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奥が深いゴルフクラブ選び!?part8

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 はい、最後にパターのことについて書いてみます。

 とかいいながらも、一番奥が深い気がする、パターのお話しです。

 昔、私が学生時代の頃、ミズノのツアースタイルパターを使っていましたがそのパターを使って練習していた時が、一番パターの練習量が多かったように思います。一日、2.3時間は練習していた気がします。遥か昔なので定かではありませんが、当時、試合で確実に78以下のスコアを出すために、死ぬ気でパターとアプローチを練習していました。
 絶対に、絶対になにがあってもダブルボギー以上を打たないようにするためですね。

 よく、アマチュアとプロゴルファーとの練習量、練習時間の差が多いのがパターといわれているのですが、
アマチュアの場合、
週に一回、1時間、10年間練習すると、
1時間✕4週間✕12ヶ月✕10年間=480時間

プロゴルファーの場合、
毎日、2時間、10年間練習すると、
2時間✕365日✕10年間=7300時間


 と、あまりにもパターの練習量が違うことが分かるかと思います。ラウンド数も違うので、その分を加味するともっと違うことになりますね。全くパターの練習をしないで、練習場で打ちっぱなしだけしている人は、、、上達するためには、この現実を知らなくてはいけません。

 遠回しに話をしましたが、私がなにを言いたいのか、分かりましたね、、

 パターをひっきりなしに替える人がいますが、できるだけオーソドックスなスタイルのパターで3パットしないまで、まずは練習しなくてはパターを替えても意味はありません。これは絶対です。

 どんなパターを使ったとしても、3パットするかどうかは関係ありません。ロングパットを確実に2メートル以内に寄せて、それを入れる。ロングパットの練習をたくさんすれば、本当なら3パットはあまりしなくなります。
 もし、ロングパットを3メートル以上寄せられなくて、3メートルのパットが入らないと言っている人は、パターを替えても全く意味はありません。

 レッスンの時にパターが入らないんですと言われることが多いのですが、ロングパットを寄せきれていないのに、寄せきれていない所からパターが入らないという人は、パターの練習量が足りないだけです、と、私はよく説明してきました。
 バーディーパットが、アプローチで寄せたパーパットが、入らないというのなら、パターって難しいですよね、と感嘆のため息をつきながら慰めるわけですが、ロングパットの練習量が足りないのは、喝!!となってしまうわけです。

 パターを替える前に、ゴルフ場に行くときは早く行って、ショットの練習はしなくていいので、最低で30分は練習してください。それを30回すればいいだけのことです。
 全然上手くなりません!と言っている人はロングパットの練習をしていないのでしたら最優先で、ロングパットの練習をするといいでしょう。確実にスコアに直結しますので、驚くほど結果に繋がること間違い無しです。

 そして、パターの練習をやり切った人は、3パットをあまりしない人は、、練習を頑張ったご褒美にパターを買うことを許可します!
 と、私に言われる筋合いもなく、買いたい人は勝手に買ってしまえ!と、仕事が、はかどるのでしたら、一番買いやすい価格帯のパターを買っても、私は見て見ぬフリをすることでしょう。

 ちなみに、私は軽く所有してコースに持っていったのは100本以上、試打を含めると1000本以上はパターを試してきました。

 やはり、ひつこいようですがロングパットを2メートル以内に寄せるためには、どんなパターでも関係ありませんが、、バーディーパットのほんの一筋、5ミリのぶれがあるかないかということであれば、パターは合う合わないは確実にあります。

 皆さん、よく通販や、ネット販売でパターを買う人がいますが、私はそれはオススメしません。

 なぜなら、同じモデルで、全く一緒のパターでもほんの一筋の差があり、0.1ミリの誤差でも合う合わないがあるというのが、パターの世界なのです。

 絶対に試打して、ボールを転がしてみてから買う。これは鉄則です。

 実は、、白状すると、今、私はパターを買おうとしてしまっている!状況なのです!
 今年は、なんか調子が良くて、なんかバーディーパットが後1.2個欲しいな、、と練習ではなく、パターのせいにして、なんかいいパターないかなぁーと、レッスンしている人から頼まれたついでに試打したパターが!!良い!!良し!買うぞ!

 と、思いながらもすぐには買わない!それが私の流儀。一日、頭を冷やして、それでもそのパターのことに恋い焦がれてしまっているのなら、もう一度試打して買う、とするところなのですが、一生の不覚、取り置きしてもらうのを忘れ、誰か知らない方の元へ行ってしまったのでした。悔しい!!

 そして、違うお店に行って、同じモデルのパターを試打してみると、全然違うー!!良くない!!と、なってしまって、迷宮入りしてしまいそうなパターンに陥ってしまいました。それから、数店舗試打しにいっているのですが、やはり駄目です。悔しい!!

 と、皆さん、試打してみてからでないと買ってはいけない理由が、分かっていただけたでしょうか?

 自分に合うパターというのは、本当に運、ミラクルな出会いがないと見つからないのです。

 一流のプロゴルファーが、中古ショップに行って試打するという話はよく聞く話ですが、プロモデルのパターをメーカーの人に作ってもらっても、なんか違うとなって、暇ができると中古ショップに行ってしまうことがあるわけです。ほんの一筋の差のために、全てのプロゴルファーが悩んでいる、それがパターの奥の深さなのです。

→→あと一回、つづく←←

 
2021年08月22日 04:44

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