何故練習していることがゴルフ場でできないのか?part3
初心者のゴルファーが、
毎日ゴルフ場でラウンドだけするのと、
毎日練習場で2.3時間練習だけするのとでは、
1年後にはどのような差が生まれるのでしょうか?
また、その必要最低限の少しの基礎とは何なのでしょうか?
はい、それでは考えていきましょう。
毎日ゴルフ場でラウンドをするとどうなるのか?
それは、スイングのことを考えるのではなく、確実にボールを前に行かせることを考えるようになるので大振りはしなくなります。
そして、パー、ボギー、ダブルボギーで上がるためには、そこまで飛距離が必要ではないことが深く理解し始めると、パー4とパー5では大きなミスさえしなければ3回、4回でボールをグリーンに乗せることができるようになって、アプローチとパターさえ上手になれば、ある程度は楽しめるのだと気がつくようになります。
ただ、グリーンに乗せる時に、傾斜地の傾斜が強いと全然打てないし、おおきなミスをしてしまうので、傾斜地で打てるようになることがいかに大切なのかを一番に考えるようになっていく。
それに比べて、毎日練習場で練習をしているとどうなるのか?
傾斜地ではなくフラットな状況から打つので、どのようなスイングでもある程度、クラブのヘッドスピードがでるようになれば、その勢いでボールが飛ばせるようになります。
また、土の上の芝では前に行かないようなひどいミスでも、人工芝でクラブヘッドが滑るので、上手くなったと勘違いしてそのままスイングを固めてしまう。
そして、傾斜地からのスイングは全く違うということはもちろん理解できないので、飛ばせば飛ばすほど楽になると勘違いし始めるようになってくる。
少しのミスだったら、前に行きさえすればボギーではあがれるのに、少しのミスも許せないようになる。ミスに対して潔癖症になってしまう、、
そして、ナイスショット以外は駄目だとなる。
過剰に飛距離を求めるようになり、アプローチとパターの練習が最初は一番大切なのに、それが理解できないまま、飛距離アップを求めるようになる。
そして、練習場ではとても上手くなったと思い、ゴルフするへ行くと、、、どうなるのか?
どうでしょう?
初心者の場合、毎日練習場で練習するより、毎日ゴルフ場でラウンドしたほうが圧倒的に上達はするのは、ゴルフ場でラウンドしたほうがバランス良く練習することができるからなのですね。
ゴルフ場に行く回数が少ない人が、練習場でたくさん練習してしまうと、飛距離重視の練習をしてしまうようになるのと、ミスをしてもパーや、ボギーであがれるというコースマネージメントを理解しないまま、練習してしまうことになります。
初心者、中級者が楽しむためのゴルフのなかでは、やはり、アプローチとパターが上手になりさえすれば、飛ばす必要性はなく、楽に楽しめるというのが、本当のことなのですね。
いつまで経っても100を切れない、90を切れないのは、本番コースで意味のある為の練習がバランス良くできていないからなのです。
例外として、スポーツ経験がなく極端に体力がなかったり、大きな怪我をしたことがあって後遺症があって、ゴルフクラブを速く振ることができない人は、、また違う内容のお話になります。絶対にプロコーチのレッスンを受けたほうがゴルフを楽しめるようになりますので、ゴルフを楽しみたいのであれば必ずプロコーチのレッスンを受けるようにしてください。
はい、では状況が変わり、初心者を卒業してスコア100.90を切れるようになったとします。
そういう人は、努力した人達なのでゴルフを趣味として楽しめるようになった人です。
そこで、また皆さんに質問です。
ほとんどの人が楽しめるようになったレベルになると、マンネリズムが起こったり、練習の内容の偏ってしまって、スコアが良くならなくなってしまいます。
そういう人は、1ヶ月をどのように練習すれば良くて、マンネリを改善することができるようになるのでしょうか?
時間の問題だったり、経済的な問題だったりすることは考えず、あくまであなたの理想論で考えてみてください。
ラウンド数は?練習する頻度は?トレーニングは必要なのか?
どうでしょうか?
そんなこと分かってる?
では、あなたは確実に上達ができているのでしょうか?
→→つづく←←
2021年12月29日 05:22