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流行っているゴルフスイングのインターネットレッスンには要注意!?part2

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 「シャローイング」とは、スイングの中でカット軌道のアウトサイドインになって、打った時の球筋が弱々しくなってしまった時に、テークバックからダウンスイングでクラブをループさせて強制的にスイングをインサイドから下ろして力強い球筋を作ることを言います。

 「地面反力」とは、スイングの中でジャンプする要素を上手に取り入れて、体の回転の速さや、ヘッドスピードを飛躍的に加速させる技術のことです。地面を蹴るときに、地面からの反発を利用するという意味で、地面反力という名前がついています。本当は、「床反力」というのが正式な名称となります。

 「手首が掌屈しながらのハンドファーストインパクト」とは、上記のシャローイングや、地面反力をスイングの中で行うと、手の平側に山折に手首が折れるように極端なハンドファーストになることを言います。ここ数年で世界の一流選手達がこのようなハンドファーストのインパクトを取り入れ始めたために、このハンドファーストになる要素を、日本のプロゴルファーが取り入れようとしています。
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 どうでしょうか?今、インターネットや雑誌のレッスンを見るとこのようなキーワードが必ず出てくるのですが、意味は分かるでしょうか?分かる人はインターネットのレッスンを見てしまっている人達ですね。

 言葉だけで説明すると分かりにくいことでも、実際に見せて、させて見ると、できるかどうかではなく、意味は理解させられることなのですが、この技術を取り入れてみたいと思う人は?いますか?

 私のレッスンでは、体力やモチベーションや目標のレベルに応じて、これらの技術を、人それぞれに、取り入れてみたり、取り入れなかったりしているのですが、かなりの高等技術なので、取り入れるにしても、取り入れ方がとても繊細です。

 今回、私がこのようなテーマを持ち出したのが、インターネットレッスンを見すぎてしまって、スイングが無茶苦茶になってしまっている人達に対しての警告のためなのです。


 ある程度、基礎練習をして、コースで安定したスコアが出るようになってきた時に、「全く飛距離がでない」、「引っかけた球筋が多い」、という人達には今回の最新理論はとても有意義となります。

、、、ですが取り入れ方が乱暴に、急に、強引になってしまうと、スイングのバランスが大きく壊れてしまって、ゴルフ場の傾斜地から全く打てなくなってしまったり、自分の持ち味で良いところまでも蝕んでしまうことが多いのです。

 私は上手に最新理論を取り入れていくことは大賛成ですが、自分の持ち味を壊してまで取り入れることに対しては賛成できません。

 昔のタイプのスイングのプロゴルファーでも、持ち味がなくなってしまうので、シャローイング、地面反力、手首が掌屈しながらのハンドファーストインパクトを全く取り入れない、プロゴルファーも沢山いるほどです。もちろん、これからの若い人達は自然に取り入れる必要は大いにあるのですが、それよりも先にしなくてはいけないことがあるということなのです。


 全くの初心者の人に、シャローイング、地面反力、手首が掌屈しながらのハンドファーストインパクトを、いきなりレッスンしてしまうと、全く打てなくて面白く感じないことでしょう。まずは、それよりも先に、練習の基礎的なものが沢山あって、ゴルフ場である程度慣れてからでしか、応用の技術はすべきではないというのが、私の考えです。


 私自身は、沢山の一流選手のスイングを研究するために、山ほどのドリルを自分では試すのですが、いつでも自分の持ち味のスイングに戻ることができるからこそ、試すことができるのです。

→→つづく←←


 
2020年10月21日 06:33

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