上級者編part2:ゴルフがどのように上達していくのかの指標?!
**とにかくダブルボギー以上のスコアを簡単に打たないように修練する。もし、ダブルボギー以上打ってしまったら、何故打ってしまったのかを、毎回反省会すること。
コースマネージメントにおいてボギーと、ダブルボギー以上のスコアは全く違うということをしっかりと理解する。ダブルボギー以上を簡単に打ってしまうということは、普段の練習が間違えていると考え、傾斜からの状況判断、テンポリズムの改善、平常心でいられるメンタルを勉強すること。
**3パット以上を全く出さないようにする。
プロゴルファーとアマチュアの一番練習量の差があるのが、ロングパットと言われています。ある情報では、時間でいうと1000倍以上違うともいわれています。プロゴルファーは1日中練習することもありますが、アマチュアとしてロングパットの練習時間が少なすぎることが、1000倍以上も違ってしまうのです。たまには、ロングパットを練習できるような環境を作る努力をして1時間練習するようにすれば3パットはしなくなります。パーオンして3パットするということは、一番もったいないことです。
**グリーンの周り(20ヤード以内)からのアプローチで50%以上寄せて1パットでいけるようになること。10ラウンド毎に、パーオンしなかった時には、グリーン周りから全部寄せてワンパットができるラウンドが数回でるようになること。
自分にとって、ほとんどアプローチを寄せられる距離を言えますか?プロゴルファーでないかぎり、30ヤードを全部寄せることはできません。30ヤードから10回連続でアプローチすると、平均で2,3回しか寄せて1パットができないという現実を知らなくてはいけません。本当に寄せられるアプローチは20ヤード以内だということを、理解して、本当に寄せられる距離のアプローチをしっかりと練習すること。20ヤード以内だったら、50%は寄せてワンパットは可能です。もし、練習場で30ヤード以上のアプローチをむやみに練習している人はアプローチは上達しません。(30ヤード~100ヤードの練習は、パー5でバーディーをとるために必要な練習となります。)
**練習量を増やすことよりも、質の高い練習ができるようになること。そのためにも、競技ゴルフを通じて自分よりレベルの高い人とゴルフをする環境を作る努力をしたり、プロゴルファーのレッスンを受けるなど、的を射た、的確なスイング修正を日々行えるようにすること。(もちろん、たくさんラウンドをこなして、上記のことをクリアできるようになればレベルアップはしますが、基礎がきちんとできていなければ、あるレベルからは上達は止まってしまいます。)
私自身、現役で沢山試合に出ていたころに、一番大切なことと思っていたことは、レベルの高い環境に身を置くことでした。自分一人で練習していても、改善点を見つけ出すことはできません。少し勇気を出して、質の高い練習ができる環境を作ることも上達のためには必要なことです。環境を作ることが難しい人は、プロゴルファーのレッスンを受けることをお勧めします。
**ある程度の平均スコアを維持しながら、的確な練習で飛距離アップを心がける。男性は200ヤード以上、女性は180ヤード以内飛ばせていて、上記のことをクリアできたら、理論上、パープレーは可能ですが、自分の体力、ヘッドスピードに対して飛距離が出ていない場合は、パーとボギーを確実に取りながら、慎重に飛距離アップを心がける。
プロゴルファーでも、飛距離アップの改善をすることで不調になることが多く、自分のプレースタイルを守りながら、飛距離アップすることはとても難しいことです。ただ、あと10ヤード~20ヤード飛ばせるだけで上級者として壁が破れるという人が多いということは、否めません。スイング改造、筋力アップ、使用しているクラブを見直すなど慎重に飛距離アップを試みることも、上級者としては大切なことです。ただ、この事にたいしてはたくさんの注意点もあるので気をつけてください。
以上、上級者としての必要な上達の指標です。もっと沢山の要素はありますが、次回のセミプロ編でも同じことが言えることがいくつかありますすので、上級者のレベルの人は、セミプロ編も参考にするようにしてください。
楽しんでゴルフをすることが一番大切なことです。ただ、上達したいのにできなくて、ストレスを感じる人は、上記の上達指標に従って、普段の練習が正しく行えているのか、自分を見つめ直していただけたらと思います。アプローチ、パター、コースマネージメント、集中力を養わずに、練習場でスイングを改善したとしても、安定してパーオン率が上がることはありません。いつまでも、コースのための練習ではなく、練習場でしかできないスイングを練習していても成長は止まってしまうことでしょう。
本当に満足できていて、いいスコアもでるようになったのなら、、、スーパー飛距離アップを楽しむことも1つの楽しみ方です、、
次回、ラスト、セミプロ編の上達指標です。
ーーつづくーー
2019年07月23日 05:44