ゴルフのジレンマシリーズ:「ボディターン」の落とし穴 part1
ゴルフスイングを覚える際に、「ボディターン」という要素があります。軸を意識して、体幹を上手に回転することなのですが、この「ボディターン」という言葉はにもジレンマの要素が潜んでいます。
もちろん、回転の軸はとても大切です。スイングの回転が弱ければ、根本的にスイングを作ることはできません。ですが、「ボディターン 」ということに依頼心を持ちすぎて、スイングを壊してしまうという場合もありえるのです。なぜなら、「腕の力を抜きたい」「手打ちをしたくない」といっても、少なからずゴルフクラブを正しく振るには、肩、肘、手首、指と関節を曲げる要素があるからです。「手打ちをしたくない」といって、腕を棒のように体を回していては、スイングに柔らかさと、躍動感が無くなってしまいます。
ゴルフの歴史の中でも、「ボディターン」という要素にこだわりすぎて、しなやかなスイングが消えてしまったプロゴルファーはたくさんいます。調子を落としてしまって、難しい長いコースで自分のゴルフができなくなってしまうのです。軸を意識したボディーターンと、腕をしなやかに使うというとをバランスよく習得するは簡単なことではないというこですね。
ーーつづくーー
2019年02月11日 17:21