【プロゴルファー、上級者編】プロゴルファーでも悩むスイング中の下半身の使い方?!part3
なぜ一流選手のコーチ達は、スイング中静かに下半身を使うということを主張する人が多いのでしょうか?最近ではインパクト時に膝を伸ばし、地面を蹴る反動力の考え方もありますが、これはまた後で説明します。膝を伸ばす反動力はとても足の力が必要なのと、体の負担がとても大きいので、飛んでもなく飛ばせるとともにリスクが伴います。なので、一流のコーチ達は地面の反動力をレッスンするのは慎重にすべきだという人ばかりなのです。でも、地面の反動力はちゃんと説明するので、先に静かに下半身を使うほうが主流であることを説明します。
プロゴルファーは3日間、4日間と連続で戦わないといけないので、安心感のあるショットになるように練習していかないと何年も選手を続けることはできません。ショートアイアンを楽に打つように、ドライバーを毎ホール打てなくては、体と精神が疲れてしまい流れにのることができないのです。まるで、弓矢の名手が精神を統一して、強力な弓をギリギリと引いて、後はスッと弦を離すと弓矢が目に見えないスピードで目標に突き刺さる、というぐらいシンプルにならないと難しいコースで簡単にアンダーパーをとることはできないのです。
一流選手はが弓矢を解き放つようにテークバックからダウンスイングで、膨大なエネルギーを作り出して、インパクトゾーンでは弓矢が加速するようにのを邪魔しないように体を無駄に動かさないようにする、ということが下半身を静かにインパクトゾーンで使うということとリンクするのです。しかしながら、日本のゴルフの歴史ではインパクトの瞬間も積極的に腰をリードさせたり、右足を蹴るといったことを乱暴に取り入れたために飛ばすと曲がる、曲がるから軽く振ろうという構図ができてしまい海外で活躍する日本の選手が数えるほどしかいないという現象を作ってしまったのです。そこで体格が違う、筋力が違うという言い訳は通用しません。なぜなら、アメリカツアーの名鑑をみてみると日本人と身長体重が変わらない人はたくさんいるからです。スイングの技術、考え方そのものが違うということに日本のプロゴルファーは気づかなくてはいけません。つまり、スイング中に静かに下半身を使うということがよく理解できていない選手が日本には多いのです☝️ーーつづくーー