ゴルフ場での傾斜地から上手に打てないのは何故?part5
スポーツをやってきた経験が無かったり、ずっと運動不足が祟って筋力が少なくなってしまった人が、ゴルフをどうしてもしたくて、上達したいと練習していくと、ブチ当たるのが傾斜地から全く打てない、、こと。
ゴルフ経験の無い初心者の人にゴルフしようよ!ってゴルフを始めさせるのでしたら、全く運動経験の無く筋力が無いような人ほど、必ずプロゴルファーの個人レッスンを受けさせてください。何故なら傾斜地から打てるようになるまでに、途方も無い上達の過程があるからです。
そういう人がゴルフの楽しさを知るということは、その人の人生の中ではとても有意義でしょうし、素晴らしいことです。
ですが、アマチュアゴルファーの人が運動経験のない人を教えても、自己流で練習させても、とにかく本番のゴルフコースでは傾斜地から打てるようになるには、途方も無い時間がかかります。
なので、面白くなくて辞めてしまうのです。
自分の家族だったり、友達だったり、会社の関係の人でも、最初のコースである程度打てない経験をして、ゴルフって何が楽しいの?4時間、6時間の本番コースか苦痛でしかない、、と言っている人は周りにいませんか?
私はそのようなゴルフが苦痛になってしまったけど、やっぱりゴルフをしたい、しなくてはいけない人を沢山レッスンしてきましたが、とても根気と時間がいるレッスンになるということを沢山経験してきています。とても労力がかかる作業です。
そのような人をレッスンする場合は、必ずある程度の練習とトレーニングを3ヶ月はすることをお約束してから、レッスンを開始します。数回のレッスンだけではその人が練習する習慣や、傾斜地から速く振るための筋力は付きませんので、レッスンを受けたとしても、もったいないですから、必ずお約束をしてからのレッスンとなるのです。そして、ゴルフが楽しいとなれば大成功。
楽しいだけでいいのならレッスンはそこまででいいのですが、何故か?レッスンに通いましけど、練習をたくさんしましたけど、ゴルフ場では全く打てなくて一度辞めてしまいました。という人がたくさんいます。
その楽しくなくて辞めた理由は、傾斜地から打てないからなのです。
逆に考えてみると、傾斜地から打てなくてはゴルフは面白くならないのですし、どれだけ練習場で頑張っても本番コースでは、練習場と傾斜地では全く別物です。
そういう人にゴルフの楽しさを伝えるためには、、正しい練習の仕方の習慣をつけて、結果的に素振りをしたときにビュンと音がするようになれば、そこからは簡単。傾斜地から少し打てるようにしてあげたら、ゴルフの楽しさが深く分かるようになってきます。
レッスンの内容を言うととても工程があるので簡単には説明しきれないのですが、最初は練習してどこの筋肉が筋肉痛になるのが正しいのか?という所からレッスンしなくてはいけません。運動経験が豊富な人は、筋肉痛にならなければ筋肉がつかないことは理解しているのですが、運動経験が無い人が筋肉痛になると、痛みにビックリして練習を辞めてしまうのです。正しい練習をして、筋肉痛になって、練習する。それを繰り返すことによって、傾斜地から速く振るための筋肉をつけていくのです。
3ヶ月から半年かかるのですが、それだけ専門家のコーチでもそれぐらい時間がかかります。なので、運動経験の無い人にゴルフを始めさせようとするということは、誘う人が多大なる労力が必要だということは知っておいて下さい。
はい、ここまでフラットな場所でも素振で速く振れない人が傾斜地で打てるようになるために大前提として大切なことの説明でしたが、
次から傾斜地でビュンと振れるけど安定して上手く打てない人のための説明をしていきたいと思います。
傾斜地から速く振れない人は、説明してきたことを理解して、傾斜地から振れることを考えて練習しなければ、何も楽しくならないことを知らなくてはいけませんよ。継続して練習して、少し努力して、達成感を味わうモチベーションがなくてはゴルフの面白さは知り得ないのです。
→→つづく←←
2022年06月25日 11:47