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プロゴルファーがコーチをつける理由?!part2

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 プロゴルファーの世界は、他のスポーツと同じで結果主義です。1年間テレビに映るような大会に出続けられる選手を、シード選手と呼びます。日本のプロゴルフの男子では70人、女子は50人 がシード選手です。それ以外の、何千人というプロゴルファーは賞金で100万円稼ぐだけでも苦しみながら、しのぎを削って生活しています。稼いだとしても、大会のための経費で赤字となります。稼げなくても、沢山の試合にでなければ、シード選手の輪の中にはいることはできないので、借金をしてでも試合は出続けなくてはいけません。

 プロゴルファーになれば、大金持ちになれると思っている人はスポーツで生きていくことの厳しさを全然分かっていないといえます。サッカーでも、野球でも、テニスでも2軍の選手は一般サラリーマンと同じか、それよりも収入は少ないのです。

 私は今までジュニアのゴルファーを、立派なスコアで回れるようにしていても、プロゴルファーの現実をしっかりと伝えて、それでもプロゴルファーで生きていくのかを、じっくり考えさせるようにしてきました。それでも、ゴルフをすることが一番の幸せと心から思えるのなら、この世界へサポートするのです。道のりは険しい安定など無い世界へ身を投げるのは、覚悟がいるわけです。

 プロゴルファーはシード選手に10年以上成れると成功といえます。10年間で、大会出場の経費と、税金で、賞金の半分は消えてしまうわけですが、引退したあとにも普通に仕事をすれば余裕のある生活を遅れるわけです。そういうわけで、10年間のシード選手が最低でも必要となるのです。
 
 そのような、厳しい世界でプロゴルファー達は自分を見失わず、大会に出場し続けなくてはいけません。結果が出ていれば天国、でなければ地獄。そのようななかで、ティーチングコーチの存在は、精神安定のためにとても必要となります。

 結果を出すためにスイングを良くしていきたい。でも、スイング改造が失敗するのは怖い。だから、なんとかなっている今のスイングを変えられない、、、そうやって、何年も過ごすとスイングの躍動感が無くなってしまい、自信を失い、引退することとなるのです。それに対して、いい流れを作ることがコーチに求められます。選手の良いところは残して、変えるところは慎重に改善していく。本当に難しいことです。

 選手自身が、試合に疲れているなかで、どのようにすれば良くなるのかを考えるということはなかなかできることではありません。皆さんも、仕事や勉強で疲れきっているときに、明日の自分のことを考えなければいけないと、想像してみると理解できると思います。

 プロゴルファーもコーチングを必要とする理由が少し分かったでしょうか?

 少し暗いお話になってしまいましたが、本当にゴルフがなにもりも大好きな人が、プロゴルファーでいられるということは、お金ではなく、充実した人生という意味では、代えがたいものがあると言えます。
 プロゴルファーに成りたいたいう子供がいるのなら、お金持ちになるためではなく、ゴルフが好きでたまらない!!という理由なら、私はプロゴルファーをめざすことは大賛成です。ずっと、ゴルフのことだけ考えてしまうような性格なら、プロゴルファーの素質は大いにあるといえます。

夢の無い人生なんてつまらないものです。夢を叶えるために、具体的な意味のあるアドバイスをしてもらえるような環境を作れば、後は、ただただ、頑張るだけです。どうせ頑張るなら、結果に繋がるように頑張りたい!それを、サポートするのがコーチの役割なのです。

 
2019年04月08日 09:58

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