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家の中でパター練習には御用心!?

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 パターのレッスン、練習方法はとても指導がデリケートです。

 とても単純な振り子の動きのなかで、柔らかく滑らかに再現性を養っていくことがパターの本質的なことなので、レッスンを進めていくには手間がかかります。

 アマチュア上級者や、プロゴルファーに対してのレッスンで、パターのレッスンは必須ともいえるレッスンなのですが、楽器を上手に弾けるようにする、字を美しく書けるようにする、ということと同じなので、
やって見せて、してもらって、感じてもらって、反復する、そして微調整を繰り返すことになります。

これこそ、匠の世界。

 本当にパターのレッスンを受けたければ、コースラウンドレッスンが一番理想ですし、ロングパット、ミドルパット、ショートパットを色々な距離で、フック、スライス、下り、上りのラインで、
優しく、楽に、簡単にカップにタッチを合わせられるようになるには、プロゴルファーのデリケートなタッチを肌で感じることが、本当は一番の上達の近道です。

 既に、私のラウンドレッスンを受けたことがある人は、パターのボールの転がり方や、ラインの読み方が、いかにプロゴルファーが繊細で、訓練されているのかを感じられているかと思います。

 そこで今回のブログの本題になるのですが、
そのデリケートなパターの練習で絶対にやってはいけないことがあります。別の言い方をすれば、すればするほど実戦で下手になってしまうこと。

 それが、古くなって転がり方に癖のついたパターマットで練習し続けることなのです。

 初心者のころはパターに慣れるという意味では、パターマットはとても効果があるのですが、コースに慣れてきて2パットでいけるようになりたいレベルになってくると、
この癖のついたパターマットで練習している人ほど3パットしてしまうようになるのです。

 また、いつかパターの技術や、練習方法はブログでも書いてみようとは思っているのですが、パターというのは本当はロングパットの練習が一番最初に大切になります。
 
 なぜなら、どれだけショートパットを練習してもロングパットで1メーター以内に寄せなければ意味はないからです。3メータ以上のミドルパットなんてプロゴルファーでも全部は入れられませんので、バーディパットの練習をする以外の目的でなければミドルパットの練習は全く必要ありません。

 ロングパットを練習して、ショートパットを練習する。
ミドルパットは全部2パットでいけるようになってから、
が基本です。

 癖のあるパターマットで練習していると、その癖をかき消すかのように強くヒットしてカップに入れる癖が付くので、コースで下りや、大きく曲がるフック、スライスでありえない程の強いタッチで打ってしまい、返しのパットが遠くなるのです。

 実は、この癖のついたパターマットで練習している人ほど、強く打つ癖がついていることが多いのは事実なのです。

 1打目のパットを1メーター以上、簡単に打ってしまうなんて、、、

 パターの練習の仕方は、パターマットを使わなくてもいくらでもあります。どうしても、家で練習したい方は真っ直ぐ転がる床や廊下で練習するほうがいいですし、タッチも振り幅も関係なく、強くヒットしてパターマットを練習するぐらいなら、パターの素振りをしていたほうがマシということになります。

 3パットが無くならない人は、家で練習するのではなく、コースに早めにいって10分でもコースの練習グリーンでロングパットを練習しなくてはいけないということを、理解して欲しいと思います。

 全く3パットをしないレベルの人は今回のテーマは、関係ありませんが、1%でもカップインの確率を上げたい人は、プロゴルファーのパットまでレッスンしている私の元へお話しを聞きに来てはどうでしょうか?

 パターの最終のレベルは、匠の世界です。

正しい練習、正しい知識が無いとパターが上達することは無い。ゴルフを何年もしている人ほどこのことは身にしみて感じているのではないでしょうか? 


 
 
2021年03月28日 12:21

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