慣の改善。

仕事や、勉強も同じ、、、食事やお酒も、、

子供が自立して大人になる過程に我慢を覚えさせることも同じ、、



 上級者の人達の練習で足りないのが、クオリティの高い基礎練習と、
トレーニングとコンデショニング。

どうでしょうか?

 あくまで上級者の話しですが、長くゴルフを楽しむための参考になったでしょうか?
 上級者のことでしょ?私には関係ない?
 でも練習はガンバル!?
どうせ練習を頑張るなら、上級者がどんなことで悩んでいるかを知ることが大切です。
 

 本当に上手になりたくて、できる限り頑張っている!!
でも上達しない!!

 練習場でボールをひたすら打ちながらスイングを悩むだけでは、してはいけない練習をしてしまって、治さないといけない癖がかえって固まってしまう、ことになりかねません。

 本当にゴルフを極めたい人は、今回のブログのテーマをしっかりと理解して、ゴルフが上手くなるために必要なことを見直してみてください。

 私も、まだまだゴルフの研究を続けていますが、上手になる方法は人それぞれであって、その人のベストな上達の仕方をその人のために見つけてあげたいという気持ちがあるから、まだまだ研究が必要なのです。

 ただ、意味のないこと、間違えたことを継続してもなにもプラスにはなりません。

努力の仕方を、いい時間の過ごし方を見極めること。

ただ、頑張る。

それだけでは上達は難しい。

「結果の出るように頑張る。」こと。
それが全て。

意味のある努力をすること。

ゴルフは本当に奥が深い。

ゴルフを知れば知るほどそう思います。

→→おわり←←
2023年05月29日 07:29

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