練習の調子がいいことにあまえてはいけない!?
ゴルフを楽しんでいるなかで、何をやっても上手に打てるときがあったり、その逆の場合もあります。
今、やっている練習が上手くいってる!と思って、順調だな!っと簡単に考えてしまうと、翌週には、アレ?っとなってしまうことは、皆さん、今まで経験はなかったでしょうか?
ゴルフのスイングには様々な要素があります。そのなかで、1つ1つ地道に練習していくのが大切なわけですが、現在、取り組んでいることが上手くいっていることで、調子が良くなっていると簡単に考えてしまうと、調子を保つことは、きっとできません。
*体調
*構えた時の、全ての関節の角度
*構えた時の、ボールと体との距離
*体幹の回転量
*1.4秒で終わってしまうスイングのなかでのバランス(テークバック、ダウンスイング、フォロースルーの比率、テンポやリズムが関係します。)
など、本当に数え上げると、まだまだたくさんの要素があります。
本当にいい練習というのは、レベルが上がれば上がるほどバランスよく、複数のドリルをすることです。
1度の1時間~2時間の練習で、せめて3つ~5つはドリルをこなしたいところです。食事のときにバランスよく、食材を摂ることと同じですね。1つのドリルだけで物凄く上手になることは、、、ありえないのです。
今、取り組んでいる練習だけで絶好調になっている訳でなく、今までしてきた様々な練習が少しずつ結合してレベルアップしている!、ということを忘れてしまうと、青空のなかの雲のように、フゥッ!っと絶好調は消えてしまいます。
上級者になればなるほど、調子が良すぎると、油断するな!と思うようになるのは、ゴルフのスイングが様々な要素で成り立っていることを知るようになるからです。何回も、何回もスランプを克服することで、謙虚にバランスよく練習することを学ぶのです。
車の調子が悪くなったときに、テスターにかけるのと同じで、どこが原因で上手くいかないのか、突き止めるのは容易ではありません。
プロゴルファーでも、コーチや栄養管理士をつけるのは、調子を維持するために、練習のプログラムや、体調の管理を、より高度にバランスよく作ってもらうためなのです。
絶好調のときほど、要注意!です。「調子がいいことに甘えてしまう」と、その反動でスランプが待っていることを理解できるようになってください。バランスよく練習することが、上達する秘訣です。けして、この1つのドリルで、無敵のゴルファーになれる!と思ってはいけません。
2019年03月05日 16:25