何故練習していることがゴルフ場でできないのか?part5
あくまでも、100〜90のスコアを出し始めた人のことであって、初心者の方や、スコアを気にしないで楽しんでいる人は、今回のテーマは関係ありません。
何故、月に2回以上のラウンドが必要なのか?というと、私のレッスンの経験則からそう思うからです。
月に2.3回以上ラウンドに行っている人は、正直レッスンがしやすいですし、練習していることが間違っているかどうかを確認できるので、どう間違えているのかをレッスンで説明することができるので、非常に上達の効率が高まります。
逆に1回以下の人は、練習していることを結果に繋げるための練習なのに、間違えた認識のもとにスイングフォームを固めてしまう可能性が極めて高くなります。
なので、ひと月にラウンド数が1回以下の人は、結果に繋げられていて余程上手く行ってる人でない限り、間違えたまま練習を進めてしまうので、かえってイメージトレーニングやコースマネージメントの勉強をしたほうが、マンネリを打破することができます。
厳しい言い方になってしまいますが、上達したいのに間違えた練習をしてしまっている人が、上達すると思いますか?ということです。
それなら、練習しないようにして、少ないラウンド数のなかで実践コースのイメージが消えないように、毎日コースで出来なかったことをどうすれば良かったのか?をイメージトレーニングしたほうが、次のラウンドでは有意義になります。
(上級者を目指す人は練習するなんて当たり前なので、、今回のテーマは関係ありません。あくまで中級者を目指す人に対しての話です。)
少ないラウンド数なのに、間違えた練習をしてしまうと、ラウンドの反省点がズレてしまうわけですね。
間違えた練習をしてしまっている人は、ミスショットをしたとしてもパーや、ボギーを取れるというコースマネージメントを覚えるほうが確実に上達します。
また、月に2.3回以上ラウンドしている人も、そのラウンドの反省を練習でしなくてはいけません。当たり前ですよね。本当なら、ラウンドした後に30.40分練習するのが理想です。
せっかく自分の足りない所がラウンドした時に浮き彫りになったのに、できもしないスイングテクニックを練習しているなんて、、スコアが良くなることは無いに決まっていませんか?
実は、プロゴルファーを目指すジュニアゴルファーを私がレッスンを引き受けるための、最低限の条件が、月に2回以上ラウンドに連れていけるかどうか?なのです。
何故なら、アプローチやパターの上達はラウンドでしかできないのと、パーを取る感覚はやはりラウンドでしかできないからです。
別に条件を満たさないジュニアゴルファーでも、親子のコミュニケーションのためにとか、家に一人で留守番させたくないからという理由であれば、もちろん趣味としてレッスンさせていただきます。
話しを戻します。
練習量も週に2.3回するという人は、あくまでもラウンドの反省のための練習を週に2.3回するということであって、ラウンドもしないで、インターネットレッスン動画で見たことや、他の人がやっていることを鵜呑みにして練習していても上達はしません。スコアが良くならない!!ということはそういうことなのです。
他のスポーツで例えると、ゴルフでのラウンド数は、練習試合となります。
学生部活で練習試合をしないで練習していて上達すると思いますか?練習試合をしてみて、出来なかったことを練習しなくてはいけないとは思いませんか?
強い部活=練習試合が多い部活、となりますので、監督、コーチがいかに忙しい仕事の合間に練習試合につれていけるか?それが強い部活かどうかになります。
部活の練習試合とゴルフのコースラウンドは同じ意味と考えると、コースラウンドをしないで練習するというのは、中級者レベルからは上達できないということになります。
でも、、仕事のスケジュール的に、経済的に、どうしても2回以上のラウンドは、、無理という人は、後の方で、どうすればラウンド数が少ないことを補えるのかを説明します。
次回、必要なトレーニング量の説明の補足をします。
今回のテーマ厳しいですか?いやいや、ゴルフが上手くなるためには当たり前のことです。やってないのに、上手くならないという人には、私はノーコメントです。
たくさん練習しても上手くならない人は、ちゃんと練習内容を練り直す必要があります。
→→つづく←←
2022年01月02日 05:49