フェースのディレクションチェンジ⑪(フォロースルー)
フォロースルーでフェースのローテーションを安定して行うために、左腕、左肘の使い方が分かっていないと安定しないということは、テークバックの際に右肘をわずかに曲げながらテークバックするということを理解すると分かりやすくなります。何故ならスイングには左右対象という要素があるからです。それをフォロースルーでも参考にすると説明しやすくなります。また、テークバックで右肘を伸ばしたままだとトップオブスイングまでクラブを上げることができないことを、フォローで左腕を伸ばしたままフィニッシュまでスイングできないという風にも説明できます。テークバックの際に、右肘を支点としてフェースのローテーションを行うことを、フォロースルーで左肘でフェースのローテーションをコントロールするのは当たり前のことであるのに、0.1秒のスピードのなかであやふやになっていては、フォローのフェースのディレクションチェンジを感じることはできません。もし、綺麗なフォロースルーやフィニッシュを作りたいという人はフォロースルーでのフェースのディレクションチェンジをしっかりと理解すると自然とプロゴルファーのようなスイングに近づくと思います。今回はフォローでのフェースローテーションの量や、ローテーションをするタイミングの説明はとても長くなるお話なので割愛して、別の機会にお話しようと思います。あくまでもスイングのなかでフェースのディレクションチェンジは3つあるということが今回のテーマです。フォロースルーのフェースのディレクションチェンジはプロゴルファーでも悩んでいる要素なのですし、理想は直接一人一人に、その人に合わせたことをレクチャーしたいというのが私の本音であります。次回は、3つのフェースのディレクションチェンジを1.4秒しかない スイングのなかでどう統括するのかをお話します。、、本当は簡単にサラッと説明しようと思っていたフェースのディレクションチェンジは、、言葉にしてみると本当に説明が難しいテーマですね。フェースのローテーションを正確に分かりやすく記しているレッスン書が少ないということも、色々な要素があって一人一人によって説明が変わるからなのですね。ーー続くーー
2018年07月10日 06:10