コースマネージメントはとても大切!?part2
半分正解で、半分間違い。
初心者の頃に全くゴルフスイングが分からないのであれば、もちろんある程度までは、基本をおさえてスイングを作らなくてはいけません。
そして、ある程度スイングの基本ができてきたら、ゴルフ場に行って、ゴルフのゲームを覚えなくてはいけません。アプローチとパターとコースマネージメントですね。
この段階では、基礎体力、筋力、集中力でスコアレベルに個人差がかなりでます。
もちろん、楽しめていればいいのであって自分が納得していることが大切です。
そこで、プロゴルファーになるのでなければ、自分の基礎体力、筋力、集中力のレベルに対して目標のスコアを自分で設定しなくてはいけません。プロゴルファーになるのでしたら、計算されつくされた練習と目標が必要ですが、そこまではアマチュアゴルファーには必要はありません。
でも、人と比べないで、自分にとっての、高すぎず、低すぎない、目標スコアを作ることが本当にできていないアマチュアゴルファーがどれだけ多いことか、、
誰々はこのスコアでプレーしているから、私はこのスコア。あの人はこの期間でスコア100を切ったから、私もスコア100をこれだけで切りたい、、
、、、努力もしないで?
、、、コースに行かないで?
、、、筋力も違うのに?
ゴルフに限らず、物事の上達や、やったことを結果に繋げるということは、やはりプロセスの質と、継続するためのメンタルコントロールが必要不可欠です。
教育、訓練というのは、本来、自分で自力でできるように成るまで、練習、勉強のプロセスを導いてあげるということです。
子供に、教科書を100冊渡して、勉強する場所を与えて、
後は自分で考えてやりなさい!
どれぐらいのペースで
どれぐらいの量を一日でやるのか?
いつまでにどれだけ覚えたらいいのか?
全て自分で決めてやりなさい!
1000人の子供に、このようにして、どれだけの子供が教科書だけで自分自身だけで立派に学びきることができるのか?
学ぶ為のプロセス、ペースを教えないで、子供達が学ぶことができるのか?
経済的に発展できない国の子供達は、良い教育者が少ないために、学びたくても学べない。いや、学び方が分からない、、学ぶためのきっかけもない、、
学び方のペースさえ最初に教えたら、、
このことをスポーツに、ゴルファーに当てはめたらどうなのか?
初心者にゴルフクラブとゴルフのグローブと練習する環境を与えたとします。
努力しなさい!
って言ったってどうやって努力したらいいのかわからない、、
自己流で、
とりあえず、打ってみる。
何からやっていいのかユーチューブのレッスンを観てみる。
そして、1年が過ぎる、、
1000人の初心者がどれだけ自己流で上達できているのでしょうか?
そして、ここで差がついてしまう本当の理由の現実は?なんなのか?
本当の本当は?
それは、、、ゴルフを始める前に、他のスポーツで、そのスポーツを誰かから教えてもらって、その教えてもらったノウハウの経験の質と、レベルで上達のスピードとレベルが決まってしまうのです。
これは、本当の現実です。
あるスポーツで上達のプロセスを経験してきた人は、ある程度までは自己流で上達はできます。
全くスポーツ経験が無い場合は、全く上達はしません。何故なら、上達のプロセスを知らないからです。勉強のやり方、学び方のプロセスを応用しても上達はできなくはないのですが、スポーツの場合は、体の筋肉の感覚、筋肉の付き方が大切なので、やはり、スポーツの経験の質で上達ができるかどうか?が決まってしまいます。
厳しいですが、これがゴルフの上達の差ができる理由で、本当のことです。
たからこそ、初心者の人は、一番最初に学び方を、学ぶペースを教えてもらわないと上達しませんし、その学び方の質で最終的なゴルフのレベルが決まってしまうのです。
そして、、ゴルフを学ぶ時に、その教える人のレベル、経験値によっても差ができてしまう。
なので、本当の凄く上手い上級者は初心者に対して、プロゴルファーのレッスンを最初に受けたほうがいいよ、と言う人が多いのです。上級者ほど初心者に対して教えようとしません。何故なら、自分が上達してきたプロセスのことを考えると、色々なことがありすぎて、教える気にならないからです。
初心者に、教えようとするアマチュアゴルファーがいるとしたら、教えようとする人のレベルまでのことを教えようとしている、、自分のレベルまで上達はさせられるけど、、
ということを、教えてもらおうとする初心者はちゃんと理解しなくてはいけません。楽しむためだけならそれでいいですよね。ちゃんと上達したいのなら、ちゃんとした人に習わないといけません。
レッスンに来る人の多くが、他のスポーツで上級者になったことがある人、またはそのスポーツのプロがレッスンに来ることが多いのは、何故だか?分かりますか?
そうです、そのスポーツを通じて最初の練習のプロセスを教えてもらった経験があるので、自己流でやることがいかに無力なのか?を知っているからです。
逆に本当はゴルフをやる気はないけど、お付き合い程度のレベルでいいのなら、他のスポーツで上級者になったことがある人は、全く頑張りません。
上級者になるために必要な努力の量を知っているからです。そのスポーツで何千時間、何万時間費やしてきたからこそ、ここまででいいやと思うなら必要ことを必要なだけやってあとは練習しない。
本気でやるなら、プロコーチのレッスンを、、
本題に戻ります。
プロコーチでなければできないレッスン。それが、スイングの基礎をコーチしながら、コースマネージメントを教えること、なのです。
スポーツ経験が有る無いによって、コーチングのスピードは違いますが、スイングだけレッスンしていたって駄目に決まっています。
教えたスイングをコースでどう活かすのか?
ミスをしてもこれぐらいのスコアまではコースマネージメントで出すことができる。
練習した分の努力を、スコアに繋げてあげること。コースマネージメントもコーチしなくてはスコアなんてよくなりません。これがコースマネージメントが大切な理由なのです。
プロコーチでなければ、このプロセスはできません。
何千ラウンド、何百試合をこなして、意味のあることないことを深く知っている経験がなければ、コースマネージメントを深くコーチすることはできないのです。
レッスンを受けたことがあります、、
スイングを習っていました、、
って、なんじゃそりゃ!!
スイングを教えただけでは駄目でしょう!!
そのスイングを活かすところまでコーチしてあげなくては駄目でしょう!!
と、私はプロコーチとして強く思います。
スイングを綺麗にしたい?
飛距離アップしたい?
そりゃ、私のレッスンに来たらそんなことは、
任せてもらえばしますとも、、
でもそれだけじゃ、レッスン料金はもらえません。
そのスイングを活かしてもらわなければ!
活かせるまでレッスンに数ヶ月は通ってもらわなければ、、目標目的に応じて最短で必要なことをプロフェッショナルとしてレッスンします。
でも数回だけのレッスンなんて、よほどの上級者でなければ効果はほとんどありません。
はい、ではコースマネージメントの初歩の初歩を説明していきたいと思います。
厳しいですか?上達するということを甘くみてはいけませんよ。上達するためには、上達するためのことをしなくてはいけません。
スイングを良くしたって、そのスイングを活かすところまで練習するのが一節なのです。
→→つづく←←
2022年03月21日 05:43