この世に特に飛ぶドライバーなんてあるのか!?part2
まず初めに、新製品のドライバーの価格と、中古のドライバーの価格の相場について説明しておこうと思います。
ゴルフクラブを頻繁に買い替える人は、新品、中古の相場がなんとなく頭に入っていて、上手に買い求めることができますが、何年も買い替えない人にとってはドライバーの価格の相場なんて分からないと思いますので、簡潔にゴルフクラブの相場を説明します。
まず、大手メーカーのドライバーの新製品の定価というのは、もともと、7万円から10万円の間でした。それが何故か?新品の時から10%から20%の割引きをしてもらえるという暗黙のルールがあり、どこの量販店でも大体は割り引き率は同じになっています。
また、最近ではゴルフ人口の減少による需要と供給の変化と、為替の影響で、9万円から12万円と2万円ほど定価の値段が上がってしまっています。
よく考えてみると、新製品から割り引きがあるなんて変な話しですよね。でも一昔前の携帯電話の価格が安かったのと同じ原理で、競合による競合で、割り引きをしないと他所のお店に負けてしまうので、長い年月をかけて、新製品から割り引きがされるという習わしができてしまったのです。よく考えてみると滑稽で、変な話しです。
小売店によって、店舗数と従業員の数による人件費により、仕入れの値段と売価の値段のバランスと、店舗の規模によっては数パーセントの割り引き率の違いこそあるのですが、ほとんど値段は変わりません。
また、実は最近ではメーカーが小売店に対して、これ以上値段を下げて売ると、商品を卸さないですよ!という縛りの値段があるので、割り引きの値段の大きな違いはあるはずはないのです。
インターネット販売を中心に販売している業者は、卸値に対して、人件費がほとんどかからないので、小売店の最大値引き率に対して数千円ほど安く販売されています。別の言い方をすると、メーカーからの縛りがあるので本当は値段の違いに大きなさ差があってはいけないのです。
よく、モノをお店で見に行って、後からインターネットで買うタイプの人がいるのですが、少ししか値段が違わないのなら、実際に手にとって、自分で選んだものを買ったほうが、私自身としては満足できるのではないかと思っています。
また、ゴルフクラブは個体差がめちゃくちゃあるので、手に取らないで、打ってみないで買うなんてありえないとも深く思います。
インターネットで相場より1万円も2万円も安いものは偽物の可能性がとても大きいので、気をつけてください。
本物と見た目の違いの分からない、偽物のスーパーコピーがめちゃくちゃ出回っていることは、事実ですし、私のレッスンの生徒さんも何回か買ってしまったことがあるので、私は信頼のおけるお店かどうか分からないお店では、インターネットでは買わないように推奨しています。
でも、元々贅沢品として、趣味としてゴルフクラブは買うのですから、そのお店のサービスが素晴らしいのなら、サービスに対しての対価として気持ちよく買ってあげるのも、粋なものです。ゴルフは贅沢な趣味なのですからそういうゆとりががあってもいいですよね。
中途半端に、安く買いたいと思うぐらいなら、今まで使ってきたクラブを大切に使ったほうがマシなのでは?と私は思ってしまいます。製品の個体差もあったり、本番コースでは思っていたのとは違う感覚だった、とかあったりして、慌てて安く買ってもハズレの個体クラブを買っては逆に損をしてしまいます。
はい、では次に書くメーカーの特徴を独断と偏見で書いていこうと思います。外国ブランド、国内ブランド共に特徴があり、色々な角度から私見を述べていきたいと思います。
→→つづく←←
2023年02月10日 23:58