ドライバーの飛距離を伸ばすためには!?part2
もちろんゴルフというのは、飛距離だけではなく、アプローチとパターとコースマネージメントも大切で、色々な事がバランスよく上達するほうがスコアは確実に良くなっていきます。
本来、ゴルフコーチとしてはスコアを良くしてもらうために、ある程度のスコアまで飛距離アップはレッスンでは重視しません。
ですが、何年もゴルフをしているとゴルフの熱が冷めてきたり、スコアの伸び悩みが深くなってくると、いよいよ飛距離アップということも、時として大切になってきます。
そこでゴルフの練習で飛距離アップについてどう考えていけばいいのか?を考えていきたいと思います。
では、皆さんに質問します。
今より速く走るにはどうすればいいですか?
また今より遠くにボールを投げるには?
今より高くジャンプするには?
どうすればいいですか?
答えはいくつかありますね、、
1つは、やっぱり筋力を今よりつけること。
1つは、専門コーチの指導を受ける。
そして、もう1つは練習を継続して続ける。
答えの3つを踏まえて、1年間続けたとします。
どうなるのでしょうか?
やはり、その人の骨格、筋肉によって差が出ます。当たり前ですよね。
向き不向きもあるし、素質もある。
でも、ここで大切なのは人と比べて競うことではなく、自分にとって、自分の限界を引き出せているかどうか?です。
自己ベストと向き合うこと。それができない人は、自分より優れている人には勝てませんし、挫折して諦めてしまうことでしょう。
小さいころに、自分と向き合わせてくれる、親や指導コーチがいれば、きっと走る楽しさ、ボールを投げる楽しさ、ジャンプすることの楽しさを深く知り、自分と向き合えるメンタルが養われることになります。
切ない現実として、骨格の大きさ、筋力の性質、性格の種類によって、どうすることもできないことはあります。
でも、楽しむこと、自分にとってメンタルを鍛えて自分のためになるということであれば、人と比べることは必要ありませんし、戦わなくてはいけないのは自分自身です。
それをゴルフのドライバーの飛距離にあてはめてみてください。
どうでしょうか?
あなたの骨格、筋力に対して、あなたは限界までドライバーの飛距離を出し切れていますか?
ドライバーの飛距離アップのをする上で、
スイング理論よりも、
ゴルフクラブを買い換えることよりも、
筋力アップのほうが本当は確実にアップします。筋力がある人はその筋肉のゴルフのための使い方を勉強すれば簡単に飛距離は伸びます。
何故、筋力アップをしないでゴルフ理論に拘ったり、ゴルフクラブを買い換える人がいるのでしょうか?
面倒くさい、努力したくない、お金で解決できることはお金でなんとかする?
ずっと飛距離が伸びないんです、、って筋力トレーニングをもししていないのでしたら、どう思いますか?
でも、実はゴルフというスポーツが人気があって、ゴルフという市場が賑わっているのは、その楽したい精神に対して、スイング理論だけで飛ばせますよー、最新のゴルフクラブにすれば飛ばせますよー、という楽できますよー精神にあやかって、市場が保たれているのです。
なにかに似ていませんか?
、、、ダイエット市場、、楽して痩せたい!努力しないでお金で解決したい、、
楽して飛距離アップしたい、楽して、楽してって
そんなの努力すれば解決するだろーって、私はそんなことは言いません。あくまでも一般論です。
というか、そういう甘やかされたゴルフ市場に私、吉田も生かされ、営んでいるのですから、、何も言えません、ノーコメントですって私は言いません。わたしはゴルフコーチです。ちゃんと厳しくてもしなくてはいけないことは、手間をかけて説明していく。どれだけ手間がかかってもです。
甘ったれるな!ちゃんとした努力をすれば、ちゃんとした飛距離アップはできるんだ!
自分と向き合うことの大切さをレッスンで叩き込む!少しは辛いよ!少しは涙がでるよ!でも一緒に頑張ろうよ!いい練習内容とトレーニングの習慣ができるまで頑張ろうよ!
って、本当は心の中で思っています。
モチベーションがとても高いゴルファーは既に筋力トレーニングはしていることでしょうし、ある程度は飛ばせているのではないでしょうか?
そういう人は運動する習慣があって、自分で体格を維持できてます。健康です。問題ありません、という人と同じです。
いい習慣を自分で作れている人はそういう人にはプロゴルファーの世界を少し知ってもらって、プロゴルファーはどれだけの努力をもっとしているのかを、楽しく知ってもらうようにしています。
分かってきましたか?
ドライバーの飛距離アップというのは、正しく練習する習慣、正しく飛距離に必要な筋力をつける習慣をつけなくては根本的に解決はしないのです。
ある程度飛ばせるようになった人で、癖の少ないスイングを作り上げた人で、どんなクラブを使っても飛距離計測器でどれだけ計測しても、クラブの芯に当たっているのなら、少ししか変わらない。
そういう人が本当に飛距離アップするには、正しく筋力アップをするための練習、トレーニングの習慣をつけるしかないのです。
その習慣をつけさせるために、レクチャーしていくのが、プロコーチの仕事の1つなのです。
上手に結果に繋げて、やる気が出るようにして、習慣にさせる。努力することが楽しくなる。
それが、本当の本当の飛距離アップのレッスンなのです。
楽して飛ばすなんて、無くは無いのですが、たくさん努力して練習した人にしかそんなレッスンはできません。
でも、正しく努力することを丁寧に時間かけてレッスンすると、ほとんどの人が成果は出ます。
いや、出るに決まっています。
では、どういう努力が、体のどこの筋肉が、それをどういうふうにトレーニングするのか?
簡単に説明していきたいと思います。
あーあ、本当はさっぱりと書こうと思っていた飛距離アップの話だったのに、やっぱり長くなってしまった。飛距離アップは大変だし、甘くはないし、でも楽しい、、楽しいことなのですから、最後まで読んでください。
→→つづく←←
2022年01月19日 16:30