プロゴルファーが壊れたスイングを治すための工程!?part3
スイングと体のバランスが壊れてしまったら、まずは体のバランスを整えるためにしっかりと食事を取ることと軽い運動をしながら、体を休めること。それが最初にすること。
全く何もしないで体を休めるのは衰退するだけ。ボールは打たないからといって、なにもしないわけではありません。
では2、3日体を休めて、体調、気力が元に戻ってきたら次に何をするのか?
それは、スイングがどのように壊れているのかを診断していくこと。
ここからは、難しい話しになりますが、あくまで参考までに話しを進めますね。
フットワークが弱くなっているのか?
骨盤の回転量が少なくなってのか?
骨盤と胸郭のうねりの差が減っているのか?
スイング中に軸がスウェイしているのか?
起き上がっていないか?
スイング中の腕とクラブの運動量のバランスは?
全身の関節のなかで、全ての関節にパッシブトルクが損なわれていないか?
リズム、とテンポはズレていないか?
テークバックとフォロースルーのバランスは整っているか?
アプローチやパターの振り幅を感じられているか?
等、順番に確認していくのです。
???
こんなことができたのなら、とっくに上手くなっているし、そんなにいっぺんにチェックできない?
そうですね、私はあくまでもプロゴルファーの経験をして、コーチとして勉強をしっかりとして、このように自己分析をできるようになりました。
選手として試合に集中していたら、バランスよく自分を分析することができなくなります。
だから、タイガーウッズもマキロイもスイングコーチをつけているわけですね。ゴルフスイングは色々なバランスのなかで構築されているので、なんとなく思ったことを練習してしまうと、スイングのバランスは壊れてしまいます。
だから、ほとんどのプロゴルファーはプロゴルファーになってもスイングで悩んでいるのです。だからこそ、間違えた練習なんて絶対にしないのです。
もししてしまったのなら、成績はガタ落ちで引退を迫られることになります。そのようになってしまった選手たちは、自分のスイングや体のバランスを見失ってしまったのだということが、想像できますよね。
ゴルフで生活をしていて、成績が出なくなると普通なら慌ててパニックになってしまいます。
そこを落ち着いて、慌てず、調子を維持するということが、どれだけの所業なのかは、アマチュアの皆さんも想像はできるはずです。
会社の業績を維持するには何が大切ですか?
それを事細かに説明してみてください。
会社の社風を明るくして、社員の安心を最優先に、仕事の業績を分析して、それを整える。そしてクリエイティブなアイディアを作り出し、それを具現化していく、、、それをあなたが社長として決断してバランスよく経営をしていく。
それと同じことなのが、スイングを維持することなのです。
ただ体に鞭打って、疲れや、ケガを残してしまって、マンネリが起きてしまって、いいアイデアも浮かばずに練習を、ただするだけ。
そして、休まないでボールを打っていればいつかは上手くなるのか??
それって、ブラック企業で働いて疲れきってしまった人と同じだと思いませんか?
休みもあって、考える時間もあって、頑張りたい時には頑張るチャンスがある。働いている社員がこんなことができる会社なら、会社としての成長は絶対にしますよね。
ノープランでただひたすらに練習して、その先になにがあるのでしょうか?
あなたの練習は、優良企業なのか?ブラック企業なのか?
私は間違えたことを練習で固めてしまうことは絶対にしたくありません。
とにかくボールを沢山打てば上手くなると信じて練習していても、スイングが壊れてしまっているのに、そのスイングを固めることはとても危険です。
今、現在、私はスイングの調子はバッチリ治っています。
何百回、何千回とスイングの乱れを整えることをプロゴルファーとして、ゴルフコーチとして経験してきたのですが、今となっては直ぐに調子を元に戻す方法を見つけているので、スイングの調子が悪くなっても、なんの不安もありません。
どうでしょうか?
スイングの調子が悪くなった時に、とりあえずボールを打って練習したとしても、解決できない理由が分かりましたか?
結局は、今までブログで沢山書いてきたことなのですが、
正しい基礎練習をきちんとしてスイングの基礎練習を学んでいなければ、スランプになりやすく、スランプはなかなか治せないということなのです。
基礎さえしっかりと学んでいれば、今回の私が実践した修整方法ができるようになります。
本当にゴルフが上手くなりたい?
本当に??
ただボールを打つだけで上手くなれるのでしょうか?
どうですか?
私は絶対にゴルフが上手くなりたかったから
自分の意志で、
自分の決断で、
プロコーチのレッスンを受けて、
直ぐに試合に出るようにして、
練習の環境も整えて、
できるだけ上級者、プロゴルファーとのラウンドの機会を作って、
トレーニングをして、
食事もしっかりと取って、
ゴルフ日記も毎日書きながら反省して、
スイングと向き合ってきました。
その積み重ねで、プロゴルファーとなり、プロコーチとして生計を立てられるようになりました。
ゴルフ人生を振り返ってみて、私が1番怖かったこと。
それは
間違えた練習をして、間違えたスイングを固めること、、、
今でも、2秒以内で100の階乗通り以上のパターンがあるゴルフスイングを研究して、色々なゴルフの悩みを解決できるように日々研究しているのですが、
本当にゴルフは奥が深い。そして難しい。
なぜ、プロゴルファーがプロゴルファーになってからもスイングで悩むのか?
でもごく僅かな超一流選手達はスイングで悩んでいない。
なぜなのか?
それは、超一流選手はスイングだけではない大切な色々なことを見つけているからなのです。自分なりの哲学を作り上げることができたから、超一流。
スイング理論だけを悩んでいる?
そんな浅い考え方で、ゴルフの調子を維持することはできるのでしょうか?
これからも、色々なことを書いていきますが、今まで私が書いてきたことを全て理解することも私は大切だと思います。
たまに時間がある時に、私のブログのバックナンバーを読み返してみることをおすすめします。
ボールをノープランで打っているのでしたら、頭の整理をするために基礎練習の大切さを私のブログで確認するのも悪くはないかもしれません。
書いても書いても頭の中1%も書き記すことができない。
でも、諦めずにどんどんブログを書いていこうと思います。
今回は、私のスランプになった時に、スイングの修整する手引きを書いてみましたが、参考になったでしょうか?
ユーチューブレッスンをぱっと見て、1つの練習ドリルをしたとしても焼け石に水だということが理解していただけたでしょうか?
スイングはたくさんの要素で成り立っているので、たった1つ治したとしても、スイングの連動性が良くなることはほとんどありえないのです。
→→おわり←←
2023年01月22日 23:36