2021年マスターズ 1日目!?
2021年マスターズ1日目が終了しました。
ジャスティン ローズ選手が飛び抜けて7アンダー、松山英樹選手が追随していくかたちとなり、松山英樹選手の明日のスコアの伸びが期待されるところです。
ジャスティン ローズ選手は19歳の時、アマチュアとしてメジャーで上位に来る程のビッグルーキーでしたが、プロに転向後4.5年全く通用しなくて苦労した選手です。努力の天才とも言える程努力して一流選手の仲間入りし、リオのオリンピックで金メダルをとってから更に成績が安定してきたという経歴を持っています。今日のアイアンの精度は彼の持ち味です。
彼のクラブセッティングを調べてみると、
- ドライバー|TaylorMade M1 440 (2017) (9°)|シャフト Mitsubishi Tensei CK Pro Orange 70 TX
- 3W|TaylorMade M4 (15°)|シャフト Mitsubishi Tensei CK Pro Orange 80 TX
- 5W|TaylorMade M6 (18°)|シャフト Mitsubishi Tensei CK Pro Orange
- アイアン|Srixon ZX U (4), Mizuno MP-20 (5-PW)|シャフト KBS C-Taper 125 S+
- ウェッジ|Titleist Vokey SM8 (52-12F), SM7 (56-08M), SM8 Proto (60-06K)|シャフト KBS Tour C-Taper 125 S+ (52), KBS Hi-Rev 2.0 (56, 60)
- パター|Axis1 Rose Prototype
- ボール|TaylorMade TP5 (2021)
クラブ契約がフリーになって、ドライバーがM1になっている、、、
今回のグリーンの硬さは史上最高。デシャンボーの強烈なショットでも、グリーンにボールの後がつかないということはありえないほどの硬さです。硬ければ硬いほど、グリーンの傾斜が効いてきてしまうのですが、15番ホールの奥からシェーン ローリー選手がいい感じアプローチしたボールがそのまま池に転がっていく様子は異常な硬さになっていることを物語っています。ショットよりショートゲームで勝負しなさい!ということなのでしょうね。
デシャンボー選手の腕と胸の筋肉が少し減らされていたところをみると、やっぱり筋肉をつけすぎると、スイングがしにくくなるということなのでしょうね。選手生命を長い目で考えると、やはり年間を通して、疲れにくく、繊細なコントロールできる程の筋肉量が理想だということになるのかもしれません。
また、全体のスイングのトレンドをみると去年まで流行っていた、シャローイングによるインサイドすぎるダウンスイングはいなくなり、バランスの良いスイング軌道に戻ったことが伺えます。結局、スイングには様々な要素があり、全ての要素のバランスを整え続けられることが大切なのです。流行りの理論なんていうものは、バランス良く練習している一流選手達にとっては、関係のない話しで、スイングの全ての要素全部が大切ということです。
フィルミケルソン選手がマスターズの試合でオーガスタゴルフコースラウンドを100ラウンド達成し、平均スコア71という偉業には脱帽です。
さあ予選ラウンドのスコアカットラインはいくつになるのでしょうか?例年より難しいマスターズ。やっぱりマスターズは観戦していて本当に楽しいですね!!
2021年04月09日 17:33