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2019年全英オープン最終日

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  2019年全英オープンは、シェーン ロウリーが楽々逃げ切り優勝でした。風のあるなか、ものすごい雨が降ってきて、普通なら冷えきってゴルフにならないところを、平常心と技術で乗り切る必要がありました。シェーンロウリーは地元ということと、今のコーチと相性がよく、スイングの調子がピークに持っていくことができたことが、このダントツ優勝を生む要因になったと思います。また、日本製のダンロップスリクソンのドライバーに変えたことで、曲がらなくなったと、シェーンロウリーはコメントしています。

  私は、コーチとしてこのような難しい状況のなかで、選手のスイングの調子をどうすればよくすることができるのか?という目線でずっと全英オープンを観戦していましたが、なにも考えず「そこに打つ」という感じで、目標に確実に打てるというように調整するには、その選手が打ちたい球筋に対して、スイングアドレス、クラブ軌道、フェースコントロール、テンポ、リズムと深く分析しなくてはいけないので、もっと様々なスイングタイプを研究しなくてはいけないなと、強く感じたのでした。


  松山英樹選手を除いて、日本人選手達は何故、海外の試合で結果が残せないのか?

 難しいコースで、自分のスイングを確立して、自分のスイングを信じて、迷い無く、テンポよく、躍動感のあるスイングを、時間をかけて作り上げる必要があります。どんな傾斜でも、風か吹いていても、「シュパン!」と切れのよいスイングをするということが、日本人選手は苦手です。スイングを作り上げる工程のなかで、テンポとリズムを大切にすることを、上手に取り入れることができていないことを、どのように改善していくのか?向き合っていくことが、日本人勢は研究しなくてはいけません。とってつけたような、無理やり活字にしたようなスイング理論から卒業して、感性あふれる、鋭いスイングを作り上げるスイングプログラムを考え直す必要があります。


  どこまでもスイングは磨くことができるということを、いつも教えてくれるのがメジャー大会です。スイングの様々な要素、必要なフィジカルバランスを一流選手と日本人選手達を比較して、もっと研究を進めていきたいと思います。

  本当にスイングは、複雑で繊細なものですね。1つを改善しても、様々な要素がいっぱい絡んでいるので調子を維持することは至難の業です。一流選手でも調子の波があるのに、「わかった!」と油断することは、「わかっていない」ということだということを、肝に命じて日々練習しなくてはいけません。

 というこで、結果が出せなくなったプロゴルファーの方、もしよければ一度ご相談にいらしてください。一流選手になるためには、様々な角度から、客観的に、バランスよく練習しなくてはいけません。プロゴルファーとして、ただ試合に出ているだけでは成長は止まってしまいます。テレビに映った自分の姿が勇ましい姿になるようにイメージできていますか?正しいコンセプトを持って日々を過ごさなくてはいけません。


 それにしても、シェーンロウリーは家の前を散歩しているかのように、気楽に4日間まわっていましたが、雨風のロイヤルポートラッシュゴルフクラブを制覇するなんて、脱帽です。想像をはるかに上回る、素晴らしい優勝でした。

 

 
2019年07月22日 06:12

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